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Pepinby SHIN
Shopify2026-04-049分で読めます

How to Start TikTok Ads with Shopify — Setup Guide and Tips for Results

How to Start TikTok Ads with Shopify — Setup Guide and Tips for Results
TikTok広告を始めるイメージ

「Shopifyでストアを作ったけど、若い世代にどうやって届ければいいんだろう」

そんな悩みを持っている方に、ぜひ試してほしいのが TikTok広告 です。

わたし自身、ECストアの運営に携わっていたとき、Google広告やInstagram広告に加えて TikTok広告を導入したことがあります。正直、最初は「TikTokって踊る動画のアプリでしょ?」くらいの認識でした。でも実際に配信してみると、短い動画でも商品の魅力がストレートに伝わり、思った以上にコンバージョンにつながった経験があります。

しかも、2025年6月に TikTok Shop が日本で正式ローンチしたことで、TikTokはただの「認知獲得メディア」から「アプリ内で購入まで完結するECプラットフォーム」へと進化しました。Shopifyとの連携もさらに強化されています。

この記事では、Shopify初心者の方でもTikTok広告を始められるよう、設定手順から費用の考え方、成果を出すためのコツまで一通り解説します。

TikTok広告(TikTok Ads)

TikTokが提供するオンライン広告プラットフォームです。ユーザーのフィードに自然に溶け込む短尺動画広告が主流で、クリック課金(CPC)やインプレッション課金(CPM)に対応。日予算約3,000円(20米ドル)から配信可能で、他のSNS広告と比べて広告単価が低い傾向にあります。

TikTok広告がShopifyストアに向いている理由

「TikTokの広告って効果あるの?」と思う方もいるかもしれません。結論から言うと、ECストアとTikTok広告の相性は非常にいいです。

圧倒的なリーチ力
購買行動に直結する
広告単価が安い
Shopifyと公式連携

Google広告が「すでに欲しいものを探している人」にアプローチするのに対し、TikTok広告は「まだ知らなかったけど、動画を見て欲しくなった」という 発見型の購買行動 を生み出します。とくにアパレル、コスメ、雑貨、ガジェットなど「見た目でわかる商品」との相性は抜群です。

約500億円
TikTok Shop 日本市場の年間規模予測(2026年6月まで)
2025年6月のローンチからわずか3ヶ月で累計約30億円を突破。急成長中の販路です

出典:TikTok Shopの国内市場規模、2026年6月に累計500億円と予測

TikTok Shopとは、TikTokアプリ内で商品の閲覧・購入・決済まで完結するEC機能です。2025年6月30日に日本で正式にサービスが開始されました。売上の約80%は「家電・ガジェット」「美容・コスメ」「アパレル」の3カテゴリが占めています。

TikTok広告の種類と費用感

TikTok広告にはいくつかの配信フォーマットがあります。Shopifyストアでよく使われるものを整理しました。

広告タイプ特徴費用目安初心者おすすめ度
インフィード広告ユーザーのフィードに自然に表示される動画広告。購入・サイト誘導に最適CPC 30〜100円★★★
スパーク広告(Spark Ads)既存の投稿やクリエイターの動画を広告として配信。自然な訴求力が高いCPC 30〜100円★★★
ショッピング広告TikTok Shop連携で、動画から直接商品ページへ誘導CPC 20〜80円★★☆
TopView広告アプリ起動時に全画面表示。大規模な認知獲得向き500万円〜★☆☆
ブランドエフェクトAR/エフェクトを使ったインタラクティブ広告数百万円〜★☆☆

出典:TikTok広告の費用相場【2026年】課金方式別に徹底解説

Shopifyストアの売上を伸ばしたいなら、まずは インフィード広告スパーク広告 から始めるのがおすすめです。とくにスパーク広告は、自分のアカウントで投稿した動画をそのまま広告に転用できるため、「広告っぽさ」が薄まり、ユーザーに受け入れられやすい特徴があります。

モバイル広告のイメージ

始める前に用意するもの

TikTok広告をShopifyで配信するには、以下の準備が必要です。どれも無料で作れるものばかりなので、先に揃えておきましょう。

  • TikTokアカウント(個人アカウントでOK)
  • TikTok for Businessアカウント(広告管理用、無料で作成可能)
  • TikTok広告マネージャーアカウント
  • Shopifyストア(商品が登録済みの状態)
  • 広告用の動画素材(スマホ撮影でもOK)
  • クレジットカード(広告費の支払い用)

TikTok広告アカウントの作成時に「ビジネス情報」の入力を求められます。ストアのURLやビジネスカテゴリを正確に入力しないと審査が通らないことがあるので、事前にShopifyストアを公開状態にしておきましょう。

Shopify × TikTok広告の設定手順

ここからが本題です。ShopifyとTikTokを連携し、広告を配信するまでの手順を解説します。

ステップ1:TikTokアプリをShopifyにインストールする

  1. 1

    Shopify App StoreからTikTokをインストール

    Shopifyの管理画面にログインし、左メニューの「販売チャネル」横にある + ボタンをクリック。もしくはApp Storeで「TikTok」を検索して、公式アプリを インストール します。

    → TikTok アプリページ(Shopify App Store)

  2. 2

    TikTok for Businessアカウントを接続する

    アプリをインストールすると設定画面が表示されます。「TikTokアカウントを接続」をクリックし、TikTok for Businessアカウントでログインします。まだアカウントがなければ、この画面から新規作成も可能です。

  3. 3

    TikTokビジネスセンターを連携する

    ビジネスセンターは、広告アカウントやピクセルを管理する中枢です。既存のビジネスセンターを選択するか、新しく作成して連携します。

  4. 4

    TikTok広告マネージャーを接続する

    同じ設定画面内で、広告マネージャーアカウントを接続します。広告の作成・管理・レポート確認に使うアカウントです。

    → TikTok広告マネージャー

出典:Shopifyの設定ガイド|TikTok for Business

ステップ2:TikTokピクセルとデータ共有を設定する

広告の成果を正しく測るために、ピクセル(計測タグ)の設定が重要です。

  1. 1

    TikTokピクセルを選択する

    ShopifyのTikTokアプリ設定画面で、ピクセルの設定に進みます。既存のピクセルを選ぶか、新しく作成します。Shopifyアプリ経由で設定すると、コードを手動で貼る必要はありません。

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    データ共有レベルを『最大化』に設定する

    データ共有レベルは 「最大化(Maximum)」 を選びましょう。これにより、閲覧・カート追加・購入などのイベントが高精度で計測され、TikTok広告の最適化エンジンが正しく機能します。

  3. 3

    App Pixelのモードを確認する

    2026年1月にShopifyがピクセルのデフォルト設定を変更しました。新しいデフォルトでは「Optimized」モードになっており、帰属シグナルが検出されない場合にデータフローが制限される可能性があります。TikTokピクセルは 「Always on」モードに手動で切り替える ことをおすすめします。

2026年1月13日以降、ShopifyのApp Pixelは「Optimized」モードがデフォルトになりました。広告配信の初期はコンバージョンデータが少ないため、「Optimized」モードだとピクセルが制限される恐れがあります。Shopify管理画面の「設定」→「カスタマーイベント」からTikTokピクセルを「Always on」に切り替えましょう。

出典:Shopify Changed Its Default Pixel Setting in January 2026

広告ダッシュボードのイメージ

ステップ3:商品カタログを同期する

  1. 1

    商品カタログの同期を有効にする

    TikTokアプリの設定画面で「商品カタログ」のセクションに進み、Shopifyの商品をTikTokに同期します。全商品を同期するか、特定のコレクションだけを選ぶことも可能です。

  2. 2

    商品情報を確認する

    商品タイトル、説明文、画像、価格が正しく反映されているか確認します。TikTokのポリシーに沿っていない商品は不承認になることがあるので、とくに画像の品質とテキストの正確性をチェックしましょう。

ステップ4:広告キャンペーンを作成する

いよいよ広告キャンペーンの作成です。Shopifyの管理画面から直接キャンペーンを作ることもできますし、TikTok広告マネージャーから作成することもできます。

  1. 1

    キャンペーンの目標を設定

    TikTok広告マネージャーにログインし、「キャンペーン作成」をクリック。Shopifyストアの場合、目標は 「ウェブサイトコンバージョン」 を選びましょう。TikTokが推奨する スマートパフォーマンスキャンペーン(SPC) を使うと、AIが自動で最適化してくれます。

    出典:TikTok広告キャンペーンの作成 - Shopify|TikTok for Business

  2. 2

    予算と配信スケジュールを決める

    日予算を設定します。TikTok広告の最低日予算は 約3,000円(20米ドル) です。まずはこの最低金額からスタートし、成果を見ながら増額していくのが安全です。

  3. 3

    ターゲティングを設定する

    年齢、性別、地域、興味関心などでターゲットを絞り込めます。ただし、最初のうちはターゲティングを広めに設定し、TikTokのAIに学習させるほうが成果につながりやすいです。

  4. 4

    広告クリエイティブ(動画)をアップロードする

    9:16の縦型動画(15〜60秒)を用意します。テキスト、CTAボタン、遷移先URLを設定して配信開始です。

TikTok広告のクリエイティブは「プロっぽい広告」より「ユーザーの投稿に近い自然な動画」のほうが効果が出やすい傾向があります。スマホ1台で撮影した動画でも十分に成果が出るので、まずは気軽に試してみてください。

費用感の目安

「TikTok広告っていくらかかるの?」は一番気になるポイントだと思います。

月3〜5万円
小規模ストアのTikTok広告費目安
日予算3,000円×30日で約9万円が上限。まずは月3万円からのテスト運用がおすすめです
月額予算向いているケース
3〜5万円テスト運用。どんな動画・ターゲットに反応があるか探る段階
5〜15万円本格運用。AIの学習が進み、自動最適化が効き始める
15〜50万円拡大期。ROAS安定後にスケールさせたい場合

出典:【2026年版】TikTok広告の費用・相場を徹底解説

TikTok広告はGoogle広告と比べて CPC(クリック単価)が低め です。Google広告のCPCが50〜200円程度なのに対し、TikTok広告は30〜100円程度。同じ予算でもより多くのクリック(サイト訪問)を獲得しやすいのがメリットです。

成果を出すための7つのコツ

広告を配信するだけでは売上にはつながりません。限られた予算で最大の効果を引き出すポイントをまとめます。

  1. 01

    最初の3秒で心をつかむ

    TikTokユーザーはスクロールが速いです。動画の冒頭3秒で「おっ」と思わせなければ、最後まで見てもらえません。商品を使っている瞬間や、ビフォーアフターを冒頭に持ってくるのが効果的です。

  2. 02

    『広告っぽくない』動画を作る

    TikTokでは、作り込んだCM風の動画よりも、ユーザー投稿(UGC)に近い自然なテイストのほうがパフォーマンスが高い傾向があります。スマホで撮影し、TikTok内の編集機能で仕上げるくらいがちょうどいいです。

  3. 03

    スパーク広告を活用する

    自分のアカウントやクリエイターが投稿した動画をそのまま広告として配信できる スパーク広告(Spark Ads) は、エンゲージメント率が高く、自然なリーチが見込めます。まずは反応のよかったオーガニック投稿を広告に転用してみましょう。

  4. 04

    ターゲティングは広めに始める

    最初からターゲットを絞りすぎると、TikTokのAIが学習するためのデータが集まりません。最低50件のコンバージョンデータが溜まるまでは、ターゲティングを広めに設定しておくのがセオリーです。

  5. 05

    複数のクリエイティブを同時にテストする

    1つの広告グループに3〜5本の動画を入れて、どの動画が一番反応がいいかテストしましょう。TikTokのAIが自動的に成果の良い動画に配信を集中してくれます。

  6. 06

    ランディングページを最適化する

    動画を見てクリックした先のページが使いにくいと、離脱されてしまいます。とくにモバイルでの表示速度と購入ボタンのわかりやすさは必ずチェックしましょう。TikTokからの流入はほぼ100%スマホです。

  7. 07

    データが溜まるまで焦らない

    TikTok広告のAI最適化が本領を発揮するには、最低でも50件のコンバージョンデータが必要です。配信開始から1〜2週間は「学習期間」と割り切り、頻繁に設定を変えないことが大切です。

SNS戦略のイメージ

Google広告とTikTok広告の使い分け

「Google広告とTikTok広告、どっちをやればいいの?」という疑問を持つ方は多いと思います。結論としては、目的とフェーズによって使い分けるのがベストです。

比較項目Google広告TikTok広告
ユーザーの状態「買いたい」と思って検索している「なんか面白いもの見たい」と閲覧している
購買行動のタイプ指名検索・比較検討型発見・衝動購入型
得意な商材型番商品、指名検索がある商品ビジュアルで魅力が伝わる商品
CPC目安50〜200円30〜100円
クリエイティブテキスト・画像中心短尺動画(必須)
最適な目的今すぐ売上を立てたい認知を広げつつ売上も狙いたい
メリット
CPC・CPMが他のSNS広告より20〜60%安い
動画で商品の魅力が直感的に伝わる
TikTok Shop連携でアプリ内購入が可能
若年層へのリーチが圧倒的に強い
デメリット
動画クリエイティブの制作コスト(時間)がかかる
動画の「当たり外れ」が大きく、定期的な差し替えが必要
BtoB商材やニッチ商材にはあまり向かない

理想は Google広告で「買いたい人」を刈り取りつつ、TikTok広告で「まだ知らない人」に認知を広げる という両輪の運用です。予算が限られている場合は、商材の特性に合わせてどちらか一方から始めましょう。ビジュアル訴求力のある商品ならTikTokから、検索ボリュームのある商品ならGoogleからがおすすめです。

→ Shopify × Google広告の始め方はこちら

TikTok Shop × Shopify連携でできること

2025年6月のTikTok Shop日本ローンチにより、ShopifyストアとTikTok Shopを連携させることで、さらに強力な販売チャネルが生まれました。

アプリ内で購入完結
在庫・注文の一元管理
商品カタログの自動同期
LIVEコマース対応

出典:TikTok Shopを日本で提供開始|TikTok Newsroom

ROAS 4.2倍
TikTok Shop広告の成功事例(王子製薬)
短尺動画とライブコマースを組み合わせ、対前月比GMV成長率+4,593%を達成

出典:TikTok広告の効果は?費用対効果から成功事例まで徹底解説

よくある質問

TikTok広告の最低日予算は約3,000円(20米ドル)です。月換算で約9万円が最低ラインですが、実際にはキャンペーンレベルではなく広告グループレベルで日予算を設定できるため、月3〜5万円程度からのテスト運用も可能です。

大丈夫です。TikTokでは「プロっぽい動画」より「リアルで自然な動画」のほうが反応が良い傾向があります。スマホで商品を撮影し、TikTokの編集機能でテキストやBGMを追加するだけでも十分なクリエイティブになります。TikTok広告マネージャーには無料の動画テンプレートも用意されています。

商材によります。「○○ 通販」「○○ 購入」など検索ボリュームがある商品ならGoogle広告を先に。見た目のインパクトで「欲しい!」と思わせる商品(アパレル、コスメ、ガジェットなど)ならTikTok広告が向いています。予算に余裕があれば、両方を同時に小規模テストするのが理想です。

商品カテゴリによりますが、アパレル・コスメ・ガジェットを扱っているなら導入を検討する価値があります。TikTok Shop日本版の売上の約80%はこの3カテゴリです。アプリ内で購入が完結するため、外部サイトへの遷移による離脱を防げるのが大きなメリットです。

配信した日からアクセスは来ますが、すぐに安定した売上が出るかは商品やクリエイティブ次第です。TikTokのAI最適化が効き始めるには最低50件のコンバージョンデータが必要で、一般的には1〜2週間の学習期間がかかります。焦らずデータを見ながらクリエイティブを改善していきましょう。

設定完了チェックリスト

最後に、TikTok広告を配信する前に確認しておきたいポイントをまとめました。

  • ShopifyにTikTokアプリをインストール済み
  • TikTok for Businessアカウントを接続済み
  • TikTokピクセルを設定し、データ共有レベルが「最大化」になっている
  • App Pixelのモードが「Always on」になっている
  • 商品カタログがTikTokに正常に同期されている
  • 広告用の動画素材を最低3本用意した
  • 日予算と配信スケジュールを設定済み
  • ランディングページがモバイルで快適に表示される

まとめ

ShopifyストアでTikTok広告を始めるのは、実はそれほどハードルが高くありません。Shopify公式のTikTokアプリを使えば、ピクセル設定も商品同期も、ほぼワンクリックで完了します。

TikTokの強みは「まだ商品を知らない人」に動画で出会いを作れること。Google広告のような検索型広告とは異なるアプローチで、新しい顧客層を開拓できます。さらに2025年6月にTikTok Shopが日本でスタートしたことで、「動画を見る→その場で買う」という購買体験がシームレスに実現しました。

大切なのは、完璧な動画を作ろうとしないこと。スマホで撮ったリアルな動画を、少額の予算でテスト配信して、データを見ながら改善する。この繰り返しが、結果的に一番成果につながる近道です。

まだShopifyストアを開設していない方は、まず無料体験から始めてみてください。

→ Shopifyの無料体験はこちら

→ ShopifyとSNSの連携方法をもっと詳しく知りたい方はこちら

この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

SHIN

この記事の執筆者

SHIN

Pepin代表、Webエンジニアとして10年以上の経歴を持ち、
Shopifyアプリ・ストア開発 / webサービス開発 / メディア運営などマルチに活動。

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