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Pepinby SHIN
Shopify2026-04-064分で読めます
Shopifyテスト注文動作確認

Shopifyテスト注文の作成方法 — 公開前の動作確認を完璧にする

Shopifyテスト注文の作成方法 — 公開前の動作確認を完璧にする
テスト注文・動作確認のイメージ

「ストアを公開したら、決済エラーでお客さまが買えなかった」

こんなトラブル、想像するだけでゾッとしますよね。でも実際に、公開前のテスト注文を省略してしまい、本番でトラブルが発覚するケースは少なくありません。

わたし自身、企業のShopifyストア運営に関わっていたとき、テスト注文で事前に問題を発見できたことが何度もありました。決済の流れ、メール通知、在庫の減り方。実際に注文してみないとわからないことは意外と多いんです。

この記事では、Shopifyでテスト注文を作成する方法を、2つのやり方に分けてわかりやすく解説します。

テスト注文はなぜ必要なのか

ストアの見た目を整えるだけでは、本当の意味で「公開準備完了」とは言えません。お客さまが実際に商品を購入する流れを、自分の手で一通り体験しておくことが大切です。

70%
カート離脱率
EC全体の平均(Baymard Institute調べ)
17%
決済が原因
決済プロセスの複雑さによる離脱

出典:Baymard Institute - Cart Abandonment Rate Statistics

決済まわりの不具合は、売上に直結する致命的な問題です。テスト注文を通じて事前に確認しておけば、こうしたリスクを大幅に減らせます。

テスト注文は「動くかどうか」の確認だけでなく、お客さま目線で購入体験を見直すチャンスでもあります。「この画面わかりにくいな」「確認メールの文面おかしいな」といった気づきが得られます。

方法1:Bogus Gateway(テスト用決済)を使う

もっとも手軽なテスト方法が Bogus Gateway です。Shopifyが用意しているテスト専用の決済ゲートウェイで、実際のお金は一切動きません。

  1. 1

    Bogus Gatewayを有効化する

    Shopify管理画面の「設定」→「決済」に進み、決済方法の追加から「(for testing) Bogus Gateway」を検索して有効化します。

  2. 2

    ストアのフロントで商品をカートに入れる

    実際のお客さまと同じように、ストアの商品ページから商品をカートに追加し、チェックアウトに進みます。

  3. 3

    テスト用のカード情報を入力する

    クレジットカード番号の欄に特定のキーワードを入力します。カード名義は「Bogus Gateway」と入力してください。

  4. 4

    注文を完了して結果を確認する

    注文完了後、管理画面の「注文管理」でテスト注文が反映されているかを確認します。

Bogus Gatewayで使えるテスト値は以下の通りです。

  1. 01

    成功させたい場合

    カード番号欄に「1」を入力すると、決済が正常に完了します。

  2. 02

    失敗させたい場合

    カード番号欄に「2」を入力すると、カード拒否のエラーが表示されます。

  3. 03

    エラーを発生させたい場合

    カード番号欄に「3」を入力すると、ゲートウェイエラーが発生します。

出典:Shopify Help Center - Placing a test order

Bogus Gatewayを有効にしている間、お客さまは実際の注文ができません。テストが終わったら必ず無効化して、通常の決済方法に戻してください。また、Bogus GatewayはShopify POSやサブスクリプション商品には対応していません。

方法2:Shopify Paymentsのテストモードを使う

Shopify Paymentsを利用しているストアでは、 テストモード を有効にすることで、より本番に近い環境でテストできます。実際のクレジットカードブランド(Visa、Mastercardなど)のテスト番号を使えるのが特徴です。

  1. 1

    テストモードを有効化する

    「設定」→「決済」→「Shopify Payments」の「管理する」をクリックし、「テストモードを使用する」にチェックを入れて保存します。

  2. 2

    テスト用カード番号で注文する

    チェックアウト画面で、テスト用のカード番号を入力して注文を完了します。有効期限は未来の日付、セキュリティコードは任意の3桁(Amexは4桁)を入力してください。

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    テストモードを無効化する

    テスト完了後、必ずテストモードのチェックを外して保存します。

主なテスト用カード番号をまとめます。

  • 成功:4242 4242 4242 4242(Visa)
  • 成功:5555 5555 5555 4444(Mastercard)
  • カード拒否:4000 0000 0000 0002
  • 不正カード番号:4242 4242 4242 4241
  • チャージバック:4000 0000 0000 0259

出典:Shopify Help Center - Testing Shopify Payments

テスト注文で使うメールアドレスは、@example.com のドメインがおすすめです。Shopifyのシステムがテスト用と認識してくれるため、スパム検知にかからず安全にテストできます。

テスト注文で確認すべきチェックリスト

テスト注文を通すだけで満足してはいけません。以下のポイントを一つずつ確認していきましょう。

  • クレジットカード決済が正常に完了するか
  • 決済エラー時に適切なメッセージが表示されるか
  • 割引コードが正しく適用されるか
  • 配送料が正しく計算されているか
  • 注文確認メールが届くか
  • メール内の商品名・金額・配送先が正しいか
  • 発送通知メールが正しく送られるか
  • 注文後に在庫数が正しく減っているか
  • 管理画面の注文一覧に反映されているか
  • 注文のキャンセル・返金処理が正常に動くか

テスト注文の後処理を忘れずに

テストが完了したら、以下の後処理を行いましょう。テスト注文をそのまま残しておくと、売上レポートやアナリティクスに影響が出ることがあります。

  • テスト用の決済設定(Bogus Gatewayまたはテストモード)を無効化する
  • テスト注文をアーカイブまたはキャンセルする
  • 在庫数が正しい状態に戻っているか確認する
  • 本番の決済方法で少額の実注文を行い、最終確認する

最終確認として、本番環境で少額商品を実際に購入してみるのもおすすめです。テストモードではわからない本番固有の問題(決済プロバイダとの接続など)を発見できる場合があります。購入後にすぐ返金すれば、コストはほぼかかりません。

まとめ

テスト注文は、Shopifyストアを公開する前の「最後の砦」です。Bogus Gatewayで手軽にテストするもよし、Shopify Paymentsのテストモードで本番に近い環境を確認するもよし。大切なのは、お客さまが体験する購入フローを自分の目で確かめることです。

面倒に感じるかもしれませんが、公開後のトラブルを未然に防げると思えば、テストにかける30分は十分すぎるほど価値があります。

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この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

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SHIN

この記事の執筆者

SHIN

Pepin代表、Webエンジニアとして10年以上の経歴を持ち、
Shopifyアプリ・ストア開発 / webサービス開発 / メディア運営などマルチに活動。

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