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予約システム2026-03-272026-09-17約13分で読めます
次回予約予約システムサロン

サロンの次回予約を、その場で取る仕組みの作り方

サロンの次回予約を、その場で取る仕組みの作り方
次回予約をその場で取る導線

サロンの次回予約は、お客様が帰る前の30秒で決まります。仕組みにするのは難しくありません。施術の仕上げで次回の目安を伝え、会計のタイミングでその場で枠を押さえる。この順番を毎回同じようにくり返すだけです。

うまくいかないお店を見ていると、接客が悪いわけでも技術が足りないわけでもなく、 「その場で押さえる手段が用意されていない」 ことがほとんどです。「またご連絡くださいね」で会話が終わってしまうと、あとはお客様の記憶と予定次第になります。

この記事では、次回予約をその場で確定させるための導線と、取れなかった方をどう追いかけるかを、手順まで落として書きます。リマインドメールの文面や無断キャンセルの防ぎ方といった隣の話題は、それぞれ専用の記事に譲ります。

わたし(SHIN)は、この記事で紹介しているShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発者です。自社アプリをすすめる立場で書いているため、利益相反があります。弱点も先に書いておきます。まるっと予約はApp Storeのレビューが0件で、Built for Shopify認定も未取得です(2026年9月17日にApp Storeで確認)。わたしはサロンの運営者ではなくアプリの開発者なので、施術そのもののノウハウはお伝えできません。この記事に出てくる仕様と法律の条件は、Shopifyの公式ヘルプと消費者庁・総務省の一次資料で原文を確認した範囲だけを書いています。

サロンの次回予約とは、どこまでを指す仕組みですか?

次回予約
施術やサービスが終わったその場で、次の来店枠を確定させること。あとから連絡して取り直してもらうのではなく、お客様が店内にいるあいだに日時を押さえるところまでを指します。

似た言葉と混ざりやすいので、線を引いておきます。

  1. 01

    次回予約:その場で次の枠を押さえる

    お客様が店内にいるあいだに日時を決めます。この記事が扱うのはここだけです。

  2. 02

    リマインド:すでにある予約を思い出してもらう

    予約が入ったあとの連絡です。文面と送信タイミングは予約の自動メールを設定するチュートリアルにまとめています。

  3. 03

    再来促進:しばらく来ていない方を呼び戻す

    最後の来店から時間が経った方への働きかけです。次回予約が取れていれば、そもそも出番が減ります。

順番が大事です。次回予約が取れている方にはリマインドだけで足り、取れていない方にだけ追いかけが必要になります。ここを分けずに全員へ同じ案内を送ると、すでに予約している方にまで「予約しませんか」と言うことになり、お店の印象が一気に雑になります。

次回予約が取れた方と取れなかった方で、その後の連絡をきっぱり分けてください。同じお知らせを全員に送るのは、次回予約を取っていないのと同じくらいもったいない状態です。

サロンの次回予約が取れないのは、仕組みのどこが抜けているから?

原因はだいたい3つに分かれます。どれも接客の巧拙ではなく、手順が用意されていないことが理由です。

  1. 01

    次回の目安を、こちらから言っていない

    「そろそろかな」と思うタイミングは、お客様より施術者のほうがはるかに正確に分かります。それを言葉にしていないので、お客様は自分の感覚で「まあ、そのうち」と判断します。カラーの色持ち、まつげの生え変わり、爪の伸び方のように、あなたの側にある根拠を具体的な日数で伝えるだけで、判断の基準が相手に移ります。

  2. 02

    その場で押さえる手段が手元にない

    目安を伝えても、押さえる手段がなければ「じゃあ、また連絡します」で終わります。レジのそばで数十秒のうちに枠を確定できる状態になっているかどうかが、そのまま結果の差になります。紙の台帳を奥から持ってくる、パソコンを立ち上げる、といった数十秒の待ちが入るだけで、お客様は遠慮して切り上げてしまいます。

  3. 03

    断られたあとの二の矢がない

    「予定が分からない」と言われたときに、そこで会話が終わってしまうパターンです。予定が分からないのは断りではなく、単に情報が足りていないだけです。あとで自分で取れる経路を手渡すか、こちらから連絡する日を約束するか、どちらかを必ず置いておきます。

3つ目が抜けているお店がいちばん多い、というのが開発者としてサポートで受ける質問からの実感です。ここは数値の裏付けがある話ではないので、そういう印象を持っているという以上のことは書けません。ただ、二の矢を用意しておくこと自体にコストはほとんどかからないので、先に置いておいて損はないはずです。

サロンの施術風景

会計前の30秒に、何を置くか

次回予約は、会話の流れの中で自然に出てくるものではありません。 「この順番でやる」と決めて、毎回同じようにくり返す ものです。順番を固定すると、スタッフによる取れ方のばらつきが減ります。

  1. 1

    施術の仕上げで、次回の目安を日数で伝える

    「1か月半くらいで根元が気になり始めると思います」のように、理由と日数をセットで言います。「またお待ちしています」では判断材料になりません。

  2. 2

    会計に移る前に、候補日を2つだけ出す

    選択肢が多いと決められません。目安日の前後で、曜日と時間帯が違う枠を2つ出します。「どちらもむずかしければ、他の日もお出しします」と添えておけば圧になりません。

  3. 3

    その場で枠を押さえる

    決まったら、スタッフが管理画面から代理で入れるか、お客様のスマホでQRコードから取ってもらいます。どちらの経路も、この記事の後半で手順を書きます。

  4. 4

    決まらなければ、二の矢を手渡す

    「予定が分かったらここから」のQRコード付きカードを渡すか、「来週こちらからご連絡します」と日を約束します。どちらにするかもあらかじめ決めておきます。

この4ステップを、スタッフ全員が同じ言い回しでできるようにします。台本をつくるというより、「目安を言う」「候補を2つ出す」「押さえる」「二の矢」という4つの箱を全員が覚えている状態をつくる、というほうが近いです。

候補日を3つ以上出さないでください。選択肢が増えるほど「持ち帰って考えます」になりやすくなります。2つ出して、どちらも合わなければその場で別の日を出せばよいだけです。

その場で取る導線1:スタッフが管理画面から代理で入れる

いちばん取りこぼしが少ないのは、スタッフが代わりに入れてしまう方法です。お客様は口で日時を言うだけで済み、操作をお願いしません。

Shopifyには、店舗側が注文を代理で作る 下書き注文 という機能があります。ヘルプセンターには「電話、メール、または実店舗販売で注文を処理する必要がある場合、お客様に代わって下書き注文を作成できます」と書かれていて、そのまま会計してもよいし、オンラインで決済できるチェックアウトリンク付きの請求書を送ることもできます。

出典:下書き注文と請求書(Shopifyヘルプセンター)

予約を商品として扱うShopifyの予約アプリでは、この下書き注文がそのまま「代理での次回予約」として使えます。前金を取りたければその場でカード決済まで済ませ、当日精算にしたいなら支払い済みにせず枠だけ押さえる、という運用に分かれます。

迷う点代理で入れるQRで取ってもらう
かかる時間会計中の20〜30秒帰宅後に数分
確定のタイミングその場相手の都合次第
向いているお客様予定が決まった方予定を確認したい方
取りこぼしほとんど出ない一定数は出る
日時変更の受け付け店側が受ける本人が操作する

代理で入れるときは、必ず声に出して復唱してください。「10月24日の木曜、14時からでお取りしました」まで言い切ると、日付の取り違えがほぼなくなります。控えを渡すか、確認メールが届くことも伝えておきます。

その場で取る導線2:QRコードでお客様自身に取ってもらう

代理で入れるのが合わない場面もあります。同居の家族と予定を合わせたい方、仕事のシフトが翌月にならないと出ない方などです。そういう方には、自分で取れる経路を手渡します。

  1. 1

    予約ページのURLをQRコードにする

    飛び先は自社サイトの予約ページです。ポータルサイトの店舗ページではなく、自分のお店のカレンダーに直接着地させます。

  2. 2

    メニュー別のページに着地させる

    所要時間や料金がメニューで変わるなら、トップではなく該当メニューの予約ページに飛ばします。お客様が選ぶ手順が1つ減ります。

  3. 3

    置き場所を2か所に絞る

    サンキューカードとレジ横のスタンドに置きます。あちこちに散らすより、必ず目に入る2か所に固定するほうが結果が安定します。

  4. 4

    印刷前に実機で読み取る

    自分のスマホで読み取り、カレンダーが指で操作できるところまで確認します。ここを飛ばすと、刷り上がってから気づくことになります。

  5. 5

    経路ごとにURLを分ける

    カード用とレジ用でUTMパラメータを変えておくと、Shopifyのアナリティクスでどちらから予約が入ったかを比べられます。

QRコードのほうが手間はかかりませんが、確定するかどうかは相手次第です。どちらか一方に寄せるのではなく、 その場で決まる方には代理で入れ、決まらない方にはQRを渡す と考えるのがいちばん素直です。

帰り際の一言で、その後がどれだけ変わるか

「またご連絡くださいね」で終わる
またいつ来ればいいのか、お客様の側に判断材料がない
連絡するかどうかが、完全に相手の記憶と気分に委ねられる
来なくなった理由が、お店の側にまったく残らない
目安を伝えて、その場で押さえる
次にいつ来ればよいかが、理由つきで相手に伝わっている
確定していれば、あとはリマインドを送るだけで済む
取れなかった方だけが残るので、追いかける相手がはっきりする

複数のスタッフで枠を持ち合っているお店では、誰の枠を押さえるのかという問題が先に来ます。指名まわりの設計は複数スタッフの指名予約を管理する方法に分けて書いています。

取れなかった方を追いかける段取り

その場で取れなかった人は、いつ・どう追いかける?

その場で決まらなかった方が残ります。ここで大事なのは、送る回数を増やさないことです。追いかけは3回まで、と決めてしまったほうが結果的に嫌われません。

  1. 当日の夜

    お礼と次回の目安だけを送る

    予約のお願いは書きません。「根元が気になり始めるのは1か月半くらいです」と目安を1行だけ添えます。この時点で自分から取ってくださる方が一定数います。

  2. 目安日の10日前

    空いている枠を2つ出す

    ここが本命です。「この日とこの日が空いています」と具体的な枠を出し、予約ページへのリンクを添えます。抽象的な案内より、枠が見えているほうが動きます。

  3. 目安日の3日後

    1回だけ声をかけて、そこで止める

    反応がなければここで終わりです。追いかけを続けるより、次に来てくださったときにきちんと次回予約を取るほうが確実です。

送る相手を絞るには、Shopifyの顧客セグメントが使えます。ヘルプセンターの説明では、顧客セグメントは「共通の特徴を持つお客様をグループ化できる、動的でルールに基づいたお客様のリスト」で、条件を満たすかどうかで自動的に出し入れされます。「最後の来店から40日以上」「次回予約が入っていない」といった条件を組めば、追いかける相手が自動で入れ替わります。

出典:顧客セグメンテーション(Shopifyヘルプセンター)

ここで一点、法律の話を挟みます。広告・宣伝にあたるメールやSMSを送る場合、原則として特定電子メール法の規制対象になります。総務省のページには「広告・宣伝メールを送信する場合、当該メールは原則、特定電子メール法の規制対象となります」と明記されていて、電話番号でやりとりするSMSも電子メールの通信方式の1つとして扱われる、という注記も付いています。

出典:迷惑メール対策(総務省)

つまり、予約の確認やリマインドのような取引上の連絡とは別に、クーポンやキャンペーンを含むお知らせは同意を取ってから送るもの、という線引きになります。会員登録や予約フォームで受信の同意欄を用意し、配信停止の導線を毎回のメールに置いてください。無断キャンセル対策として前金や規約を整える話は無断キャンセル対策5つにまとめています。

次回予約の追いかけと、クーポンやキャンペーンの配信を同じリストで回さないでください。同意の範囲が違います。来店予定の連絡だけを受け取りたい方と、お知らせも欲しい方を分けておくと、あとから困りません。

回数券やサブスクは、次回予約とどう関係する?

「回数券を売れば次回予約は勝手に入る」と考えたくなりますが、実際は逆です。回数券は来店の意思を先に買ってもらう仕組みなので、 枠を押さえる手順がなければ、消化されないまま期限が来ます。 回数券を入れるなら、次回予約の手順を先に整えるのが順番です。

そして、コース契約や回数券には法律の条件が付くことがあります。エステティックの場合、期間が1か月を超え、かつ金額が5万円を超える契約は、特定商取引法の 特定継続的役務提供 にあたります。語学教室・学習塾・パソコン教室・結婚相手紹介サービスなどは、期間が2か月を超えるものが対象です。

1月超
エステの期間の条件
これを超える期間のコースが対象になります
消費者庁 特定商取引法ガイド
5万円超
エステの金額の条件
関連商品の代金も総額に含めて判断します
消費者庁 特定商取引法ガイド
8日間
クーリング・オフの期間
法定の書面を受け取った日から数えます
消費者庁 特定商取引法ガイド

出典:特定継続的役務提供(特定商取引法ガイド・消費者庁)

対象になると、契約の前に概要書面を、契約のあとに契約書面を渡す義務が生まれます。クーリング・オフは書面を受け取った日から8日間、その後も中途解約ができ、事業者が請求できる額には上限があります。エステティックの場合、役務の提供が始まる前の解約なら2万円まで、始まったあとは提供済み分の対価に加えて、2万円または契約残額の10%のいずれか低い額までです。

金額の条件を判断するときは、施術代だけでなく、化粧品やホームケア商品といった関連商品の代金も総額に含めて数えます。「施術だけなら5万円以下だから対象外」と思っていたら、セットで売っていた商品を足すと超えていた、という取り違えが起きやすいところです。

回数券を次回予約とセットで扱うときの整理

メリット
来店の間隔が決まる「次はいつ」の議論が要らなくなり、枠を押さえる会話だけが残ります
売上が先に立つ施術より前に入金があるため、資金の見通しが立てやすくなります
追いかける相手が減る回数が残っている方は、こちらから連絡する理由がはっきりしています
デメリット
書面の手間が増える特定継続的役務提供にあたる場合、概要書面と契約書面の交付が必要です
中途解約に応じる前提になる解約時に請求できる額に上限があるため、回収を前提にした設計はできません
消化されないと結局は離脱する枠を押さえる手順がないまま売ると、期限切れで終わり、関係も切れます

条件に当てはまるかどうかの判断は、金額や期間の設計しだいで変わります。コース契約を始める前に、消費者庁のガイドの該当ページを読んだうえで、必要なら専門家に確認してください。わたしは法律の専門家ではないので、ここで書けるのは条文と公式ガイドに書いてあることまでです。

押し売りにならない伝え方

押し売りにならない伝え方

次回予約をためらう理由のほとんどは、「しつこいと思われたくない」です。ここは言い方の技術というより、何を根拠に話すかの問題だと思っています。

押し売りに聞こえなくなる4つの条件

  • 目安の理由を、施術の内容で説明している(色持ち、伸び方、生え変わりなど)
  • 候補を出すだけで、決めるのはお客様だと言葉にしている
  • 「今決めなくても大丈夫です」と先に逃げ道を用意している
  • 断られたときに食い下がらず、二の矢を手渡して終わる

「押し売り」と受け取られるのは、お店の都合が理由になっているときです。「枠が埋まってしまうので」「キャンペーンが今月までなので」と急かすと、お客様の側の理由がどこにもありません。逆に「根元が気になり始めるのが1か月半くらいなので」であれば、理由は最初から最後までお客様のものです。

断られたときの返し方を、先に決めておいてください。「かしこまりました。予定が分かったらこちらからどうぞ」とQRコードのカードを渡して終わる。これだけで、断ることが気まずくない場になります。

  • 食い下がらない
  • 理由を聞かない
  • 次の来店で、また同じ手順をやる

割引を添えるかどうかは、次回予約が取れるようになってから考えるので十分です。順番を逆にすると、割引がないと予約が入らない状態に自分でしてしまいます。予約と一緒にホームケア商品を買っていただく導線は予約とEC商品を組み合わせて客単価を上げる方法に分けて書いています。

Shopifyとまるっと予約で、サロンの次回予約の仕組みを作る手順

ここまでの流れを、Shopifyの機能に割り当てます。まるっと予約は、来店予約・イベント予約・レンタル予約に対応した日本製のShopify予約アプリです。無料プランがあり、有料プランはStarterが月$19.99、Growthが月$49.99、Proが月$99.99で、有料プランには7日間の無料体験が付いています。

出典:まるっと予約|来店・イベント予約(Shopify App Store)

  1. 1

    予約ページを1枚だけ作る

    まずメニュー1つで公開します。全メニューを最初から並べようとすると、いつまでも公開できません。

  2. 2

    レジのそばで開ける状態にする

    スタッフのスマホかタブレットに管理画面をブックマークし、代理で枠を押さえるまでの操作を全員で1回ずつ試します。

  3. 3

    QRコードを2か所に置く

    サンキューカードとレジ横に置き、印刷前に実機で読み取って確認します。

  4. 4

    追いかけの条件を顧客セグメントで作る

    「最後の来店から一定日数」を条件にしたセグメントを作り、当日夜と目安日の10日前の2通だけ用意します。

  5. 5

    特典を足すのは最後にする

    ディスカウントコードを使う場合は、利用回数と有効期限を必ず設定します。設定できる割引の種類はヘルプセンターの一覧で確認できます。予約枠だけに割引を効かせる方法や、初回限定を顧客セグメントで作る手順は Shopify予約にクーポンを効かせる設定 にまとめてあります。

出典:ディスカウントの種類(Shopifyヘルプセンター)

Shopifyで予約を受けると、予約も物販も同じ顧客データの上に乗ります。ポータルサイト経由と違って、来店履歴が自分のお店の側に残るので、次回予約の追いかけを自分で設計できます。そもそもShopifyでサロンの予約サイトを作るべきかどうかから考えたい場合は、サロンのShopify予約サイト、本当に必要?を先に読んでみてください。

まるっと予約の顧客カルテ機能はProプラン、Googleカレンダー連携はGrowthプラン以上です。まずは無料プランかStarterで「その場で枠を押さえる」導線だけを作り、運用が回り始めてからプランを上げるほうが失敗しません。

まとめ:サロンの次回予約を仕組みにする手順

最後に、明日から動かせる形に並べ直します。

次回予約の仕組み チェックリスト

  • 施術の仕上げで、次回の目安を理由と日数で伝える
  • 会計の前に、候補日を2つだけ出す
  • その場で決まる方は、スタッフが管理画面から代理で押さえる
  • 決まらない方には、QRコードのカードを手渡して終わる
  • 追いかけは当日夜と目安日の10日前の2通まで、3回目で止める
  • 広告にあたるお知らせは、同意を取った相手にだけ送る
  • 回数券を入れるのは、この手順が回り始めてから

次回予約は、特別な施策ではなく手順です。目安を言う、候補を2つ出す、その場で押さえる、二の矢を渡す。この4つを毎回同じようにくり返せるようになれば、あとは予約システムが記録と連絡を引き受けてくれます。

まずは、レジのそばで予約枠を押さえられる状態を作るところから始めてみてください。会計前の30秒が変わるだけで、半年後に見える景色がだいぶ変わります。

よくある質問

施術の仕上げから会計までのあいだです。仕上がりを鏡で見ていただいた直後は、満足度がいちばん高く、次回の話を受け止めてもらいやすいタイミングです。逆に、会計が終わって荷物を持ち、帰るモードに入ってからでは遅すぎます。切り出す場所を「仕上げの確認をしながら」と決めてしまい、スタッフ全員で同じタイミングに揃えてください。時間帯や曜日よりも、施術の流れのどこで言うかを固定するほうがずっと効きます。

食い下がらず、二の矢を手渡して終わるのが正解です。「かしこまりました。予定が分かったらこちらからお取りいただけます」と予約ページのQRコードを渡し、その場は終わります。理由を聞き返したり、仮で押さえておきましょうかと重ねたりすると、断りにくい場になってしまいます。そのうえで、当日の夜に次回の目安だけを1行添えたお礼を送り、目安日の10日前に空いている枠を2つ出す。この2通で決まらなければ、次に来店されたときにまた同じ手順をやるほうが確実です。

Shopifyの下書き注文を使います。ヘルプセンターには、電話・メール・実店舗販売の場合にお客様に代わって下書き注文を作成できると明記されています。予約を商品として扱う予約アプリなら、この下書き注文がそのまま代理での次回予約になります。その場でカード決済まで済ませて前金を受け取ることも、支払い済みにせず枠だけ押さえておくこともできます。運用では、レジのそばのスマホかタブレットに管理画面を開いておき、日時を復唱して確定するところまでを1つの手順にしておくと取り違えが減ります。

内容によって分かれます。総務省のページには、広告・宣伝にあたるメールを送信する場合は原則として特定電子メール法の規制対象になると書かれていて、SMSも同じ扱いです。予約の確認やリマインドのような取引上の連絡と、クーポンやキャンペーンを含むお知らせは分けて考えてください。後者は受信の同意を取ってから送り、配信停止の導線を毎回のメールに置きます。実務では、予約フォームや会員登録に同意欄を設け、来店予定の連絡だけを受け取りたい方とお知らせも欲しい方をリストごと分けておくのが安全です。

なりません。回数券は来店の意思を先に買っていただく仕組みで、枠を押さえる手順の代わりにはならないからです。枠を取る流れがないまま売ると、消化されずに期限が来て、関係も途切れます。加えて、エステティックで期間が1か月を超え金額が5万円を超える契約は、特定商取引法の特定継続的役務提供にあたり、概要書面と契約書面の交付、8日間のクーリング・オフ、中途解約への対応が必要になります。金額は関連商品を含めた総額で判断します。回数券を入れるなら、次回予約の手順を先に回してからにしてください。

→ Shopifyを無料で試してみる

→ まるっと予約を7日間無料で試す

関連記事も参考にしてください。

→ 複数スタッフの指名予約を管理する方法

→ サロンのShopify予約サイト、本当に必要?

この記事は、時間予約・来店予約・イベント予約に対応するShopify予約システム「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

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SHIN

この記事の執筆者

SHIN

Pepin代表、Webエンジニアとして10年以上の経歴を持ち、
Shopifyアプリ・ストア開発 / webサービス開発 / メディア運営などマルチに活動。

まずは、課題の共有から。

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