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Pepinby SHIN
Shopify2026-03-275分で読めます

ホットペッパービューティーの掲載料はいくら?プラン別の費用と「元が取れる」ラインを解説

ホットペッパービューティーの掲載料はいくら?プラン別の費用と「元が取れる」ラインを解説
掲載料の費用を確認するイメージ

「ホットペッパービューティーに掲載したいけど、実際いくらかかるの?」 「今の掲載料で元が取れているのか、正直わからない」

サロンオーナーや開業準備中の方から、こうした声をよく聞きます。

ホットペッパービューティーは料金を公式に公開していません。見積もりを取るまで費用感がつかめず、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、正規代理店サイトや業界情報をもとに プラン別の掲載料の目安 をまとめました。さらに「元が取れるライン」を客単価・新規数・リピート率からシミュレーションし、掲載を続けるべきかどうか判断するための材料をお届けします。

ホットペッパービューティーの掲載料は公式非公開です。この記事に記載の金額は、正規代理店サイト(トップ広告社サロンナレッジSquare)等で公開されている情報に基づく概算です。正確な料金は株式会社リクルートまたは正規代理店にお問い合わせください。

プラン別の月額掲載料(目安)

ホットペッパービューティーには複数の掲載プランがあり、エリアとプランの組み合わせで月額が決まります。

プラン月額の目安主な特徴
ライト数万円〜最低限の掲載のみ。検索順位は下位
シンプル10万〜25万円基本掲載+クーポン配信。中小規模向け
バリュー25万〜40万円特集掲載あり。標準的な露出が得られる
プラチナ40万〜50万円以上検索上位表示、特集掲載、クーポン枠多数

エリアによって料金は大きく異なります。渋谷・表参道・銀座などの都心部は最も高額で、地方エリアは比較的安価です。同じプラン名でも月額が2倍以上違うケースもあります。

掲載料以外にかかる費用

月額の掲載料だけでなく、以下の費用も把握しておく必要があります。

ネット予約手数料

ホットペッパービューティー経由のネット予約1件ごとに、 施術料金(税抜)の2% が手数料として発生します。

2%
ネット予約手数料
施術料金(税抜)に対して
約1.6万円/月
手数料の例
客単価8,000円×月100件の場合

たとえば客単価8,000円で月100件のネット予約がある場合、月額約16,000円、年間で約19万円の手数料がかかる計算です。予約件数が多いほど手数料負担も増えていきます。

初期費用

基本的に初期費用は無料とされていますが、キャンペーン時期や契約条件によっては発生する場合があります。営業担当に確認しておきましょう。

オプション費用

特集バナー、追加のクーポン枠、写真撮影サービスなどのオプションは別途費用がかかります。営業担当から提案されることも多いので、本当に必要なものだけ選ぶことが大切です。

年間コストの分析イメージ

年間コストのシミュレーション

プラン別に年間どのくらいの費用がかかるか整理しました。手数料は客単価8,000円・月100件で試算しています。

プラン月額掲載料(中央値)予約手数料(月)年間合計(概算)
ライト5万円1.6万円約79万円
シンプル17.5万円1.6万円約229万円
バリュー32.5万円1.6万円約409万円
プラチナ45万円1.6万円約559万円

※ エリア・契約条件により大幅に変動します。あくまで目安としてご参考ください。

掲載料の書類を確認するサロンオーナー

「元が取れる」ラインはどこか?

掲載料に見合った集客ができているかどうか。これがサロンオーナーにとって一番気になるポイントだと思います。

ここでは「ホットペッパー経由の売上で掲載料をまかなえるか」をシミュレーションします。

計算の考え方

  1. 1

    掲載料の把握

    月額掲載料+予約手数料の合計を算出します。

  2. 2

    ホットペッパー経由の月間売上を計算

    客単価 × ホットペッパー経由の新規予約数 で月間売上を出します。

  3. 3

    リピートによる生涯価値(LTV)を加味

    初回来店の売上だけでなく、リピートしてくれるお客様の将来的な売上も計算に入れます。

  4. 4

    損益分岐点を確認

    月間コスト ÷ (客単価 × 平均来店回数) = 損益分岐に必要な新規数 がわかります。

シミュレーション例

以下の条件で試算してみます。

  • 客単価:8,000円
  • リピート率:40%(新規客のうち4割が再来店)
  • 平均リピート回数:年3回
  • 1人あたりの年間売上(LTV):8,000円 + 8,000円 × 3回 × 40% = 17,600円
プラン月間コスト損益分岐に必要な新規数判定
ライトプラン(月5万円)約6.6万円月5人ハードルは低め。小規模サロンでも回収しやすい
バリュープラン(月32.5万円)約34.1万円月24人月24人以上の新規をコンスタントに獲得できるかがカギ

損益分岐のポイントは リピート率 で大きく変わります。リピート率が60%なら必要な新規数はぐっと下がりますし、20%なら倍近くになります。自店のリピート率をまず把握することが、掲載を続けるかどうかの判断で最も重要です。

プラン別の損益分岐ライン早見表

客単価8,000円、リピート率40%、年間リピート3回の場合:

プラン月間コスト(概算)元が取れる新規数/月
ライト約6.6万円約5人
シンプル約19.1万円約14人
バリュー約34.1万円約24人
プラチナ約46.6万円約33人
月5人〜
ライトプランの損益分岐
客単価8,000円・リピート率40%の場合
月24人〜
バリュープランの損益分岐
同条件での必要新規数
掲載の判断を考えるイメージ

掲載をやめたらどうなる?代替策を考える

シミュレーションの結果、「元が取れていない」あるいは「ギリギリ」という場合、掲載プランの見直しや、自社集客への移行を検討するタイミングかもしれません。

ただし、ホットペッパーをいきなりやめるのはリスクがあります。代わりの集客手段が育つまでは 併用しながら段階的に移行する のが現実的です。

自社予約サイトという選択肢

Shopifyで自社サイトを構築し、予約アプリ(まるっと予約など)を導入すれば、月額約1万円前後で予約システムが運用できます。予約手数料もかかりません。

  • 月額固定制。予約が増えてもコストが変わらない
  • 顧客データを自社で管理・活用できる
  • サロンの世界観に合ったデザインが自由にできる
  • 物販(店販品のオンライン販売)も統合できる
  • 新規集客は自力(SNS・SEO・MEO・広告)が必要
  • 移行期間は既存顧客への案内が必要

Shopifyで構築した自社予約サイトの画面

ホットペッパーからShopifyへの移行手順やコスト比較は、こちらの記事で詳しく解説しています。

→ ホットペッパーからShopifyに移行するメリットと手順を見る

掲載を続ける?やめる?4つの判断ポイント

まず、上記のシミュレーションで損益分岐ラインを確認してください。ホットペッパー経由の新規数が損益分岐を超えているなら、掲載自体は「元が取れている」状態です。その場合は掲載を続けつつ、自社集客も並行して育てるのがベストです。

リピート率が低い場合、いくら新規を取っても掲載料を回収しにくくなります。まずはリピート施策(LINE公式、DMフォロー、次回予約の提案など)を強化しましょう。集客チャネルを変える前にやるべきことがあるかもしれません。

上位プランを使っている場合、プランを下げて費用を抑えるだけでも改善できることがあります。露出は減りますが、損益分岐ラインが下がるぶん、回収しやすくなります。

Instagram・Googleマップ(MEO)・自社サイトのSEOなど、ポータルに頼らない集客チャネルが育っているなら、掲載料の削減や解約を検討する余地があります。まだ育っていないなら、まずはその準備から始めましょう。

まとめ

ホットペッパービューティーの掲載料は、プラン・エリアによって 月数万円〜50万円以上 と幅があります。さらにネット予約手数料(施術料の2%)が加わります。

大切なのは「掲載料が高い・安い」ではなく、 自分のサロンにとって元が取れているかどうか です。

月数万円〜50万円超
プラン別の月額掲載料
エリアにより大幅に変動
施術料の2%
ネット予約手数料
予約件数に応じて加算

客単価・リピート率・新規獲得数から損益分岐ラインを計算し、「元が取れている」なら継続。「ギリギリ」や「赤字」なら、プランの見直しや自社集客への段階的な移行を検討してみてください。

ホットペッパーの集客力と、自社サイトのコスト効率やブランディングの自由度。どちらか一方ではなく、 併用しながら最適なバランスを見つけていく のが、多くのサロンにとって現実的な選択肢です。

→ ホットペッパーからShopify予約に移行するメリットと手順を見る

→ Shopifyで自社予約サイトを作る方法を見る

参考資料

この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

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