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ホットペッパー脱ポータル自社集客

ホットペッパーをやめたサロンはその後どうなった?移行パターン3選

ホットペッパーをやめたサロンはその後どうなった?移行パターン3選
ホットペッパーをやめた後の成功イメージ

この記事の3パターンは、特定サロンの成果を保証する事例ではなく、ポータル依存から自社予約へ移る際の代表的な移行シナリオです。契約条件、既存客比率、指名検索、SNS・Googleビジネスプロフィール経由の予約数を確認してから判断してください。

「ホットペッパーの掲載をやめたいけど、やめたあとどうなるか怖くて踏み切れない」

通っているサロンのオーナーさんから聞いた話です。 毎月の掲載料は正直キツい。でも、やめた途端に新規がゼロになったらどうしよう。その不安は痛いほどわかります。

実際のところ、ホットペッパーをやめたサロンがすべて上手くいくわけではありません。成功するお店もあれば、準備不足で苦しむお店もあります。

この記事では、ホットペッパーをやめたサロンによくある 3つの移行パターン を紹介しながら、成功と失敗の分かれ目、そして段階的に移行するための具体的なステップをお伝えします。

3つの移行パターン一覧

まず全体像を把握しておきましょう。

パターン内容タイプ
パターン1:完全移行SNS+自社サイトに集中成功型
パターン2:併用型プランを下げてコスト削減堅実型
パターン3:出戻り準備不足でやめて新規激減失敗型

どのパターンに当てはまりそうか、自分のサロンの状況と照らし合わせながら読み進めてください。

パターン1:完全にやめてSNS+自社サイトに集中(成功型)

リピーター率が高く、SNSで一定のフォロワーがいるサロンに多いパターンです。

ホットペッパーを完全にやめて、Instagram・LINE・自社予約サイトに集客を一本化。掲載料がなくなった分を技術投資やスタッフの待遇改善に回し、サービスの質を上げることでさらにリピーターが増える好循環が生まれます。

完全移行を検討できるのは、リピーター・指名検索・SNS・Googleマップ・紹介など、ポータル以外の予約経路を月次データで確認できるサロンです。特定のリピーター率やフォロワー数だけで判断しないでください。

成功のポイント

  • 既存顧客のLINE・メールアドレスを事前に取得している
  • 自社予約サイトの導線が整っている(Shopify等)
  • Instagramで定期的に施術例・お客様の声を発信している
  • Googleビジネスプロフィール(MEO)を最適化している
  • リピーター向けの次回予約・誕生日クーポンを自前で運用
公式料金で試算
自社予約サイトの運営コスト
Shopify利用料+予約アプリ+決済手数料

削減額は「現在の掲載料・予約手数料」と「Shopify利用料・予約アプリ・決済手数料・自社集客の工数」の差額で試算します。掲載料だけを比べず、SNS運用やSEO、顧客対応にかかる時間も含めてください。

SNSと自社サイトで集客するサロンのイメージ

パターン2:プランを下げて併用(堅実型)

「完全にやめるのはまだ早い。でもコストは下げたい」というサロンに多いのがこのパターンです。

ホットペッパーの契約プランを上位プランからライトプランに変更し、月額を大幅に下げつつ、リピーターの予約は自社サイトに誘導します。新規集客はホットペッパーに残しつつ、自社集客の力を育てていく二段構えです。

メリット
新規集客を維持しながらコストを削減できる
移行期間のリスクが小さい
自社集客の仕組みをじっくり整えられる
デメリット
ポータルへの依存が完全にはなくならない
2つの予約システムを並行管理する手間がある

リピーターの自社予約を増やすと、契約中の掲載プランや手数料条件を見直せる可能性があります。削減額は自社の契約書と予約実績を使って計算してください。

このパターンは、自社集客の仕組みが整った段階でパターン1に移行するサロンが多いです。焦らず、半年〜1年かけてじっくり準備するのが現実的です。

パターン3:準備不足でやめて新規激減(失敗型)

「掲載料がもったいないから」と勢いでやめてしまったケースです。

SNSのフォロワーも少ない。自社の予約サイトもない。Googleビジネスプロフィールも放置。この状態でホットペッパーをやめると、新規のお客様がほとんど来なくなります。

ホットペッパーは「集客の仕組み」ごと借りているサービスです。それを返したのに、代わりの集客手段を用意していなければ、予約が減るのは当然です。

よくある失敗の原因

  1. 01

    自社の予約導線が整っていない状態でやめた
  2. 02

    SNSやGoogleマップの運用をしていなかった
  3. 03

    既存顧客の連絡先(LINE・メール)を取得していなかった
  4. 04

    「リピーターだけで回る」と過信していた

結果として、数ヶ月後にホットペッパーに再掲載するケースも珍しくありません。再掲載のタイミングで検索順位がリセットされてしまい、以前よりも高いプランが必要になることもあります。

移行の成功と失敗を分ける判断のイメージ

成功と失敗の分かれ目

3つのパターンを見てきましたが、成功するサロンと失敗するサロンの違いは明確です。

失敗するサロン
新規依存度が高い
SNS未運用
自社予約サイトなし
顧客の連絡先を持っていない
成功しやすいサロン
自社予約比率を月次で把握
複数の自社集客経路が稼働
自社予約サイトあり
LINE・メールで顧客と直接つながっている

ポイントは一つ。 やめる前に「代わりの集客導線」が動いているかどうか です。

ホットペッパーはお金を払えば集客してくれるサービスです。それをやめるなら、自分で集客する仕組みを先に作っておかなければいけません。順番を間違えると、パターン3になります。

自社サイト構築のステップイメージ

段階的に移行するための5ステップ

「いきなりやめる」のではなく、段階的に移行することで失敗リスクを最小限に抑えられます。

自社予約サイトの構築作業をするサロンオーナー

  1. 1

    自社予約サイトを開設する

    Shopify + まるっと予約で自社の予約サイトを立ち上げます。独自ドメインを取得し、サロンのブランドに合ったデザインで公開しましょう。体験期間中にテスト予約・通知・キャンセルまで確認します。

  2. 2

    リピーターを自社予約に誘導する

    来店時に「次回からこちらで予約できます」と自社サイトのURLやQRコードを渡します。LINEの友だち登録も同時に案内。まずはリピーターの予約を自社サイトに移すことから始めましょう。

  3. 3

    SNSとGoogleマップを強化する

    Instagramで施術のビフォーアフターやお客様の声を定期投稿。Googleビジネスプロフィールを最新の状態に更新し、口コミへの返信も丁寧に行います。MEO対策についてはこちらの記事も参考にしてください。

  4. 4

    ホットペッパーのプランを下げる

    自社予約の割合が増えてきたら、ホットペッパーの契約プランをライトプランに変更します。月額を大幅に下げつつ、新規集客の窓口としては残しておきます。

  5. 5

    自社集客が安定したら完全移行を判断する

    自社サイト経由の予約と、SNS・Googleマップ・指名検索からの新規流入が複数月にわたって安定したら、契約更新時期に合わせて掲載終了を判断します。

移行にかかる期間の目安は半年〜1年です。焦って一気にやめるよりも、毎月の予約データを見ながら段階的に進めるほうが安全です。

移行チェックリスト

移行を始める前に、今の自分のサロンがどこまで準備できているか確認してみてください。

  • 自社予約サイトが稼働している
  • Instagramなど自社に合う発信を継続している
  • Googleビジネスプロフィールが最新の状態
  • 連絡許諾を得た顧客へ案内できる手段がある
  • 自社サイト経由の予約数・比率を月次で追っている
  • 新規・リピーター・流入元別の予約数を把握している

チェックできない項目がある場合は、まず併用しながら計測環境を整えてください。すべて確認できても、繁忙期・閑散期をまたいだ複数月のデータと契約更新条件を見て最終判断します。

まとめ

ホットペッパーをやめたサロンの「その後」は、 やめる前の準備 で決まります。

リピーター率60%以上、SNSフォロワー1,000人以上、自社予約サイトが稼働済みのサロン。掲載料の全額を削減しつつ、自社ブランドでの集客に集中できます。

新規集客をまだポータルに頼っているが、コスト削減はしたいサロン。プランを下げてリピーターだけ自社に移す「二段構え」で、リスクを抑えながら移行できます。

「やめてから考える」のではなく、「準備してからやめる」。自社予約サイト・SNS・Googleマップの3つが動いている状態を作ってから、ホットペッパーのプランを下げましょう。

大事なのは、 いきなりやめないこと 。まずは自社の予約サイトを作り、リピーターの予約を少しずつ移し、SNSとGoogleマップで新規集客の土台を整える。その上で、プランを下げる。自社集客が安定したら完全移行する。

この順番を守れば、ホットペッパーを「怖くてやめられない」状態から、「もう必要ないかも」と自然に思える状態に変わっていきます。

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ホットペッパーの料金構造や移行の具体的な手順については、以下の記事も参考にしてください。

この記事は、時間予約・来店予約・イベント予約に対応するShopify予約システム「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

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この記事の執筆者

SHIN

Pepin代表、Webエンジニアとして10年以上の経歴を持ち、
Shopifyアプリ・ストア開発 / webサービス開発 / メディア運営などマルチに活動。

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