How to Boost EC Sales with LINE Ads
「SNS広告を試してみたいけど、日本のお客さんに一番届く媒体ってどれだろう?」
Shopifyストアを運営していると、集客の壁にぶつかるタイミングが必ず来ます。Google広告やMeta広告(Facebook/Instagram)は定番ですが、日本市場に特化した集客を考えるなら LINE広告 も見逃せない選択肢です。
わたし自身、EC運営に関わるなかで「日本のユーザーに届けるなら、やっぱりLINEの存在感は別格だな」と感じる場面が何度もありました。メールは開かれない、Instagramは流れてしまう。でもLINEは毎日開くアプリだからこそ、広告の接触率が段違いなのです。
- LINE広告とは?
LINEヤフー株式会社が提供する運用型広告プラットフォームです。LINEアプリのトークリスト、LINE NEWS、LINE VOOM、LINEマンガなどに広告を配信できます。日本国内で圧倒的なリーチ力を持ち、他のSNS広告ではアプローチしにくい層にも届くのが特徴です。
LINE広告がEC集客に強い理由
出典:LINEヤフー株式会社 2024年度第3四半期決算説明会(2025年2月)
なぜEC事業者がLINE広告に注目すべきなのか。理由はシンプルで、 ユーザー数と利用頻度が圧倒的 だからです。
とくにECとの相性が良いのは、LINEが「購買層」と重なりやすいユーザー構成を持っている点です。若年層だけに偏りがちな他のSNSと比べて、30〜50代の購買力のある世代にもしっかり届きます。
LINE広告のユーザー属性データによると、利用者の約半数が会社員で、購買力のある層が多いのが特徴です。アパレル・食品・美容など、ECで人気のジャンルとの親和性が高い媒体と言えます。
LINE広告の始め方。設定手順をステップで解説
ここからは、LINE広告を始めるための具体的な手順を説明します。
事前に用意するもの
- LINE公式アカウント(無料で作成可能)
- LINEビジネスID
- Shopifyストア(商品が登録済みの状態)
- 広告用の画像素材(1080×1080px または 1200×628px)
- クレジットカード(広告費の支払い用)
配信開始までの流れ
- 1
LINE広告アカウントを開設する
LINE for Business にアクセスし、「アカウント開設」からLINEビジネスIDでログインします。広告アカウント作成画面で、請求先情報やビジネス情報を入力しましょう。審査は通常1〜3営業日で完了します。
- 2
LINE Tagを設置する
LINE Tagは、広告の成果を計測するためのトラッキングコードです。Shopifyの場合、管理画面の「設定」→「カスタムピクセル」からLINE Tagの ベースコード と コンバージョンコード を設置します。購入完了ページにコンバージョンタグを設定することで、広告経由の売上が正確に計測できるようになります。
- 3
キャンペーンを作成する
LINE広告マネージャーで「キャンペーン作成」をクリック。ECストアの場合、キャンペーンの目的は 「ウェブサイトコンバージョン」 を選びます。購入や会員登録など、達成したいアクションに合わせて設定しましょう。
- 4
広告グループでターゲティングを設定する
次の「広告グループ」で、配信先のターゲティング・入札戦略・予算を設定します。詳しいターゲティングのコツは次のセクションで解説します。
- 5
広告クリエイティブを入稿して配信開始
画像または動画をアップロードし、タイトル(最大20文字)とディスクリプション(最大75文字)を入力。リンク先にShopifyの商品ページやコレクションページのURLを設定し、審査を通過すれば配信が始まります。
LINE Tagの設置は広告配信前に必ず完了させておきましょう。タグが正しく動作していないと、コンバージョンデータが取得できず、広告の最適化が進みません。LINE広告マネージャーの「トラッキング」画面でタグの動作確認ができます。
ターゲティングのコツ。EC向けの設定ポイント
LINE広告のターゲティングにはいくつかの手法があります。EC事業者が押さえておきたいポイントを整理しました。
- 01
オーディエンスセグメント配信で興味関心を絞る
LINE広告では、年齢・性別・地域に加えて、 興味関心カテゴリ (ファッション、美容、食品、ゲームなど)でターゲットを絞れます。自分の商品ジャンルに合ったカテゴリを選びつつ、最初は広めに設定して様子を見ましょう。
- 02
オーディエンス配信でリターゲティングする
LINE Tagで取得した訪問者データをもとに、ストアを訪問したけど購入しなかった人に再度広告を配信できます。リターゲティングはROASが高くなりやすいため、 少額でも最優先で設定したい手法 です。
- 03
類似オーディエンスで新規を開拓する
既存の購入者データをもとに「似た属性のユーザー」を自動で見つけてくれる機能です。類似度は1〜15%で設定でき、1〜3%が精度と規模のバランスが良いとされています。
- 04
クロスターゲティングでLINE公式アカウントの友だちに配信
LINE公式アカウントの友だちリストをLINE広告のオーディエンスとして活用する機能です。すでに友だちになっている人への再アプローチや、友だちデータをもとにした類似拡張が可能になります。
ターゲティングを細かく設定しすぎると、配信対象が狭くなりすぎて広告の最適化が効きにくくなります。最初はデモグラフィック+興味関心の大枠だけ設定し、データが溜まってきたらリターゲティングと類似オーディエンスを追加するのが効果的です。
費用感の目安
| 月額予算 | 向いているケース |
|---|---|
| 1〜3万円 | テスト運用。クリエイティブやターゲティングの反応を探る段階 |
| 3〜10万円 | 本格運用。配信データが蓄積され、自動入札の最適化が進む |
| 10万円〜 | 拡大期。ROAS安定後にスケールさせたい場合 |
LINE広告のCPC(クリック単価)は業種やターゲティングによって幅がありますが、一般的には 24〜200円程度 とされています。Meta広告と比較するとやや高めの傾向がありますが、日本市場に特化したリーチ力を考えると十分に投資価値のある媒体です。
出典:LINE広告の費用の目安は?費用対効果を高めるコツも紹介
よくある質問
LINE公式アカウントは「友だち」に対してメッセージを配信する仕組み。LINE広告はLINEアプリ内で「友だち以外のユーザー」にも広告を配信できる運用型広告です。新規集客にはLINE広告、リピーター育成にはLINE公式アカウントという使い分けが効果的です。
2026年4月時点では、ShopifyとLINE広告を直接連携する公式チャネルはありません。LINE Tagを手動で設置するか、Google Tag Manager経由で設定するのが一般的な方法です。LINE公式アカウントとの連携には「CRM PLUS on LINE」などのアプリが利用できます。
Google広告は「検索している顕在層」に強く、Meta広告は「興味関心ベースの潜在層」に強い。LINE広告は「日本市場で他媒体では届かない層」に届くのが強みです。予算に余裕があれば3媒体の併用がベスト。限られた予算なら、まずリターゲティングから始めましょう。
まとめ
LINE広告は、日本のEC事業者にとって見逃せない集客チャネルです。9,600万人のアクティブユーザーに対して、日常的に使うアプリのなかで自然にアプローチできる。これはGoogle広告やMeta広告だけでは実現しにくい強みです。
最初から大きな予算をかける必要はありません。まずは月1〜3万円のテスト配信から始めて、リターゲティングで手応えをつかむ。データが溜まったら類似オーディエンスで新規を開拓していく。この順番で進めれば、無駄な出費を抑えながら着実に成果を積み上げていけます。
まだShopifyストアを開設していない方は、まず無料体験から始めてみてください。


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