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Pepinby SHIN
Shopify2026-04-045分で読めます

ベビー・キッズ用品ECの始め方 — Shopifyで安心・安全なオンラインショップをつくる

ベビー・キッズ用品ECの始め方 — Shopifyで安心・安全なオンラインショップをつくる
ベビー・キッズ用品ECのイメージ
この記事は2026年4月時点の情報に基づいています。安全基準や法規制は改定される場合があるため、最新の公式情報もあわせてご確認ください。

「赤ちゃんや子ども向けの商品をネットで販売したい」。そう考えたとき、一般的なEC開業とは少しだけ事情が異なります。なぜなら、ベビー・キッズ用品には 安全基準 という大きなハードルがあるからです。

わたし自身、EC構築のお手伝いをするなかで「安全基準って何を取ればいいの?」「保護者に信頼してもらうにはどうすれば?」という相談をよく受けます。この記事では、Shopifyを使ってベビー・キッズ用品のオンラインショップを立ち上げるために押さえておきたいポイントを、安全基準から信頼構築、季節マーケティングまでまとめて解説していきます。

ベビー・キッズEC市場の「今」

まずは市場の全体像を把握しておきましょう。

約4.7兆円
ベビー用品市場規模(2024年)
少子化でも単価上昇で市場は堅調
約50万円
子ども1人あたりの年間消費額
衣類・食品・教育を含む
80%超
EC利用率(子育て世帯)
スマホ購入が主流に

出典:矢野経済研究所「ベビー・こども・マタニティ関連市場に関する調査」

少子化が進んでいるにもかかわらず、 子ども1人あたりにかける金額は上昇傾向 にあります。「少なく産んで、しっかり育てる」という意識の変化が、単価の高い安心・安全な商品への需要を押し上げているのです。

とくに注目したいのは、子育て世帯のEC利用率の高さ。小さな子どもを連れての買い物は負担が大きく、「家にいながら必要なものを揃えたい」というニーズは今後も増え続けるでしょう。

知っておくべき安全基準と認証マーク

ベビー・キッズ用品を販売するうえで、安全基準の理解は避けて通れません。保護者は商品を選ぶとき、認証マークを大きな判断材料にしています。

STマーク(Safety Toy)

日本玩具協会が定める安全基準に合格したおもちゃに付けられるマークです。機械的安全性、可燃安全性、化学的安全性の3項目を検査します。STマーク付き玩具で万が一事故が起きた場合は、賠償制度も適用されます。詳しくは 日本玩具協会公式サイト を参照してください。

CEマーク

EU(欧州連合)の安全基準に適合した製品に付けられるマークです。ベビー・キッズ用品では、EN71(玩具安全規格)への適合が求められます。日本国内のみの販売なら必須ではありませんが、 海外展開を視野に入れる場合は取得が不可欠 です。

安全基準を満たしていない製品を販売すると、消費者安全法や製品安全4法に抵触するおそれがあります。とくに 食品衛生法 の対象となる乳幼児向けのおもちゃ(口に入れる可能性のあるもの)は、食品衛生法に基づく検査が別途必要です。仕入れ先に認証の有無を必ず確認しましょう。

主な認証マーク一覧

STマーク
日本の玩具安全基準。国内販売の信頼の柱
CEマーク
EU安全基準。越境EC展開時に必須
SGマーク
製品安全協会の基準。ベビーカーやチャイルドシートなど
エコテックス
繊維製品の有害物質検査。肌着やタオルの安心材料に
JIS規格
日本産業規格。ベビーベッドやベビーゲートの安全基準
ASTM(米国)
米国材料試験協会の基準。北米市場向けに重要

これらの認証マークを 商品ページに明確に掲載する だけで、保護者の安心感は大きく変わります。Shopifyの商品説明欄やメタフィールドを活用して、認証情報を目立つ位置に配置しましょう。

保護者からの信頼を勝ち取るストアづくり

ベビー・キッズ用品ECの成功は、 信頼構築 にかかっています。保護者は「本当にこの商品を子どもに使って大丈夫か」を慎重に判断します。

  1. 1

    レビュー機能を導入する

    Shopifyのレビューアプリ(Judge.meやLoox)を導入し、購入者のリアルな声を表示しましょう。写真付きレビューは特に効果が高く、コンバージョン率が平均 15〜20% 向上するというデータもあります
  2. 2

    安全基準・認証情報を明記する

    STマークやCEマークの画像を商品ページに掲載し、「どの基準をクリアしているか」を明示します。検査証明書のPDFをダウンロードできるようにするのも効果的です
  3. 3

    素材・成分情報を詳細に記載する

    肌着なら「オーガニックコットン100%、蛍光増白剤不使用」のように、素材と安全性に関する情報を丁寧に書きましょう
  4. 4

    年齢別の選び方ガイドを用意する

    「0〜6ヶ月向け」「1〜3歳向け」のように年齢別の商品選びガイドをブログや特集ページで発信すると、専門性のアピールと SEO の両方に効きます
  5. 5

    カスタマーサポートを充実させる

    問い合わせフォームだけでなく、FAQページやチャットサポートを用意しましょう。返答の速さが信頼につながります

出典:Spiegel Research Center「How Online Reviews Influence Sales」

ギフト需要を取りこむ仕組み

ベビー・キッズ用品は ギフト需要 が非常に高いカテゴリです。出産祝い、誕生日、クリスマス、入園・入学祝いなど、一年を通してギフトの機会があります。

ギフト購入者は「自分用」より平均単価が 30〜50%高い という傾向があります。ギフトラッピングやのし対応を整えるだけで、客単価アップが期待できます。

ギフト対応で押さえるべきポイント

  • ギフトラッピングのオプションを用意する(有料・無料どちらでも)
  • のし対応(出産祝い・誕生日・内祝い)をカバーする
  • メッセージカードの同封サービスを提供する
  • ギフト用の価格非表示設定を有効にする(納品書に金額を載せない)
  • ギフトセット・詰め合わせ商品を企画する
  • 贈り先への直送に対応する

Shopifyでは、チェックアウト時に「ギフトメッセージ」欄を追加したり、ラッピングをカート内オプションとして設定したりできます。 Shopify公式ヘルプ(ギフトカード) も参考にしてみてください。

季節ごとのマーケティング戦略

ベビー・キッズ用品は季節イベントとの連動が売上を大きく左右します。年間のマーケティングカレンダーをあらかじめ組んでおくことが大切です。

  1. 3〜4月

    入園・入学シーズン

    通園バッグ、お名前シール、上履きなどの需要がピーク。2月から広告を回し始めるのがベスト
  2. 5月

    こどもの日・母の日

    こどもの日ギフトと母の日を組み合わせたキャンペーンが効果的
  3. 7〜8月

    夏物・水遊びグッズ

    プール用品、日焼け止め、夏用パジャマなど。梅雨明け前にセール準備を
  4. 10〜11月

    ハロウィン・七五三

    仮装衣装の需要が急増。七五三の衣装・小物もこの時期に動く
  5. 12月

    クリスマス商戦

    年間最大の商戦期。11月からギフト特集ページを公開し、限定セットを投入
  6. 1〜2月

    冬のセール・新生活準備

    冬物クリアランスと春の新生活準備が重なる時期。在庫整理と新商品投入を同時に

Shopifyの Shopify Email を使えば、イベントごとのメール配信を管理画面から簡単に設定できます。セグメント機能で「過去にベビー用品を購入したお客様」に絞った配信も可能です。

よくある質問

一般的なベビー用品(衣類、おもちゃ、雑貨など)の販売に特別な許認可は不要です。ただし、乳幼児が口に入れる可能性のあるおもちゃは食品衛生法の検査が必要になる場合があります。また、ベビーフードや離乳食を扱う場合は食品衛生法に基づく営業許可が必要です。販売する商品カテゴリに応じて、管轄の保健所に事前確認することをおすすめします。

国内であれば「ギフトショー」「東京おもちゃショー」などの展示会に足を運ぶのが効率的です。海外仕入れの場合は、Alibabaやグローバルソースでメーカーと直接交渉できます。ただし海外仕入れの場合は、日本の安全基準(STマーク等)を満たしているかの確認が必須です。

はじめのうちは Basicプラン で十分です。商品数に制限はなく、ギフトカード機能やディスカウント機能も使えます。月商が伸びてスタッフアカウントの追加やレポート機能が必要になったら、Shopifyプランへのアップグレードを検討しましょう。

Shopifyのカート機能でラッピングオプションを追加する方法と、ラッピング専用の「商品」を作成してカートに追加してもらう方法があります。より本格的な対応をしたい場合は、Gift Wrap Plus などのアプリを導入すると、デザインの選択やメッセージカード入力まで対応できます。

まとめ

ベビー・キッズ用品ECは、安全基準への対応と信頼構築さえしっかり行えば、リピート率が高く安定した収益が見込めるカテゴリです。

  1. 01

    安全基準を理解する

    STマーク、CEマーク、食品衛生法など、扱う商品に必要な認証を把握する
  2. 02

    信頼を見える化する

    レビュー、認証マーク、素材情報を商品ページに丁寧に掲載する
  3. 03

    ギフト需要を逃さない

    ラッピング、のし、メッセージカードの対応で客単価を上げる
  4. 04

    季節マーケティングを仕組み化する

    年間カレンダーを作り、イベントに合わせた販促を計画的に実行する

Shopifyなら、安全情報の掲載からギフト対応、メールマーケティングまで、ベビー・キッズ用品ECに必要な機能をひとつのプラットフォームで完結できます。まずは無料体験から、あなたのショップづくりを始めてみてください。

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この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

SHIN

この記事の執筆者

SHIN

Pepin代表、Webエンジニアとして10年以上の経歴を持ち、
Shopifyアプリ・ストア開発 / webサービス開発 / メディア運営などマルチに活動。

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