ホットペッパーの費用対効果は?辞めた場合の収支を試算
書いた人 大島慎平(SHIN)個人開発者 / ソロプレナー

ホットペッパーの費用対効果を知りたいとき、最初に開くべきなのは相場記事ではなく、自店の請求明細です。掲載料も予約手数料も公式には金額が公開されていないので、ネットで見つかる数字は、そのままでは自店の判断材料になりません。そこでこの記事では、金額を当てにいくのをやめて、 辞めた場合に年間の収支がどちらへ動くかを、ご自身の数字で計算する手順 をまとめました。辞めたあとに自社のサイトで予約を受けるなら、その仕組みの月額が新しい固定費として式に入ります。Shopifyで受ける場合は、Shopifyの月額と予約アプリの月額です。予約アプリの例として、わたしが開発している「まるっと予約」の料金も載せています。
この記事に出てくる金額は、すべて計算の手順を見せるために置いた仮の値です。相場でも平均値でもありません。ご自身の請求書とレジの数字に置き換えて読み進めてください。置き換えた瞬間に、答えは記事の結論とは別のものになります。それが正しい使い方です。
ホットペッパーの費用対効果は何で決まる?
費用対効果という言葉はあいまいに使われがちなので、この記事での意味をはっきりさせておきます。
- この記事でいう費用対効果
- 媒体に年間いくら払っているか(費用)と、その媒体経由で来たお客様が年間いくらの粗利を残しているか(効果)を突き合わせた比率のことです。売上ではなく粗利で見ます。売上ベースだと、材料費と人件費を無視したぶんだけ実態より良く見えてしまうためです。
つまり決まる要素は2つだけです。 出ていく額 と その媒体が連れてきた人が残す額 。どちらも、自店の帳簿のなかにしかありません。
掲載料は公式に公開されていない
まず前提を確認します。ホットペッパービューティーの掲載案内ページには、料金表もプラン別の価格一覧も載っていません。よくある質問の「掲載費はいくらですか?」に対する回答は、希望のエリアやプランによって異なるので問い合わせてほしい、という趣旨の一文だけです。運営元は株式会社リクルートで、問い合わせ窓口は0120-035-329(平日10時から13時、14時から18時)と案内されています。
出典:掲載・料金・申込 - ホットペッパービューティー(株式会社リクルート)
同じ公式ページでは、媒体の規模についてはきちんと数字が出ています。費用対効果の「効果」側を考えるうえで、この媒体がどれくらいの人を動かしているかは押さえておく価値があります。
出典:掲載・料金・申込 - ホットペッパービューティー(株式会社リクルート)
掲載店舗数もネット予約数も、国内の美容媒体としては相当な規模です。だからこそ、費用対効果が合わないという結論になったとしても、それは「この媒体が悪い」という話ではありません。 自店の客単価と再来率に対して、その金額が重いかどうか という、きわめて個別の話です。ここを混同すると判断を誤ります。
ネットに出ている金額は誰が書いたものか
金額がまったく手に入らないわけではありません。予約システムを提供するrsviaは、実際に掲載しているサロンの情報をもとにした目安として、プラン別の月額レンジを自社サイトに掲載しています。以下はその表記であり、リクルートが公表した数字ではありません。
| プラン | 月額の目安(rsviaの表記) |
|---|---|
| NR | 0円 |
| ライトS | 約2.5万円から5万円 |
| ライト | 約5万円から8万円 |
| シンプル | 約8万円から15万円 |
| バリュー | 約15万円から25万円以上 |
| プラチナ | 約25万円から |
出典:ホットペッパービューティーの掲載料金・手数料はいくら?プラン別の目安と回収ラインを解説 - rsvia(2026年9月6日更新)
同じページには、予約手数料の料率も公式サイトには記載がなく、契約時に担当者から提示される条件で確認することになる、とも書かれています。つまり 固定費も変動費も、外から確定させることはできない わけです。
上の表を、自店のコストの代わりに使わないでください。書いているのは予約システムを提供している会社で、掲載をやめる側を後押しする立場です。立場そのものは悪いことではありませんが、数字の見せ方には影響します。使うなら「自店の見積書がこの幅のどこに来たか」を確認するためだけにしてください。
どの媒体が何と書いていて、どこまで食い違っているのか。請求明細から実額を読み取る手順も含めて、金額そのものの調べ方は ホットペッパービューティーの掲載料はいくら?見積もりの取り方 にまとめています。試算に入る前に、自店の実額を1つの数字として確定させておいてください。
費用対効果の計算に必要な4つの数字はどこにある?
試算に必要な数字は、たった4つです。多くの方が「複雑な計算が要る」と身構えますが、実際には次の4項目が揃えば答えが出ます。
- 01
月間の媒体コスト(A)
請求書に書かれている合計額です。月額の掲載料だけでなく、オプション費用、予約に応じて発生する費用、ポイントやクーポンの負担分まで含めた、実際に引き落とされている金額を使います。3ヶ月分を平均すると、季節変動の影響を減らせます。
- 02
客単価(B)
レジやPOSの月次集計から出します。指名料や店販を含めるかどうかは、どちらでも構いません。ただし、あとで粗利率を掛けるので、含めた場合は粗利率のほうも同じ基準で出してください。
- 03
新規が再来する割合と、年間の来店回数(C・D)
顧客カルテか予約システムの顧客データから、半年分をさかのぼって数えます。初回来店の方のうち2回目が入った割合がC、再来する方が年に何回来ているかがDです。ここを数字で持っていないサロンが多いのですが、これが無いと費用対効果は計算できません。
- 04
媒体経由の新規数(N)
予約管理画面の新規件数です。ホットペッパー経由で月に何人が初めて来店したか。この人数が、辞めたときに失うかもしれない上限になります。
この4つに、粗利率をひとつ加えます。材料費と施術にかかる人件費を引いたあと、手元にいくら残るか。ここを50%と置くか65%と置くかで結論が変わるので、なんとなくではなく、直近の決算か試算表から出してください。
| 必要な数字 | 取得元 |
|---|---|
| 月間の媒体コスト | 請求書・見積書 |
| 客単価 | レジ・POSの月次集計 |
| 再来率・来店回数 | 顧客カルテ |
| 媒体経由の新規数 | 予約管理画面 |
| 粗利率 | 決算書・試算表 |
4つのうち、いちばん抜けやすいのが再来率です。ここが分からないまま「辞めたら売上が減る」と考えると、失う額を実際より大きく見積もることになります。ホットペッパー経由の新規が1回で終わっているのか、3回通ってくださっているのかで、その1人の価値は3倍以上変わります。

辞めた場合の年間収支はどう試算する?
ここからが本題です。計算の型は4ステップです。
- 1
いま出ていく額を年額にする
月間の媒体コスト(A)に12を掛けます。契約期間の縛りがある場合は、残期間に発生する額も別途メモしておきます。
- 2
辞めたあとに出ていく額を年額にする
自社の予約導線を持つ場合の固定費(E)です。ここはサービスの料金が公開されているので、はっきり出せます。
- 3
新規1人が年間に残す粗利を出す
客単価(B)と再来率(C)、年間来店回数(D)から年間売上を出し、粗利率を掛けます。式は「B + B × D × C」に粗利率を掛けるだけです。
- 4
何人まで新規が減っても収支がプラスかを出す
浮く固定費(A×12 − E)を、ステップ3で出した1人あたりの年間粗利で割ります。これが「年間で何人までの新規減なら、やめても損しないか」という分岐点です。
最後のステップが、この記事でいちばんお伝えしたい考え方です。 辞めるかどうかは「いくら浮くか」ではなく「何人まで減っても耐えられるか」で判断する 。浮く金額だけを見ると気持ちが大きくなりますし、減る新規だけを見ると怖くなります。両方を同じ式に入れて初めて、判断できる数字になります。
置き換えコスト(E)はいくらになるか
ステップ2で使う数字だけは、公開された料金から計算できます。自社サイトで予約を受ける構成にする場合、かかるのはECプラットフォームの月額と予約アプリの月額です。
Shopifyのベーシックプランは月額4,850円、年払いにすると月あたり3,650円と公式の料金ページに記載されています。
予約機能は、わたしが開発している「まるっと予約」の場合、無料プランのほか、月額19.99ドルのStarter、49.99ドルのGrowth、99.99ドルのProがあります。有料プランには7日間の無料体験が付いています。 料金はすべて米ドル建てで請求されるため、円での支払額は為替で動きます 。
出典:まるっと予約(Maru Booking & Appointments) - Shopify App Store
円換算は、ご自身が確認した時点のレートで計算してください。この記事では以降、説明のために1ドル150円と置きます。実際のレートが違えば、置き換えコストも変わります。
年払いのベーシックプラン(3,650円 × 12ヶ月 = 43,800円)と、Growthプラン(49.99ドル × 12ヶ月 = 599.88ドル、1ドル150円なら約89,982円)を合わせると、年間で約13.4万円。これを(E)として使います。予約件数が増えても、この額は変わりません。
前提を置いた計算例
以下のA・B・C・Dは、計算の流れを見せるために置いた仮の値です。この数字を自店に当てはめないでください。4つとも、ご自身の請求書と顧客データの数字に差し替えたうえで、同じ式で計算し直してください。
- A:月間の媒体コスト = 15万円(年間180万円)
- E:自社導線の年間コスト = 約13.4万円
- B:客単価 = 8,000円
- C:新規が再来する割合 = 40%
- D:再来する方の年間来店回数 = 3回
- 粗利率 = 50%
新規1人あたりの年間売上は、B + B × D × C で、8,000 + 8,000 × 3 × 0.4 = 17,600円。粗利率50%を掛けて、1人あたりの年間粗利は 8,800円 です。
浮く固定費は、180万円 − 13.4万円 = 約166.6万円 。
分岐点は、1,666,000 ÷ 8,800 = 約189人。年間189人、月あたりにすると約15.8人です。
読み方はこうです。この前提のサロンで、ホットペッパー経由の新規がいま 月16人より少ない なら、全員失っても年間の収支はプラスに着地します。逆に月30人来ているなら、半分近くを他の導線で拾えないと赤字になります。同じ「月15万円」でも、来ている人数によって結論が正反対になるわけです。
新規が減る人数ごとに、収支はどう動くか
分岐点はひとつの点でしかないので、その前後がどうなるかも見ておきます。上と同じ前提で、媒体経由の新規が月に何人減るかを変えたときの年間収支です。
グラフが右下がりなのは当然として、注目したいのは 傾きの緩やかさ です。月4人減っても、まだ年間124万円のプラスが残っています。「新規が減る」と聞くと全部が消える想像をしがちですが、実際には1人減るごとに年間10.6万円ずつ削られていくだけです。この感覚を持っておくと、判断がだいぶ落ち着きます。
自店の数字で計算し直すための式
前提を変えて計算し直せるように、式だけ抜き出しておきます。電卓でもスプレッドシートでも同じです。
| 求めるもの | 式 |
|---|---|
| 1人あたり年間売上 | B + B × D × C |
| 1人あたり年間粗利 | 上の値 × 粗利率 |
| 年間で浮く固定費 | A × 12 − E |
| 収支の分岐点(年) | 浮く固定費 ÷ 1人あたり年間粗利 |
スプレッドシートに作るなら、A・B・C・D・粗利率・Eの6つを入力欄にして、残りを数式にしてください。一度作れば、プラン変更の相談を受けたときにも、その場で「この金額だと分岐点が何人になるか」を出せます。見積書を前にして考えるより、手元に式がある状態のほうが、ずっと冷静に話せます。
続ける場合と辞める場合で、何が入れ替わるのか
金額だけでは決められない部分もあるので、コスト以外に入れ替わるものを並べておきます。
コスト以外に入れ替わるもの
左の列に✗が付いていますが、これは掲載が劣っているという意味ではありません。 費用と条件の決定権がどちらにあるか という違いを表しているだけです。集客の力そのものは、掲載店舗数と年間予約数が示すとおりです。
辞めた場合の影響が小さいサロン・大きいサロン
客単価が低いと分岐点の人数が増える、というのは直感に反するかもしれません。式を見ると分かります。分岐点は「浮く固定費 ÷ 1人あたり年間粗利」なので、分母が小さいほど答えは大きくなります。 客単価が低いサロンほど、辞めるために必要な安全余裕が大きい ということです。
ホットペッパーの費用対効果が合わないとき、辞める以外の手はある?
計算した結果、分岐点を大きく超える新規が来ていた。つまり「いま辞めると損をする」という答えが出た場合です。ここで「じゃあ仕方ない」と終わらせる必要はありません。式のどの項を動かせば分岐点が近づくのか、という見方ができます。
- 01
Aを下げる(プランの見直し)
解約ではなく、プランを1段下げた場合の見積もりを取ります。露出は減りますが、分子である浮く固定費の計算が変わります。契約期間の縛りがある場合は、更新のタイミングに合わせて相談します。
- 02
Cを上げる(再来率を上げる)
1人あたりの年間粗利が上がるので、分岐点の人数は下がります。施術後にその場で次回の予約を受ける、というだけでも数字は動きます。しかも、これは掲載を続けたまま取り組める打ち手です。
- 03
Nの中身を分けて見る
媒体経由の新規のうち、何割が2回目に来ているか。1回で終わっている方が多いなら、その人数は「失う粗利」としては小さく数えるべきです。新規の頭数ではなく、再来した人数で数え直すと、分岐点との距離が変わることがあります。
- 04
媒体を経由しない予約を増やす
予約ごとに費用が発生する契約であれば、次回予約や自社の予約ページからの来店を増やすほど、Aそのものが下がります。掲載をやめずにコストだけを軽くする方向です。
無料で始められる導線としては、Googleビジネスプロフィールがあります。登録にあたっては、看板やビジネスレターで実際に使っているブランド名を用いること、住所やサービス提供地域を正確に記載すること、カテゴリは中核事業に当てはまるものをできるだけ少なく選ぶこと、ビジネスにつき1つのプロフィールにとどめることがガイドラインで求められています。
出典:Google に掲載するビジネス情報のガイドライン - Google ビジネス プロフィール ヘルプ
- 1ヶ月目
実額と分岐点を確定させる
請求書3ヶ月分を並べてAを出し、顧客データからB・C・Dを数え、分岐点の人数を計算します。ここまでは何も解約しません。
- 2〜4ヶ月目
分岐点との距離を見て打ち手を決める
分岐点を下回っているなら移行の準備へ、大きく超えているならAを下げるかCを上げる方向へ。距離によって取るべき手が変わります。
- 3〜6ヶ月目
自社の受け皿を用意する
予約が取れるページと、Googleビジネスプロフィールを整えます。媒体を外す前に、行き先を作っておく順番です。
- 6ヶ月目以降
同じ式で計算し直す
CとNは半年で変わります。同じ式に新しい数字を入れて、分岐点との距離がどう動いたかを確認してから判断します。
実際にやめたあとにどんな選択肢があるかは ホットペッパーをやめたその後に取れる3つの選択肢 に、自社サイトへ移す具体的な作業手順は ホットペッパーから自社予約サイトへ移行する手順とコスト比較 にまとめています。この記事はあくまで、判断のための試算に絞っています。

試算するとき、やってはいけないことは何?
最後に、計算の精度を落とす典型的なやり方を挙げておきます。どれも一度はやってしまいがちなものです。
試算の前に確認したいこと
- 請求書の実額を使っている(相場記事の金額ではなく)
- 粗利で計算している(売上ベースだと実態より良く見える)
- 再来率を実データから数えている(体感ではなく)
- 置き換えコストを年額で入れている(0円ではない)
- 他店から聞いた金額を自店のAとして使っている
- 新規の頭数だけを見て、再来の有無を区別していない
- 浮く金額だけを見て、失う粗利を式に入れていない
下の3つに心当たりがあるなら、もう一度計算し直す価値があります。とくに最後の1つは、コスト削減の話をしているときに起きやすい偏りです。
この記事を書いているわたしは、Shopifyの予約アプリ「まるっと予約」を開発しています。2026年3月に独立したばかりで、サロンを経営した経験も、ホットペッパービューティーと契約した経験もありません。だからこそ、自分の体験談を書く代わりに、公開されている一次情報と計算の式だけを置いています。自社導線に移すことを勧めたい立場であることも、あわせて頭に入れて読んでいただければと思います。
ホットペッパーの費用対効果に関するよくある質問
金額で一律の合格ラインを引くことはできません。同じ月15万円でも、客単価2万円で再来率が高いサロンと、客単価5千円で1回きりの来店が多いサロンとでは、必要な新規数が3倍以上違います。合格かどうかを決めるのは金額そのものではなく、「浮く固定費 ÷ 新規1人あたりの年間粗利」で出した分岐点と、実際に来ている媒体経由の新規数との距離です。この2つを比べたときに、実数が分岐点を下回っていれば、コスト面では辞めても成立する状態だと言えます。
契約前でも計算できます。順番が逆になるだけです。まず自店の客単価・再来率・年間来店回数・粗利率から「新規1人が年間に残す粗利」を出しておきます。そのうえで見積もりを受け取ったら、提示された年額をその粗利で割れば、元を取るために必要な新規数がその場で出ます。担当者の説明を聞いてから考えるのではなく、聞く前に式を持っておくことが大事です。公式の問い合わせ窓口は0120-035-329で、問い合わせ自体は契約ではありません。
料率を推測して入れるのはおすすめしません。手数料の料率も公式には公開されておらず、第三者メディアの記述も一致していないためです。試算に使うべきは料率ではなく、請求書に実際に記載されている支払額です。手数料が含まれた合計額を月間の媒体コスト(A)としてそのまま使えば、料率を知らなくても計算は成立します。まだ契約していない場合は、見積もりを取るときに「何に対して何%かかるのか」を書面で確認してください。
固定費として確実に発生するものは、必ず年額で式に入れてください。自社サイトで予約を受ける構成なら、ECプラットフォームの月額と予約アプリの月額が該当します。Shopifyのベーシックプランは年払いで月あたり3,650円、まるっと予約は無料プランのほか月額19.99ドルから99.99ドルのプランがあり、米ドル建てで請求されます。これに加えて、写真撮影やサイト制作を外注するなら、その初期費用も初年度には乗ります。置き換えコストを0円と置いた試算は、必ず結論が甘くなります。
いまの数字では辞められない、というだけです。式には動かせる項が複数あります。プランを1段下げてAを小さくする、次回予約の提案で再来率Cを上げて1人あたりの年間粗利を大きくする、媒体を経由しない予約を増やして手数料分を減らす。どれも掲載を続けたまま取り組めます。半年後に同じ式へ新しい数字を入れれば、分岐点との距離は変わっているはずです。判断を先送りにするのではなく、次に計算し直す日を決めておくのが現実的です。
まとめ:相場ではなく、自分の4つの数字で決める
ホットペッパーの費用対効果は、外から持ってきた金額では判断できません。掲載料も手数料も非公開である以上、確実なのは自店の請求明細だけです。
この記事の要点
- 判断に必要なのは、月間の媒体コスト・客単価・再来率と来店回数・媒体経由の新規数の4つ
- 見るべきは「いくら浮くか」ではなく「何人まで減っても耐えられるか」
- 分岐点は、浮く固定費を新規1人あたりの年間粗利で割れば出る
- 置き換えコストは年額で式に入れる。0円ではない
- 分岐点を超えていても、AとCを動かせば距離は縮まる
式さえ手元にあれば、更新の相談を受けたその場で判断できます。相場を調べ直す必要も、他店に聞く必要もありません。必要なのは、自分の4つの数字だけです。
自社側の受け皿を先に用意しておきたい場合は、まるっと予約の有料プランに7日間の無料体験が付いています。予約枠を1つ作って動きを確かめるところから始められます。
この記事は、時間予約・来店予約・イベント予約に対応するShopify予約システム「まるっと予約」の開発者、大島慎平(SHIN)が書いています。

この記事の執筆者
大島慎平(SHIN)個人開発者 / ソロプレナー
日本のShopifyストア向けアプリ「まるっとシリーズ」を、AIのコーディングツールと一緒に1人で企画・開発・運営しています。書籍編集者からWebエンジニアに転じて約10年。YouTubeでは、1人で事業をつくる過程を話しています。

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