Shopify予約サイトにクーポン・割引コードを設定する方法

「新規のお客様にもっと来てほしい」「一度来た方にリピートしてもらいたい」。予約サイトを運営していると、こうした悩みは尽きません。
そんなときに頼りになるのが クーポン(割引コード) です。ちょっとした値引きが、お客様の「予約してみようかな」という気持ちの後押しになります。
Shopifyには標準でクーポン機能(ディスカウント機能)が備わっているため、追加コストなしで予約サイトにもクーポンを導入できます。
この記事では、Shopifyの予約サイトにクーポンを設定する方法を、目的別の活用例とあわせて解説します。
Shopifyのクーポン機能とは
- ディスカウント(クーポン)機能
Shopifyの管理画面に標準搭載されている割引機能です。割引コードの発行、自動割引の設定、送料無料の適用など、さまざまな割引を無料で作成できます。詳しくは Shopify公式ヘルプ を参照してください。
Shopifyのクーポン機能でできることは、大きく分けて4種類あります。
予約サービスの場合は 割引コード(お客様にコードを配布して入力してもらう方式)を使うのが一般的です。「初回限定」「リピーター限定」など、配布先を絞ることで施策の効果を高められます。
予約サイトでクーポンが効く理由
予約サイトにおけるクーポン施策は、物販ECとは少し性質が異なります。
物販では「安いから買う」という衝動買いの側面がありますが、予約の場合は「行ってみようかどうか迷っている」という心理的なハードルが主な壁です。クーポンは、この壁を下げる効果があります。
出典:Valassis Coupon Intelligence Report(2019)
上記の数値はEC全般の調査データに基づく傾向値です。予約サービス特有の数値は業種・業態によって異なります。リピート率の倍率は筆者調べによる一般的な傾向であり、業種・施策内容により大きく変動します。
つまりクーポンは「安売り」ではなく、 お客様との最初の接点をつくるための投資 と考えるのがポイントです。
目的別クーポン活用例4選
1. 初回限定クーポン(新規集客)
はじめてのお客様向けに、初回限定の割引コードを発行します。新規集客の王道パターンです。
- 01
設定例
「FIRST500」で初回500円オフ、「FIRST10」で初回10%オフ - 02
配布方法
Webサイトのポップアップ、Instagram投稿、Google広告のランディングページ - 03
ポイント
利用回数を「顧客1人につき1回」に制限しておくこと
コード名は覚えやすいものにしましょう。「FIRST」「HAJIMETE」「WELCOME」など、初回であることが直感的に伝わる名前がおすすめです。

2. リピーター限定割引(再来促進)
一度来店したお客様に向けて、次回予約で使える割引コードをお渡しします。
施術後のサンクスメールや、来店から一定期間後のフォローメールに割引コードを記載する方法が効果的です。
- 例:「NEXT500」で次回500円オフ
- 施術後3週間〜1ヶ月のタイミングで送るのが自然
- Shopifyメールや外部メールツール(Klaviyoなど)と組み合わせて自動化も可能
3. 期間限定キャンペーン(閑散期対策)
予約が落ち込みやすい時期に、期間限定のクーポンを発行して集客を底上げします。
- 例:「WINTER20」で1月限定20%オフ
- 有効期限を明確に設定して「今だけ」感を出す
- SNSやLINEで告知して、短期間で一気に拡散する
4. 友達紹介クーポン(口コミ拡大)
既存のお客様から新規のお客様を紹介してもらう仕組みです。紹介する側・される側の両方に特典を設定すると効果が高まります。
- 例: 紹介者に「THANKS500」(500円オフ)、紹介された方に「FRIEND500」(500円オフ)
- 紹介コードはお客様ごとに個別発行すると追跡しやすい
- Shopifyの割引コードは手動で複数作成できるため、個別発行にも対応可能
友達紹介クーポンは管理が煩雑になりやすいため、まずは少人数で試してからルールを固めるのがおすすめです。

Shopifyでクーポンを設定する手順
実際にShopifyの管理画面でクーポンを作成する手順を紹介します。
- 1
管理画面の「ディスカウント」を開く
Shopify管理画面の左メニューから「ディスカウント」をクリックします。
- 2
「ディスカウントを作成」をクリック
画面右上の「ディスカウントを作成」ボタンを押し、割引の種類を選びます。予約サービスには 「商品の金額割引」 を選ぶのが一般的です。
- 3
割引コードを設定する
「ディスカウントコード」を選択し、任意のコード名を入力します。「自動生成」ボタンでランダムなコードを作ることもできます。
- 4
割引の詳細を設定する
割引額(金額またはパーセンテージ)、対象商品(すべて or 特定の予約メニュー)、最低購入金額などを設定します。
- 5
利用条件を設定する
「最大ディスカウント使用回数」で全体の利用上限を、「お客様1人あたりの使用回数制限」で個人の利用上限を設定します。初回限定クーポンなら「1人1回」にしておきましょう。
- 6
有効期間を設定して保存
「開始日」と「終了日」を設定します。期間限定キャンペーンでは終了日を必ず入れてください。最後に「ディスカウントを保存」をクリックすれば完了です。
設定が完了したら、実際にテスト注文をしてクーポンが正しく適用されるか確認しましょう。Shopifyの「Bogus Gateway」というテスト決済機能を使えば、実際の課金なしで動作確認ができます。
まるっと予約との組み合わせ方
まるっと予約で作成した予約メニューは、Shopifyの通常商品と同じ仕組みで管理されます。そのため、Shopifyの標準ディスカウント機能がそのまま使えます。
- 割引コードの入力 — チェックアウト画面でコードを入力して割引適用
- 対象商品の指定 — 特定の予約メニューだけにクーポンを適用
- 利用回数の制限 — 1人1回、全体で100回までなどの制限
- 有効期限の設定 — 開始日・終了日の指定
- 最低購入金額の設定 — 一定額以上の予約メニューにのみ適用
特別な追加設定は不要です。Shopifyの管理画面でディスカウントを作成し、対象に予約メニューの商品を指定するだけで機能します。
予約とEC商品を組み合わせた売上アップの方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
クーポン濫用を防ぐための設定
クーポンは集客に効果的ですが、設定を甘くすると意図しない使われ方をされることがあります。以下の対策を必ず行いましょう。
「お客様1人あたり1回まで」の設定は必須です。同じクーポンを何度も使われると、割引が常態化して利益を圧迫します。Shopifyの管理画面で「お客様1人あたりの使用回数を制限する」にチェックを入れてください。
期限のないクーポンは管理が難しくなります。キャンペーンごとに終了日を設定し、期限が切れたクーポンは無効化しましょう。
極端に安いメニューにクーポンが適用されると、割引率が過大になります。たとえば「3,000円以上の予約に適用」のように最低金額を設けておくと安心です。
「先着100名限定」のように、クーポン全体の利用回数に上限を設けましょう。予算管理がしやすくなり、想定外の出費を防げます。
同じコードを長期間使い続けると、SNSやクーポンサイトで拡散されるリスクがあります。キャンペーンごとに新しいコードを発行するのが安全です。
まとめ
Shopifyの予約サイトにクーポンを導入する方法を振り返ります。
- Shopifyの標準ディスカウント機能で、追加コストなしにクーポンを作成できる
- 初回限定・リピーター向け・閑散期対策・友達紹介など、目的に応じた使い分けが大切
- まるっと予約のメニューにもShopifyのクーポンがそのまま適用できる
- 濫用防止のため、利用回数制限・有効期限・最低金額の設定を忘れずに
クーポンは「安売り」ではなく、新しいお客様との接点をつくり、リピーターとの関係を深めるための施策です。まずは初回限定クーポンから始めて、効果を見ながら徐々に施策を広げていくのがおすすめです。
予約サイトの作り方の全体像は、Shopifyでサロン予約サイトを作る方法の記事を参考にしてください。

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