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Pepinby SHIN
Shopify2026-04-064分で読めます
Shopifyレポート分析

Shopifyカスタムレポートの作り方 — 分析を深掘りして売上を伸ばす

Shopifyカスタムレポートの作り方 — 分析を深掘りして売上を伸ばす

「標準レポートだけだと、見たい切り口でデータが見られない」

Shopifyを使い込んでいくと、そう感じるタイミングが必ず来ます。商品カテゴリ別の利益率を見たい、特定の地域のリピーター傾向を知りたい。そんな「もう一歩踏み込んだ分析」をしたいとき、頼りになるのが カスタムレポート です。

この記事では、Shopifyのカスタムレポート機能の基本から、実務で使えるレポートの具体例、そして分析結果を売上改善につなげるコツまでをまとめました。

Shopifyカスタムレポート

Shopifyの Advanced プラン以上で利用できるレポート作成機能です。標準レポートをベースに、フィルター・カラム・ソートを自由に組み合わせて独自の分析ビューを作成できます。一度作ったレポートは保存して繰り返し使えるため、定点観測に最適です。

ビジネスアナリティクスのイメージ

カスタムレポートを使うべき理由

Shopifyの標準レポートでも日々の売上チェックには十分です。ただ、ストアの規模が大きくなると「標準の切り口では足りない」場面が増えてきます。

80%
データ活用企業の収益向上率
データドリブンな企業は意思決定速度が向上
5倍
リピーター獲得コスト差
新規獲得は既存顧客維持の約5倍のコストがかかる
Advanced〜
カスタムレポート対応プラン
月額44,000円〜のプランで利用可能

出典:Shopify公式 - 料金プラン

標準レポートは「全体を俯瞰する」のに向いていますが、カスタムレポートは「特定の仮説を検証する」のに向いています。たとえば「SNS経由で来たお客さんのリピート率は高いのか?」といった問いに、ピンポイントで答えを出せるのがカスタムレポートの強みです。

カスタムレポートの作り方(基本ステップ)

カスタムレポートの作成はむずかしくありません。標準レポートをベースにカスタマイズしていく形なので、ゼロから設計する必要はないのがうれしいポイントです。

アナリティクス設定のイメージ
  1. 1

    ベースとなるレポートを選ぶ

    管理画面の「ストア分析」→「レポート」から、カスタマイズしたいレポートを開きます。売上レポート、顧客レポートなど、目的に近いものを選びましょう。
  2. 2

    カラムを編集する

    「カラムを編集」ボタンから、表示する項目を追加・削除します。たとえば売上レポートに「割引額」「配送先地域」を追加すると、キャンペーンの地域別効果が見えてきます。
  3. 3

    フィルターを設定する

    期間、商品タグ、顧客タイプ(新規/リピーター)、流入チャネルなどでデータを絞り込みます。ここがカスタムレポートの核心部分です。
  4. 4

    ソートを調整する

    売上金額の降順、注文数の昇順など、分析したい軸で並び替えます。
  5. 5

    レポートを保存する

    「名前を付けて保存」で、いつでも同じ条件で再実行できるようにします。日付フィルターだけ変えれば、毎月の定点観測がワンクリックで完了します。

レポート名には「何を見るためのレポートか」がわかる名前を付けるのがおすすめです。「売上レポート(カスタム)」より「リピーター×SNS流入×月次売上」のほうが、後から探しやすくなります。

実務で役立つカスタムレポート5選

ここからは、わたしが実際に活用しているカスタムレポートの例を紹介します。そのまま真似していただけるように、設定のポイントも添えています。

売上だけでなく「どの商品カテゴリが利益を生んでいるか」を可視化します。売上レポートに「商品タグ」「割引額」「配送料」のカラムを追加し、タグでカテゴリ分類します。売上が大きくても利益率が低い商品群が見つかることがあり、価格設定の見直しにつながります。

顧客レポートをベースに、「注文回数が2回以上」のフィルターを設定。購入金額順にソートすれば、VIP顧客が一覧で見えます。このリストをもとにロイヤリティ施策を打つと効果的です。

マーケティングレポートに「コンバージョン率」「平均注文額」のカラムを追加。流入チャネルごとに「数は来ているが購入されない」「数は少ないが購入率が高い」を比較できます。広告予算の配分を最適化するのに欠かせません。

在庫レポートに「販売数量」「在庫日数」を追加し、回転の遅い商品を特定します。在庫が長期間動いていない商品はセールや同梱施策で動かす判断材料になります。

売上レポートに「配送先都道府県」フィルターを追加。どの地域から注文が集中しているかを把握できます。地域限定のキャンペーンやポップアップ出店の候補地選びに活用できます。

カスタムレポートを売上改善につなげるコツ

レポートを作って眺めるだけでは意味がありません。大事なのは「データを見て、仮説を立て、アクションを起こす」の流れを回すことです。

成長分析のイメージ
  • 週1回、固定のカスタムレポートを確認する習慣をつける
  • 数字の変化を見つけたら「なぜ?」を考えてから施策を打つ
  • 施策の効果もカスタムレポートで検証し、PDCAを回す
  • チーム運営ならレポートのリンクを共有して認識を揃える
  • 月次で「見るべき指標」自体を見直す(ストアの成長に合わせて変わる)

カスタムレポートは Advancedプラン以上 で利用できます。BasicやGrowプランをお使いの場合は、まず標準レポートとGA4を組み合わせて分析し、より深い分析が必要になったタイミングでプランアップグレードを検討するのがおすすめです。

出典:Shopify公式 - カスタムレポート

よくある質問

いいえ、カスタムレポートは Advancedプラン (月額44,000円〜)以上で利用可能です。Basicプランでは標準レポート、Growプランではプロフェッショナルレポートまでとなっています。

保存件数に上限はありません。ただ、数が増えすぎると管理が煩雑になるので、定期的に使わなくなったレポートは整理するのがおすすめです。

はい、CSV形式でエクスポート可能です。エクスポートしたデータをGoogleスプレッドシートやExcelに取り込んで、さらに詳細な分析をすることもできます。

用途が違うので、両方使うのがベストです。売上・注文ベースの分析はShopifyカスタムレポート、ユーザー行動の分析はGA4と使い分けると、データの全体像が見えやすくなります。

まとめ

Shopifyのカスタムレポートは、「なんとなくの運営」から「データに基づいた運営」へステップアップするための強力なツールです。

最初から完璧なレポートを作る必要はありません。まずはよく使う標準レポートにカラムを1つ追加するところから始めて、少しずつ自分のストアに合った分析の型を作っていきましょう。

データは見る人の問いかけがあって初めて価値を持ちます。「何を知りたいのか」を明確にしてからレポートを開く。この順番さえ守れば、カスタムレポートは必ず売上改善の武器になってくれます。

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この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

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SHIN

この記事の執筆者

SHIN

Pepin代表、Webエンジニアとして10年以上の経歴を持ち、
Shopifyアプリ・ストア開発 / webサービス開発 / メディア運営などマルチに活動。

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