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Pepinby SHIN
Shopify2026-03-306分で読めます

How to Set Up Subscription Products on Shopify

How to Set Up Subscription Products on Shopify
サブスクリプション・定期購入のイメージ

「新規のお客様は増えているのに、売上がなかなか安定しない」

ECを運営していると、そんな壁にぶつかることがあります。毎月ゼロから集客して、ゼロから売上を積み上げる。この繰り返しは、正直なところ体力を削ります。

そこで注目されているのが 定期購入(サブスクリプション) という仕組みです。一度購入してくれたお客様に、毎月自動で届ける。それだけで、翌月の売上が「読める」状態になります。

この記事では、Shopifyで定期購入を導入するための具体的な方法を、アプリの比較から設定手順、解約率を下げるコツまでまとめました。

なぜ今、定期購入なのか

EC業界で定期購入モデルが広がっているのには、はっきりとした理由があります。

1兆円超
国内サブスク市場規模
2025年時点の推計値(矢野経済研究所)
3〜5倍
LTVの向上効果
定期購入顧客は都度購入の3〜5倍の生涯価値
1/5
新規獲得コストとの差
既存顧客の維持は新規獲得の約1/5のコスト

出典:矢野経済研究所 サブスクリプションサービス市場に関する調査

つまり、定期購入を導入することで「売上の安定」と「利益率の改善」を同時に実現できる可能性がある。これが、大手だけでなく個人や小規模ECにも導入が広がっている理由です。

  1. 01

    毎月の売上が予測できる

    定期購入者が100人いれば、来月の最低売上がわかる。広告や仕入れの判断に余裕が生まれる。
  2. 02

    LTV(顧客生涯価値)が伸びる

    一度きりの購入で終わらず、3か月、半年、1年と関係が続く。結果として1人あたりの売上が大きく伸びる。
  3. 03

    新規集客のプレッシャーが減る

    毎月の売上ベースがあるぶん、新規獲得に焦らなくていい。その余裕がブランドづくりに使える。

Shopifyの定期購入の仕組み

Shopifyの定期購入(サブスクリプション)

Shopifyでは、サブスクリプションAPIを通じて定期購入の仕組みを提供しています。ただし管理画面だけでは完結せず、サブスクリプション対応アプリのインストールが必要です。アプリを通じて「毎月」「隔週」などの配送サイクルや割引率を設定し、お客様は商品ページから都度購入か定期購入かを選べるようになります。詳しくは Shopify公式ヘルプ:サブスクリプション を参照してください。

ポイントは、Shopify本体にサブスク機能が「土台」として組み込まれていること。そのため、アプリを入れるだけで決済の自動化、配送スケジュール管理、お客様のマイページからのスキップ・解約まで一気通貫で実現できます。

Shopify管理画面のイメージ

定期購入に向いている商材

「うちの商品、定期購入に合うのかな?」と迷うこともあるかもしれません。向いている商材には共通する特徴があります。

消耗品・日用品
シャンプー、洗剤、サプリメント、プロテインなど。使えばなくなるものは定期購入との相性が抜群。
食品・飲料
コーヒー豆、お茶、調味料、健康食品。毎日消費するものはリピート率が高い。
ペット用品
フード、おやつ、トイレシート。「切らしたくない」という心理が定期購入の動機になる。
コスメ・スキンケア
基礎化粧品、メイクアップ。同じものを使い続ける傾向が強いジャンル。
サプリ・健康食品
プロテイン、ビタミン剤、青汁。効果を実感するまで続ける必要があるため、定期購入が理にかなう。
キッズ・ベビー用品
おむつ、離乳食、おもちゃの定期便。成長に合わせた商品を届けるサービスも人気。

共通するのは 「定期的に消費される」「買い忘れを防ぎたい」「毎回選ぶのが面倒」 という3つの心理に応えている点です。自社の商品がこのどれかに当てはまるなら、定期購入の導入を検討する価値があります。

オンラインショッピングのイメージ

おすすめサブスクアプリ比較

Shopifyのサブスクリプションアプリ一覧

Shopifyの定期購入に使えるアプリは複数ありますが、日本語対応を重視するなら選択肢は絞られます。ここでは代表的な3つを比較します。

定期購買 by Huckleberry
日本シェアNo.1のサブスクアプリ。日本語完全対応。初回割引、スキップ、マイページ管理に対応。無料プランあり。
Mikawaya Subscription
日本発のサブスクアプリ。シンプルな操作性が特徴。BOXセット機能あり。月額無料〜(Lightプランは月額無料だが売上の3%の手数料が発生)。
  • 日本語の管理画面・顧客向けUIがあるか
  • 初回割引・2回目以降の価格変更ができるか
  • お客様がマイページからスキップ・解約できるか
  • Shopify Paymentsとスムーズに連携するか
  • 無料プランまたは試用期間があるか

どちらも日本語対応が手厚く、基本的な機能は揃っています。まずは無料プランで試して、自分のストアに合うほうを選ぶのが確実です。

定期購入の設定手順

ここでは、最も導入実績の多い「定期購買 by Huckleberry」を例に、設定の流れを解説します。

  1. 1

    サブスクアプリをインストール

    Shopifyアプリストアで「定期購買」を検索し、インストールします。初期設定ウィザードが表示されるので、ストア情報を入力して進めます。
  2. 2

    サブスクプラン(配送ルール)を作成

    アプリの管理画面から、定期購入のプランを作成します。配送サイクル(毎月・隔週・2か月ごとなど)、割引率(定期購入限定で10%オフなど)、最低購入回数を設定します。
  3. 3

    対象商品にプランを紐づける

    Shopifyの商品管理画面から、定期購入の対象にしたい商品を選び、作成したプランを紐づけます。「都度購入」と「定期購入」の両方を選べるように設定することも可能です。
  4. 4

    商品ページにサブスク選択UIを追加

    テーマのカスタマイズ画面で、商品ページにアプリブロックを追加します。お客様が「1回だけ購入」と「定期購入で○%オフ」を選択できるUIが表示されるようになります。
  5. 5

    テスト注文で動作を確認

    Shopifyのテストモードを使って、実際に定期購入をシミュレーションします。初回決済、確認メール、マイページでのスキップ・解約、次回課金日の表示などを一通りチェックしましょう。

定期購入を販売する場合、特定商取引法の改正(2022年6月施行)により、契約期間・支払総額・解約方法の明示が義務づけられています。商品ページと最終確認画面にこれらの情報を必ず記載してください。

出典:消費者庁 特定商取引法の改正について

解約率を下げる6つのコツ

定期購入で最も重要な指標のひとつが 解約率(チャーンレート) です。せっかく定期購入のお客様を獲得しても、すぐに解約されてしまっては意味がありません。

チャーンレート(解約率)

一定期間内にサブスクリプションを解約した顧客の割合。月間チャーンレートが5%の場合、100人の会員のうち毎月5人が離脱する計算になります。ECサブスクの平均的な月間チャーンレートは5〜10%程度とされています。

  1. 01

    初回体験の質を上げる

    最初の商品が届いたときの感動が、2回目以降の継続を左右する。丁寧な梱包、手書きのメッセージカード、使い方ガイドの同梱など、初回だけは「やりすぎ」なくらいでちょうどいい。
  2. 02

    スキップ機能を提供する

    「今月は余っているから止めたい」というニーズに応えられないと、解約しか選択肢がなくなる。1回お届けをスキップできるだけで、解約を防げるケースは多い。
  3. 03

    3回目に特典を用意する

    定期購入の解約が最も多いのは2〜3回目。このタイミングでクーポンやプレゼントを届けると、「もう少し続けてみよう」という気持ちを後押しできる。
  4. 04

    顧客とのコミュニケーションを絶やさない

    配送の間にメルマガやSNSで接点を持つ。商品の活用法、開発秘話、お客様の声の紹介など、「届く日が待ち遠しい」と思ってもらえる関係を作る。
  5. 05

    解約理由をヒアリングして改善する

    解約時にアンケートを取り、理由を分析する。「価格が高い」が多ければ割引プランの検討を、「商品が余る」が多ければ配送サイクルの見直しを。データに基づいた改善が解約率を着実に下げる。
  6. 06

    長期継続者を優遇する

    6か月継続で5%オフ、1年継続で10%オフなど、続けるほどお得になる設計にする。長く使ってくれているお客様を大切にしているという姿勢は、ブランドの信頼にもつながる。
サブスクリプション継続のイメージ

よくある質問

はい、Shopifyの無料体験期間中でもサブスクアプリのインストールと設定は可能です。ただし、実際の決済処理にはShopifyの有料プラン(ベーシック以上)への移行が必要です。設定だけ先に済ませておくとスムーズに始められます。

できます。多くのサブスクアプリでは、1つの商品に対して「通常購入」と「定期購入」の選択肢を併存させる設定が可能です。商品ページでお客様が好きなほうを選べるようになります。

はい。定期購買やMikawaya Subscriptionなどの主要アプリは、お客様がマイページから配送サイクルの変更、スキップ、一時停止、解約などを操作できる機能を備えています。

一般的には通常価格の10〜20%オフが目安です。割引が小さすぎると定期購入にするメリットが薄く、大きすぎると利益を圧迫します。まずは10%オフで始めて、継続率を見ながら調整するのがおすすめです。

特定商取引法により、定期購入では契約期間、支払総額、解約条件・方法の明示が義務づけられています。最終確認画面でこれらを表示する必要があり、違反すると行政処分の対象になります。詳しくは 消費者庁のページ を確認してください。

まとめ:定期購入は「仕組みで売上を安定させる」最短ルート

定期購入の導入は、一見すると難しく感じるかもしれません。でも、Shopifyとサブスクアプリを使えば、やることは意外とシンプルです。

  1. サブスクアプリをインストールする
  2. プランを作って対象商品に紐づける
  3. 商品ページにサブスク選択UIを表示する
  4. テスト注文で確認して公開する

大切なのは、最初から完璧を目指さないこと。まずは1つの人気商品で定期購入を始めてみて、お客様の反応を見ながら改善していく。そのほうが、結果的に長く続けられる仕組みになります。

毎月の売上に一喜一憂する日々から、翌月の収益が見える安心感へ。定期購入という仕組みの力を、ぜひ一度試してみてください。

→ Shopifyで定期購入を始める(Shopify公式)

→ 定期購買 by Huckleberry をApp Storeで見る

→ Mikawaya Subscription をApp Storeで見る

この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

SHIN

この記事の執筆者

SHIN

Pepin代表。Shopifyアプリ「まるっと予シリーズ」開発者。Webエンジニアとして10年以上の経歴。
Shopifyアプリ開発・ストア構築 / webサービス開発 / メディア運営 / ストリーマーとしてマルチに活動。

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