How to Start a Skincare and Beauty EC with Shopify
「自分で開発したスキンケアアイテムをネットで販売したい」「韓国コスメやオーガニック化粧品をセレクトして売りたい」。そんな思いで美容ECに興味を持つ方が増えています。
スキンケア・美容カテゴリはEC市場のなかでも成長が続いているジャンルです。ただし、肌に直接つける商品だからこそ 薬機法 への対応が欠かせません。知らずに販売を始めると、広告停止や行政指導のリスクがあります。
この記事では、Shopifyで美容・スキンケア商品を販売するための薬機法対応、ストア構築のポイント、定期購入の活用、そしてUGCを活かしたマーケティングまでをまとめました。
美容・スキンケアECで押さえるべき薬機法のキホン
スキンケア商品は「化粧品」か「医薬部外品」のどちらかに分類されます。どちらに該当するかで、標榜できる効果の範囲が変わります。
- 化粧品
肌を清潔にする、美しく見せるなど、人体への作用が緩和なもの。効能は「肌を整える」「うるおいを与える」など、厚生労働省が定めた56の効能範囲に限定されます。
- 医薬部外品(薬用化粧品)
厚生労働省が認めた有効成分を一定濃度で配合し、効能効果が認められたもの。「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ」「ニキビを防ぐ」などの表現が可能です。ただし事前に承認申請が必要です。
こんな表現はNG。薬機法に抵触する例
以下のような表現は薬機法違反にあたるリスクが非常に高いです。商品ページ、広告、SNS投稿のすべてで避けてください。
- 「シミが消える」「シワがなくなる」など治療的な効果の訴求
- 「アトピーが改善する」など疾患名を挙げた表現
- 「−10歳肌になれる」など、著しく優良と誤認させる表現
- ビフォーアフター写真で劇的な変化を演出
- 「医師監修」とうたいながら具体的な根拠がない
安全に使えるOK表現の方向性
迷ったら 「これは化粧品の広告として適切か?」 と自問してみてください。判断が難しい場合は、薬事チェックの専門サービスや行政書士に相談するのが安全です。
Shopifyでスキンケアストアを構築する手順
スキンケアECは「世界観」と「信頼感」の両立がポイントです。Shopifyならテーマのカスタマイズでブランドの世界観をしっかり表現できます。
- 1
Shopifyアカウントを作成する
無料体験からスタートできます。まずはアカウントを作成し、管理画面に慣れるところから始めましょう。 - 2
テーマを選んで世界観を構築
Dawnなどの無料テーマでも十分ですが、美容系は写真が映えるテーマを選ぶと効果的です。ブランドカラーやフォントを設定して統一感を出しましょう。 - 3
商品ページを丁寧につくる
全成分表示、使い方の説明、テクスチャーがわかる写真を充実させます。薬機法に配慮した表現で商品の魅力を伝えてください。 - 4
特定商取引法に基づく表記・プライバシーポリシーを設置
法的に必要なページを整備します。化粧品ECでは返品・交換のルールも明確にしておくことが大切です。 - 5
決済・配送を設定してオープン
Shopifyペイメントを有効化し、配送設定を済ませたらストアを公開します。
定期購入でLTVを最大化する
スキンケア商品は毎日使うものだからこそ、定期購入との相性が抜群です。「なくなる前に届く」という安心感が、お客様のリピート率を大きく高めてくれます。
Shopifyで定期購入を始めるには、サブスクリプション対応アプリの導入が必要です。「定期購買」アプリや「Loop Subscriptions」など日本語対応のアプリを選びましょう。定期購入限定で10〜15%の割引を設定すると、お客様にとっての購入動機になります。
UGCマーケティングで信頼を積み上げる
美容・スキンケアECの集客で特に効果的なのが、UGC(ユーザー生成コンテンツ)の活用です。お客様自身の投稿は、広告よりも信頼度が高く、購買行動に直結します。
ブランド独自のハッシュタグを設定し、商品を使った投稿を募集します。投稿してくれた方に次回使えるクーポンを配布すると参加率が上がります。集まった投稿は、Shopifyアプリを使って商品ページに埋め込むことも可能です。
購入後にレビュー依頼メールを自動送信し、テキストだけでなく写真付きレビューを促しましょう。Judge.meやLooxなどのレビューアプリがおすすめです。写真付きレビューがあると、コンバージョン率が大きく向上します。
フォロワー数が1万〜5万人程度のマイクロインフルエンサーは、フォロワーとの距離が近く信頼度が高いのが特徴です。商品を提供して正直なレビューをしてもらう形が自然で、費用対効果も高い施策です。
UGCを活用する際も薬機法は適用されます。お客様やインフルエンサーの投稿であっても、効果効能をうたう内容を企業側が依頼・黙認すると薬機法違反になる可能性があります。投稿ガイドラインを用意して、表現のルールを事前に共有しておきましょう。
開業前チェックリスト
美容・スキンケアECを始める前に、以下の項目を確認しておきましょう。
- 販売する商品が「化粧品」か「医薬部外品」かを確認した
- 化粧品製造販売業の許可要否を確認した(仕入れ品の場合は不要なケースが多い)
- 商品ページの表現を薬機法の範囲内で作成した
- 全成分表示を正しく記載した
- 特定商取引法に基づく表記を設置した
- 返品・交換ポリシーを明確に記載した
- 定期購入の解約導線をわかりやすく設計した
まとめ
美容・スキンケアECは、薬機法への正しい理解があれば、個人やスモールチームでも十分に始められるジャンルです。Shopifyなら定期購入やレビュー機能もアプリで簡単に追加できるので、商品開発やブランディングに集中できます。
まずは小さく始めて、お客様の声を聴きながら商品ラインナップとストアを育てていく。そのスタイルが、美容ECで長く愛されるブランドをつくる一番の近道だとわたしは思います。


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