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Pepinby SHIN
Shopify2026-03-284分で読めます

Shopifyでスマホだけでストアを開設・運営できるか検証してみた

Shopifyでスマホだけでストアを開設・運営できるか検証してみた

「Shopifyでネットショップを始めたいけど、パソコンを持っていない」。こう思っている方は意外と多いのではないでしょうか。

結論から言うと、 スマホだけでもShopifyストアの開設はできます 。ただし、本格的に運営していくなら、パソコンがあったほうが圧倒的にラクな場面もあります。

この記事では、実際にスマホだけでストアを開設してみた体験をもとに、「どこまでスマホでいけるのか」を正直にまとめました。

Shopifyモバイルアプリ

Shopifyが公式に提供しているiOS・Android対応のアプリです。商品登録、注文管理、売上分析、お客様とのやりとりなど、ストア運営に必要な基本操作をスマホから行えます。App Store・Google Playから無料でダウンロードできます。

スマホでアプリを操作するイメージ

スマホだけでできること・できないこと

まずは全体像を押さえておきましょう。Shopifyモバイルアプリでできることと、PCのほうが向いていることを整理しました。

スマホだけでできること

・アカウント作成・無料体験の開始
・商品の登録・編集(写真撮影→そのままアップロード)
・注文の確認・発送処理
・売上レポートの確認
・お客様へのメール送信
・クーポンの作成
・ストアの基本設定

PCがあると便利なこと

・テーマのカスタマイズ(レイアウト変更・セクション編集)
・ページの細かいデザイン調整
・CSVによる商品一括登録
・HTML/CSSの編集
・アプリの初期設定(画面が大きいほうが効率的)
・長い商品説明文の入力

商品写真の撮影・登録は、むしろスマホのほうが便利です。撮ったその場でShopifyアプリから直接アップロードできるので、PCに取り込む手間がありません。

実際にスマホだけで開設してみた

スマホユーザーがストアを設定するイメージ

ここからは、実際にiPhoneだけでShopifyストアを開設してみた流れを紹介します。

スマホでストア運営を始めるオーナー

  1. 1

    Shopifyモバイルアプリをダウンロード

    App Store(またはGoogle Play)で「Shopify」と検索してアプリをインストール。無料です。
  2. 2

    メールアドレスで無料体験を開始

    アプリを開いて「無料体験を始める」をタップ。メールアドレスとパスワードを入力するだけで、 3日間の無料トライアル がスタートしました。ストア名もこの画面で入力します。
  3. 3

    ストアの基本情報を入力

    住所、通貨(日本円)、タイムゾーンを設定。スマホの小さい画面でもフォーム入力は問題なくできました。
  4. 4

    商品を登録する

    アプリ下部の「商品」タブから「商品を追加」をタップ。商品名、説明文、価格、在庫数を入力し、スマホのカメラロールから写真を選んでアップロード。ここまでの所要時間は1商品あたり約5分でした。
  5. 5

    決済方法を設定する

    「設定」→「決済」から Shopify Payments を有効にしました。本人確認書類のアップロードもスマホのカメラで撮影してそのまま提出できます。
  6. 6

    テスト注文をしてストアを公開

    テストモードで注文の流れを確認し、問題なければパスワード保護を解除してストアを公開。ここまで、トータルで 約40分 で完了しました。
約40分
スマホだけでの開設所要時間
アプリのダウンロードからストア公開まで

正直なところ、開設するだけならスマホで十分でした。フォームに入力して、写真を選んで、ボタンをタップするだけ。パソコンがなくて困る場面はほぼありませんでした。

スマホ運営でつまずいたポイント

複数デバイスでの運営イメージ

とはいえ、運営を続けていくなかで「これはPCがほしいな」と感じた場面もありました。

  1. 01

    テーマのカスタマイズがほぼできない

    セクションの並び替えや色の変更など、デザイン面はモバイルアプリの対応範囲外
  2. 02

    長文の商品説明を書くのがつらい

    フリック入力で500文字を超える説明文を書くのはなかなか大変
  3. 03

    CSV一括登録ができない

    商品が10点を超えてくると、1点ずつ登録するのは非効率
  4. 04

    アプリの初期設定画面が見づらいことがある

    外部アプリの設定画面はPC向けに作られていることが多い

テーマのカスタマイズ(レイアウトの変更やフォントの調整など)は、Shopifyの テーマエディタ をPC版ブラウザで開く必要があります。モバイルアプリだけでは対応できない部分です。

スマホ運営が向いている人・向いていない人

  • 商品数が少ない(〜30点程度)
  • 商品写真を自分のスマホで撮影している
  • 注文が1日数件程度の規模感
  • 外出先やスキマ時間に注文確認・発送処理をしたい
  • テーマのデザインを細かくこだわりたい
  • 商品を50点以上、一括で登録したい
  • HTMLやCSSを直接いじりたい

上のチェックが多く当てはまるほど、スマホ中心の運営でもやっていける可能性が高いです。

Shopifyモバイルアプリの主要機能

日々の運営で使う機能をもう少し詳しく見てみましょう。

Shopify管理画面

商品管理
注文管理
売上レポート
顧客管理
プッシュ通知
クーポン作成

Shopifyモバイルアプリは iOS版Android版 ともに無料です。ストアを開設していなくても、まずアプリをダウンロードして雰囲気を確かめてみるのもありです。

予約サイトもスマホで管理できる?

「サロンの予約サイトをShopifyで運営したいけど、スマホだけで管理できるの?」という疑問もあると思います。

Shopifyの予約アプリ(たとえば「まるっと予約」)を導入した場合、 予約の確認や承認はスマホのブラウザからでも操作可能 です。ただし、予約アプリの初期設定(メニュー作成やスタッフ登録など)は画面が大きいPCのほうがスムーズに進められます。

はい、できます。Shopifyの管理画面(ブラウザ版)や予約アプリの管理画面にスマホからアクセスすれば、新しい予約の確認や承認・キャンセル処理が可能です。プッシュ通知で予約が入ったことを知らせる設定もできます。

可能ですが、PC推奨です。メニュー名・所要時間・料金・説明文などを入力するフォームが多く、スマホの小さな画面だと作業効率が落ちます。最初の設定だけPCで行い、その後の日常管理はスマホで行うのがおすすめです。

予約アプリの管理画面にブラウザからアクセスすれば、シフトの確認や変更は可能です。ただし、複数スタッフのシフトを俯瞰して調整するような作業は、画面の大きいPCのほうが見やすいです。

予約サイトの構築方法について詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。

→ 個人サロンがShopifyで予約サイトを低コストで始める方法

おすすめの運営スタイル:スマホ+PC併用

スマホだけ
VS
スマホ+PC

検証してみた結論として、もっとも効率がいいのは 「初期設定と作り込みはPC、日常運営はスマホ」 という使い分けです。

  1. 01

    初期構築はPCで(1〜2日)

    テーマのカスタマイズ、商品の一括登録、法的ページの作成など、作り込みが必要な作業はPCで集中して行う
  2. 02

    日々の運営はスマホで

    注文確認・発送処理・売上チェック・お客様対応はすべてアプリで完結
  3. 03

    必要なときだけPCに戻る

    商品の大量追加やデザイン変更があるときだけPCを使う

パソコンを持っていない場合でも、ストアの開設と基本的な運営はスマホだけで可能です。テーマのカスタマイズだけは、カフェや図書館のPCを借りて設定する、という方法もあります。

まとめ

スマホだけでShopifyストアの開設は十分に可能。日常の運営もアプリでカバーできる。ただし、デザインの作り込みや大量の商品登録にはPCがあると安心。

今回、実際にスマホだけでストアを開設してみて感じたのは、 Shopifyのモバイルアプリは想像以上によくできている ということです。注文が入ればプッシュ通知で教えてくれるし、売上レポートもリアルタイムで見られる。スキマ時間にサッと確認できるのは、忙しいオーナーにとって大きなメリットです。

まだShopifyを試したことがない方は、まずはスマホからの無料体験を始めてみてください。

→ Shopifyの始め方ガイドを読む

→ Shopify管理画面の使い方を確認する

この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

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