How to Set Up Subscription Products on Shopify

「新規のお客様は増えているのに、売上がなかなか安定しない」
ECを運営していると、そんな壁にぶつかることがあります。毎月ゼロから集客して、ゼロから売上を積み上げる。この繰り返しは、正直なところ体力を削ります。
そこで注目されているのが 定期購入(サブスクリプション) という仕組みです。一度購入してくれたお客様に、毎月自動で届ける。それだけで、翌月の売上が「読める」状態になります。
この記事では、Shopifyで定期購入を導入するための具体的な方法を、アプリの比較から設定手順、解約率を下げるコツまでまとめました。
なぜ今、定期購入なのか
EC業界で定期購入モデルが広がっているのには、はっきりとした理由があります。
出典:矢野経済研究所 サブスクリプションサービス市場に関する調査
つまり、定期購入を導入することで「売上の安定」と「利益率の改善」を同時に実現できる可能性がある。これが、大手だけでなく個人や小規模ECにも導入が広がっている理由です。
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毎月の売上が予測できる
定期購入者が100人いれば、来月の最低売上がわかる。広告や仕入れの判断に余裕が生まれる。 - 02
LTV(顧客生涯価値)が伸びる
一度きりの購入で終わらず、3か月、半年、1年と関係が続く。結果として1人あたりの売上が大きく伸びる。 - 03
新規集客のプレッシャーが減る
毎月の売上ベースがあるぶん、新規獲得に焦らなくていい。その余裕がブランドづくりに使える。
Shopifyの定期購入の仕組み
- Shopifyの定期購入(サブスクリプション)
Shopifyでは、サブスクリプションAPIを通じて定期購入の仕組みを提供しています。ただし管理画面だけでは完結せず、サブスクリプション対応アプリのインストールが必要です。アプリを通じて「毎月」「隔週」などの配送サイクルや割引率を設定し、お客様は商品ページから都度購入か定期購入かを選べるようになります。詳しくは Shopify公式ヘルプ:サブスクリプション を参照してください。
ポイントは、Shopify本体にサブスク機能が「土台」として組み込まれていること。そのため、アプリを入れるだけで決済の自動化、配送スケジュール管理、お客様のマイページからのスキップ・解約まで一気通貫で実現できます。

定期購入に向いている商材
「うちの商品、定期購入に合うのかな?」と迷うこともあるかもしれません。向いている商材には共通する特徴があります。
共通するのは 「定期的に消費される」「買い忘れを防ぎたい」「毎回選ぶのが面倒」 という3つの心理に応えている点です。自社の商品がこのどれかに当てはまるなら、定期購入の導入を検討する価値があります。
おすすめサブスクアプリ比較

Shopifyの定期購入に使えるアプリは複数ありますが、日本語対応を重視するなら選択肢は絞られます。ここでは代表的な3つを比較します。
- 日本語の管理画面・顧客向けUIがあるか
- 初回割引・2回目以降の価格変更ができるか
- お客様がマイページからスキップ・解約できるか
- Shopify Paymentsとスムーズに連携するか
- 無料プランまたは試用期間があるか
どちらも日本語対応が手厚く、基本的な機能は揃っています。まずは無料プランで試して、自分のストアに合うほうを選ぶのが確実です。
定期購入の設定手順
ここでは、最も導入実績の多い「定期購買 by Huckleberry」を例に、設定の流れを解説します。
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サブスクアプリをインストール
Shopifyアプリストアで「定期購買」を検索し、インストールします。初期設定ウィザードが表示されるので、ストア情報を入力して進めます。 - 2
サブスクプラン(配送ルール)を作成
アプリの管理画面から、定期購入のプランを作成します。配送サイクル(毎月・隔週・2か月ごとなど)、割引率(定期購入限定で10%オフなど)、最低購入回数を設定します。 - 3
対象商品にプランを紐づける
Shopifyの商品管理画面から、定期購入の対象にしたい商品を選び、作成したプランを紐づけます。「都度購入」と「定期購入」の両方を選べるように設定することも可能です。 - 4
商品ページにサブスク選択UIを追加
テーマのカスタマイズ画面で、商品ページにアプリブロックを追加します。お客様が「1回だけ購入」と「定期購入で○%オフ」を選択できるUIが表示されるようになります。 - 5
テスト注文で動作を確認
Shopifyのテストモードを使って、実際に定期購入をシミュレーションします。初回決済、確認メール、マイページでのスキップ・解約、次回課金日の表示などを一通りチェックしましょう。
定期購入を販売する場合、特定商取引法の改正(2022年6月施行)により、契約期間・支払総額・解約方法の明示が義務づけられています。商品ページと最終確認画面にこれらの情報を必ず記載してください。
解約率を下げる6つのコツ
定期購入で最も重要な指標のひとつが 解約率(チャーンレート) です。せっかく定期購入のお客様を獲得しても、すぐに解約されてしまっては意味がありません。
- チャーンレート(解約率)
一定期間内にサブスクリプションを解約した顧客の割合。月間チャーンレートが5%の場合、100人の会員のうち毎月5人が離脱する計算になります。ECサブスクの平均的な月間チャーンレートは5〜10%程度とされています。
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初回体験の質を上げる
最初の商品が届いたときの感動が、2回目以降の継続を左右する。丁寧な梱包、手書きのメッセージカード、使い方ガイドの同梱など、初回だけは「やりすぎ」なくらいでちょうどいい。 - 02
スキップ機能を提供する
「今月は余っているから止めたい」というニーズに応えられないと、解約しか選択肢がなくなる。1回お届けをスキップできるだけで、解約を防げるケースは多い。 - 03
3回目に特典を用意する
定期購入の解約が最も多いのは2〜3回目。このタイミングでクーポンやプレゼントを届けると、「もう少し続けてみよう」という気持ちを後押しできる。 - 04
顧客とのコミュニケーションを絶やさない
配送の間にメルマガやSNSで接点を持つ。商品の活用法、開発秘話、お客様の声の紹介など、「届く日が待ち遠しい」と思ってもらえる関係を作る。 - 05
解約理由をヒアリングして改善する
解約時にアンケートを取り、理由を分析する。「価格が高い」が多ければ割引プランの検討を、「商品が余る」が多ければ配送サイクルの見直しを。データに基づいた改善が解約率を着実に下げる。 - 06
長期継続者を優遇する
6か月継続で5%オフ、1年継続で10%オフなど、続けるほどお得になる設計にする。長く使ってくれているお客様を大切にしているという姿勢は、ブランドの信頼にもつながる。
よくある質問
はい、Shopifyの無料体験期間中でもサブスクアプリのインストールと設定は可能です。ただし、実際の決済処理にはShopifyの有料プラン(ベーシック以上)への移行が必要です。設定だけ先に済ませておくとスムーズに始められます。
できます。多くのサブスクアプリでは、1つの商品に対して「通常購入」と「定期購入」の選択肢を併存させる設定が可能です。商品ページでお客様が好きなほうを選べるようになります。
はい。定期購買やMikawaya Subscriptionなどの主要アプリは、お客様がマイページから配送サイクルの変更、スキップ、一時停止、解約などを操作できる機能を備えています。
一般的には通常価格の10〜20%オフが目安です。割引が小さすぎると定期購入にするメリットが薄く、大きすぎると利益を圧迫します。まずは10%オフで始めて、継続率を見ながら調整するのがおすすめです。
特定商取引法により、定期購入では契約期間、支払総額、解約条件・方法の明示が義務づけられています。最終確認画面でこれらを表示する必要があり、違反すると行政処分の対象になります。詳しくは 消費者庁のページ を確認してください。
まとめ:定期購入は「仕組みで売上を安定させる」最短ルート
定期購入の導入は、一見すると難しく感じるかもしれません。でも、Shopifyとサブスクアプリを使えば、やることは意外とシンプルです。
- サブスクアプリをインストールする
- プランを作って対象商品に紐づける
- 商品ページにサブスク選択UIを表示する
- テスト注文で確認して公開する
大切なのは、最初から完璧を目指さないこと。まずは1つの人気商品で定期購入を始めてみて、お客様の反応を見ながら改善していく。そのほうが、結果的に長く続けられる仕組みになります。
毎月の売上に一喜一憂する日々から、翌月の収益が見える安心感へ。定期購入という仕組みの力を、ぜひ一度試してみてください。

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