How to Start a Disaster Preparedness EC with Shopify
「もしもの備え」を届けるビジネスに興味はありませんか。地震・台風・豪雨。日本は自然災害が多い国だからこそ、防災グッズへの関心は年々高まっています。
ただ、関心は高くても「何を揃えればいいかわからない」「買うのが面倒で後回し」という人が大半です。だからこそ、ECで必要なものをセットにして届けるビジネスには大きなチャンスがあります。
出典:矢野経済研究所 防災関連市場に関する調査(2024年)
この記事では、Shopifyを使って防災グッズECを始める方法を、商品選定から季節需要の活かし方、定期便モデルまでまとめました。
なぜ防災グッズECに可能性があるのか
防災グッズECが伸びている背景には、3つのポイントがあります。
- 1
災害の頻発化で当事者意識が増加
2024年の能登半島地震をはじめ、毎年のように大規模な災害が発生しています。「自分ごと」として備えを考える人が増えました。 - 2
EC購入との相性の良さ
防災セットは重くてかさばるため、店頭よりもオンラインで購入して自宅に届けてもらうほうが便利です。比較検討もしやすく、ECとの親和性が非常に高いジャンルです。 - 3
定期的な入れ替え需要がある
食品や水には消費期限があります。1回買って終わりではなく、定期的な買い替えが発生するため、リピートビジネスに発展しやすい構造です。
防災グッズは 「不安を安心に変える」 商品です。価格競争ではなく、信頼感とわかりやすさで選ばれる傾向が強いため、ブランドの世界観を作りやすいジャンルでもあります。
商品ラインナップの考え方
防災グッズといっても幅広いので、まずはどの切り口で攻めるかを決めることが大切です。
最初からすべてを揃える必要はありません。まずは1つのテーマに絞ってスタートし、お客様の声を聞きながら商品を増やしていくのがおすすめです。
季節ごとの需要の波を活かす
防災グッズは通年で売れますが、検索需要には明確な波があります。この波を理解して販促カレンダーに組み込むことが売上アップの鍵です。
- 3月
東日本大震災の追悼時期
メディア報道が増え、防災意識が一時的に高まります。SNSでの啓発投稿も効果的です。 - 6〜7月
梅雨・台風シーズン前
水害への備えとして非常用持ち出し袋の需要が伸びます。 - 9月1日
防災の日
年間で最も検索ボリュームが大きい時期です。8月中旬から広告やSNS投稿を強化しましょう。 - 1月
新年の備え直し
年末年始に帰省先で災害関連の話題が出やすく、年始に購入するパターンがあります。
定期便(サブスクリプション)モデルで安定収益を作る
防災グッズECで最も強力なビジネスモデルが 定期便 です。保存食や水は消費期限があるため、「期限が切れる前に届く」サービスは大きな価値になります。
- 01
半年〜1年サイクルの食品入れ替え便
保存水や非常食の期限に合わせて定期配送。届いた新しいものと入れ替えるだけなので、お客様の手間が最小限になります。 - 02
季節ごとの備えアップデート便
夏は熱中症対策グッズ、冬は防寒アイテムなど、季節に応じた追加グッズを四半期ごとに届けるモデルです。 - 03
ファミリー構成に合わせたカスタム便
家族の人数やお子さまの年齢に合わせて、内容をパーソナライズ。月齢が進めば中身も自動で変わる仕組みが理想です。
Shopifyでは 定期購入アプリ を使ってサブスクリプションを実装できます。日本語対応のアプリも複数あるので、運用コストを抑えながら定期便モデルを構築できます。
Shopifyで防災グッズECを開設する流れ
- Shopifyのアカウントを作成し、ストアの基本設定を行う
- 防災グッズのテーマに合ったデザインテンプレートを選ぶ
- 商品を登録し、セット商品のバリエーションを設定する
- 定期購入アプリ(Mikawaya Subscription等)を導入する
- 配送設定で「重量制配送料」を設定する(防災セットは重いため)
- 特定商取引法・プライバシーポリシーなどの法的ページを整備する
- Googleショッピング連携やSNS連携の設定を行う
よくある質問
防災グッズそのもの(ライト・ラジオ・防災バッグなど)の販売に特別な許認可は不要です。ただし、保存食や水を販売する場合は 食品衛生法 に基づく営業届出が必要になるケースがあります。仕入れ先がすでに包装・表示を完了した状態の商品を販売するだけであれば、届出のみで済む場合がほとんどです。管轄の保健所に事前確認をしましょう。
「NETSEA」「スーパーデリバリー」などのBtoB卸サイトで防災グッズを扱うメーカーを探せます。また、展示会(危機管理産業展など)に参加すると、直接メーカーとつながることができます。OEMで自社ブランド商品を企画する道もあります。
ドロップシッピングや受注発注型であれば在庫リスクを抑えられます。ただし防災グッズは緊急時にすぐ届くことが価値になるため、主力商品は在庫を持っておくほうがお客様の満足度は高くなります。
1人用の防災セットで5,000〜15,000円、家族用で15,000〜30,000円が売れ筋のゾーンです。安すぎると「中身が不安」と思われ、高すぎると比較検討で離脱されるため、このレンジ内で信頼感のあるセット内容を設計するのがポイントです。
まとめ
防災グッズECは、社会的な意義とビジネスとしての持続性を両立できるジャンルです。災害への備えを「面倒なもの」から「届くから安心」に変えることで、お客様の生活に本当に役立つサービスを作れます。
Shopifyなら初期コストを抑えながら、定期便や季節商品の出し分けなど柔軟な運営が可能です。まずは小さく始めて、お客様の声を聞きながら育てていきましょう。


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