Shopifyメンテナンスモード・パスワード保護の使い方 — 開店準備とリニューアル時に

ストアを新しくオープンする前や、大幅なリニューアルを行うとき、お客様に「工事中」の状態を見せたくないですよね。
Shopifyには パスワード保護 という機能があり、これがいわゆる「メンテナンスモード」の役割を果たします。ワンクリックでストア全体を非公開にできるので、準備が整うまで安心して作業に集中できます。
この記事では、パスワード保護の設定手順から活用シーンまで、実務で役立つポイントをまとめました。
- Shopifyのパスワード保護とは?
ストア全体にパスワードをかけ、パスワードを知っている人だけがアクセスできる状態にする機能です。WordPressなどでいう「メンテナンスモード」に相当し、管理画面の「オンラインストア」→「各種設定」から設定できます(公式ヘルプ)。
どんなときに使う? 3つの活用シーン
パスワード保護が役立つ場面は、大きく3つあります。
Shopifyでストアを新規作成すると、デフォルトでパスワード保護がオンになっています。商品登録やテーマのカスタマイズが完了するまで、このまま保護をかけておくのがおすすめです。パスワードを共有すれば、関係者だけにプレビューしてもらうこともできます。
テーマの変更やサイト構成の大幅な見直しを行うとき、一時的にパスワード保護をオンにすることで、崩れた状態をお客様に見せずに済みます。ただし、既存のお客様がアクセスできなくなるため、短時間で作業を終える計画が大切です。
パスワードを一部のお客様にだけ共有して、先行販売やクローズドなセールを行う使い方もあります。本格的な会員制にはアプリが必要ですが、簡易的な限定公開ならパスワード保護で十分です。
パスワード保護の設定手順
設定はとてもシンプルです。管理画面から数クリックで完了します。
- 1
管理画面にログイン
https://ストア名.myshopify.com/adminにアクセスしてログインします。 - 2
「オンラインストア」→「各種設定」を開く
左メニューの「オンラインストア」をクリックし、「各種設定」(Preferences)を選択します。
- 3
「パスワード保護」セクションを見つける
ページを下にスクロールすると「パスワード保護」のセクションがあります。
- 4
パスワード保護を有効にする
「オンラインストアへのアクセスを制限する」にチェックを入れます。パスワード欄にお好きなパスワードを入力し、「保存」をクリックすれば完了です。
パスワード保護ページに表示されるメッセージもカスタマイズできます。「まもなくオープン予定です」など、お客様に伝えたい内容を自由に設定しましょう。
パスワード保護ページのカスタマイズ
パスワード保護ページは、ただの「工事中」ページではありません。ブランドの第一印象を伝える場として活用できます。
- ストア名とロゴを表示して、ブランドを認知してもらう
- 「Coming Soon」メッセージでオープン予定日を告知する
- メールアドレス収集フォームを設置して、オープン時に通知を送る
- SNSリンクを掲載して、フォロワーを事前に獲得する
テーマエディタ(「オンラインストア」→「テーマ」→「カスタマイズ」)で、パスワードページのデザインを編集できます。背景画像やカラーを変更して、ストアの雰囲気に合わせましょう。
メール収集機能を活用すると、ストアオープン前からお客様リストを構築できます。Shopify Emailと組み合わせれば、オープン告知を一斉送信することも可能です(Shopify Email公式ヘルプ)。
解除するときの注意点
ストアの準備が整ったら、パスワード保護を解除して公開しましょう。ただし、いくつか確認しておきたいポイントがあります。
- 01
有料プランへの加入が必要
パスワード保護を解除してストアを公開するには、Shopifyの有料プラン(Basicプラン月額$39〜)に加入している必要があります。無料体験期間中はパスワード保護を外せません。 - 02
決済設定の確認
Shopify Paymentsや外部決済が正しく設定されているか、テスト注文で確認してから公開しましょう(決済設定の公式ヘルプ)。 - 03
SEOへの影響
パスワード保護中は検索エンジンにインデックスされません。解除後すぐにインデックスされるわけではないため、Google Search Consoleでインデックス登録をリクエストするのがおすすめです。
リニューアル目的で一時的にパスワード保護をオンにした場合、保護中は既存のお客様もアクセスできなくなります。深夜帯に作業する、SNSで事前告知するなど、影響を最小限に抑える工夫をしましょう。
よくある質問
短期間(数日〜1週間程度)であれば、大きな悪影響はありません。ただし長期間(1か月以上)保護をかけ続けると、検索エンジンからインデックスが外れる可能性があります。開店準備はできるだけ短期間で終わらせるのが理想です。
パスワード保護はストア全体に適用されるため、特定のページだけを非公開にすることはできません。個別ページの非公開には、テーマのLiquidコードを編集するか、専用アプリを使う方法があります。
パスワード保護で設定できるパスワードは1つだけです。関係者ごとに異なるパスワードを発行したい場合は、Locksmith などのアクセス制御アプリを検討してください。
まとめ
Shopifyのパスワード保護は、開店準備やリニューアル作業に欠かせない機能です。設定も解除もワンクリックで行えるので、難しく考える必要はありません。
パスワード保護 = Shopify版メンテナンスモード。設定は「オンラインストア」→「各種設定」から。解除には有料プランが必要です。
「これからShopifyでストアを始めたい」という方は、まず無料体験で管理画面に触れてみてください。パスワード保護がデフォルトでオンになっているので、じっくり準備してからオープンできます。


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