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Pepinby SHIN
EC運営2026-04-062026-04-113分で読めます
SEO内部リンクサイト回遊

内部リンク戦略でSEOとサイト回遊を改善する方法

内部リンク戦略でSEOとサイト回遊を改善する方法

「商品ページは作ったのに、お客さんがすぐ離脱してしまう」。直帰率の高さに悩んでいたとき、わたしが最初に見直したのは広告でもデザインでもなく、内部リンク でした。

ストア運営に関わっていたとき、商品ページからブログ記事への導線を整備しただけで、1セッションあたりの閲覧ページ数が目に見えて改善した経験があります。特別な技術は不要で、基本を押さえるだけで成果が出ました。

この記事では、そのときの体験をもとに、ECサイトの内部リンク戦略を具体的に紹介します。

背景・きっかけ

わたしがストアを運営していたとき、Google Analyticsを見て気づいたのは「商品ページの直帰率が異常に高い」ということでした。せっかく広告やSNSから流入しているのに、商品を1つ見ただけで離脱してしまう。

原因を調べていくうちに、そもそもサイト内に「次に見るべきページ」への導線がほとんどないことに気づきました。関連商品のセクションはあったけど、ブログ記事やコレクションページへの自然なリンクがなかった。お客さんにとっては、1つの商品を見終わったら「もう見るものがない」状態だったんです。

内部リンク(Internal Link)

同一ドメイン内のページ同士を結ぶハイパーリンクのこと。外部サイトへのリンク(外部リンク)とは区別されます。Googleのクローラーがサイト構造を理解する手がかりとなり、SEO評価に直接影響します。

40%
クロール効率の改善
適切な内部リンクがあるページはGoogleに発見されやすい
2倍
回遊率の向上
内部リンク最適化後の平均ページ閲覧数の改善幅
26%
直帰率の低下
関連リンクの設置によるEC平均の直帰率改善効果

出典:Moz - Internal Links and SEOGoogle Search Central - Make your links crawlable

やったこと

内部リンクの見直しは、以下の順番で進めました。

  1. 1週目

    サイト全体のページ構成を棚卸し

    まず、商品ページ・コレクション・ブログ記事・固定ページの全体像を把握しました。Google Search ConsoleとScreaming Frogを使って、内部リンクがゼロの「孤立ページ」を洗い出したところ、ブログ記事の3割近くが孤立状態でした。

  2. 2週目

    重要ページへの内部リンクを集中的に設置

    売上に直結する商品ページとコレクションページに、ブログ記事やトップページからリンクを集めました。「この記事を読んでいる人なら、この商品に興味があるはず」という視点で、自然な文脈の中にリンクを追加していきます。

  3. 3週目

    アンカーテキストの最適化

    「詳しくはこちら」「ここをクリック」というリンクを、すべて具体的なキーワードに書き換えました。「オーガニックコットンTシャツの商品ページ」のように、リンク先の内容がわかる表現にするだけで、Googleの評価が変わります。

  4. 4週目

    パンくずリストとコレクション階層の整理

    トップページ → コレクション → 商品ページというピラミッド構造を意識して、パンくずリストを全ページで有効化。コレクションの分類も見直して、クローラーが辿りやすい構造に整えました。

具体的な施策5つ

  1. 01

    商品ページ間の関連リンク

    「この商品を見た人はこちらも」セクションを有効化。Shopifyのテーマ機能で無料で実装可能
  2. 02

    ブログ記事から商品ページへの導線

    記事内で自然に商品を紹介し、リンクを設置。たとえば「スキンケアの選び方」記事から自社の化粧水へ
  3. 03

    コレクションページの活用

    サイト構造の中間層として、トップ → コレクション → 商品のピラミッド構造を構築
  4. 04

    パンくずリストの実装

    ユーザーの現在地把握 + 内部リンクとしても機能。ほとんどのShopifyテーマでサポート済み
  5. 05

    アンカーテキストの最適化

    「こちら」ではなく具体的なキーワードを使う。Googleはアンカーテキストからリンク先の内容を推測する
  • 関連商品セクションが有効になっている
  • ブログ記事から商品・コレクションへリンクを設置
  • コレクションページの階層構造を整理した
  • パンくずリストが全ページで表示されている
  • アンカーテキストにキーワードを含めている
  • 孤立ページ(内部リンクゼロ)がないか確認した

学んだこと・気づき

内部リンクを見直して一番大きかった気づきは、「コンテンツの質」と「導線の質」は別物 だということです。

どんなに良い記事を書いても、そこから次のページへの導線がなければ、お客さんは読み終わったら帰ってしまう。逆に、平均的な記事でも関連ページへの自然なリンクがあれば、回遊してくれる。

「良いコンテンツを作ること」と「良い導線を設計すること」は、どちらが欠けてもサイトの価値は半減する。両輪で考えないと、片方だけ頑張っても成果が出ない。

SHIN

もう1つの学び。内部リンクの改善は一度やって終わりではありません。商品の追加や削除に合わせて、定期的にリンク構造を見直す習慣が必要です。わたしは月に1回、Search Consoleでカバレッジレポートを確認して、新しい孤立ページが生まれていないかチェックしています。

Google Search Console の「ページ」レポートを使うと、インデックスされていないページやクロールエラーのあるページを無料で確認できます。内部リンクの改善効果を測定するのにも役立ちます。

読者へのメッセージ

内部リンクの最適化は、広告費をかけずにSEO評価と回遊率を改善できる、コストパフォーマンスの高い施策です。

まずは自分のサイトに孤立ページがないか確認してみてください。Google Search Consoleで「リンク」レポートを開けば、内部リンクが少ないページが一目でわかります。そこにリンクを1本追加するだけでも、クローラーの巡回効率は変わります。

小さな改善の積み重ねが、検索順位とコンバージョンの両方に効いてきます。

→ ShopifyのSEO対策を詳しく知る

→ ロングテールSEOで検索流入を増やす方法

この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

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SHIN

この記事の執筆者

SHIN

Pepin代表、Webエンジニアとして10年以上の経歴を持ち、
Shopifyアプリ・ストア開発 / webサービス開発 / メディア運営などマルチに活動。