Shopify商品バリエーション設定の完全ガイド — サイズ・カラー・素材の管理方法
このチュートリアルのゴール: Shopifyの商品にサイズ・カラーなどのバリエーション(バリアント)を設定し、各バリアントに個別の価格・在庫・SKUを管理できる状態にします。所要時間は約10分です。
「Tシャツを3色×4サイズで売りたいんだけど、バリエーションってどう設定すればいいの?」。Shopifyをはじめたばかりの方から、よくこんな相談をいただきます。
わたし自身、EC運営を始めたころにバリエーション設定で何度もつまずきました。オプション名の付け方、在庫の紐づけ、上限に引っかかったときの対処。地味だけど、ここをしっかり押さえておくと日々の運営がぐっと楽になります。
前提条件
始める前に、以下を確認してください。
- Shopifyアカウントを持っている(無料体験中でもOK)
- 商品が1つ以上登録されている(または新規商品を作成する準備ができている)
- バリエーションの種類(サイズ、カラーなど)を事前に決めている
- バリアント(Variant)
Shopifyにおける「バリアント」とは、1つの商品に対するサイズ・カラー・素材などの組み合わせのことです。たとえば「Tシャツ / Mサイズ / ブラック」が1つのバリアントになります。各バリアントに個別の価格・在庫・SKUを設定できます。詳しくは Shopify公式ヘルプ(バリアントの追加) を参照してください。
押さえておくべき数字
出典:Shopify公式ブログ(2048 Variants)
以前は1商品あたり最大100バリアントまでという制限がありましたが、2025年10月のアップデートで 2,048バリアント に大幅拡張されました。ただし オプション(属性カテゴリ)は最大3つまで という制限は変わっていません。たとえば「サイズ」「カラー」「素材」の3つが上限です。
バリアントの設定手順
実際にバリアントを追加してみましょう。ここでは「Tシャツにサイズとカラーを設定する」例で進めます。
- 1
商品編集画面を開く
管理画面の「商品管理」から対象の商品を選択するか、新規商品を作成します。
- 2
「バリアント」セクションでオプションを追加
商品編集画面を下にスクロールし、「バリアント」セクションの「オプションを追加」をクリックします。
「バリアント」セクションが見つからない場合は、商品がすでに「シンプル商品」として保存されている可能性があります。「オプションを追加」ボタンが表示されているか確認してください。
- 3
オプション名と値を入力する
オプション名に「サイズ」と入力し、値として「S」「M」「L」「XL」を追加します。続けて2つ目のオプション「カラー」を追加し、「ブラック」「ホワイト」「ネイビー」などの値を入力します。
- 4
バリアントごとの価格・在庫を設定する
オプションの組み合わせごとにバリアントが自動生成されます。各バリアントの価格・SKU・在庫数を個別に設定しましょう。
在庫追跡を必ず「オン」にしてください。オフのままだと、在庫が0でもお客様が購入できてしまい、売り越しの原因になります。
- 5
バリアントごとに画像を紐づける
カラーバリアントがある場合は、各バリアントに対応する画像を設定しましょう。お客様がカラーを切り替えたときに、画像も連動して切り替わるようになります。
- 6
保存して確認する
設定が完了したら「保存」をクリック。ストアのプレビューで、お客様にどう見えるか確認しておくと安心です。
オプション設計のコツ
バリアントの組み合わせは掛け算で増えていきます。たとえば、サイズ4種 × カラー5色 × 素材3種 = 60バリアント。設計段階で組み合わせ数を意識しておくことが大切です。
- オプションは最大3つまで。「サイズ」「カラー」+もう1つに絞る
- 実際に販売する組み合わせだけを有効にし、不要なバリアントは削除する
- SKUの命名規則を先に決めておく(例:TS-BLK-M)
- バリアントごとに画像を紐づけて、カラー選択時に画像が切り替わるようにする
- 価格が異なるバリアントがある場合は「○○円〜」の表示になることを理解しておく
オプション名は「サイズ」「カラー」「素材」のように、お客様が直感的に理解できる名前をつけましょう。「Option 1」のままだと、購入画面で何を選べばいいか分からなくなります。
3オプションの上限を超えたいとき
「サイズ」「カラー」「素材」に加えて「長さ」や「刺繍の有無」など、4つ目以降のオプションが必要になるケースもあります。そんなときの対処法をまとめました。
Shopifyの Combined Listings 機能を使えば、複数の商品を1つの商品ページにまとめて表示できます。たとえばカラーごとに別商品として登録し、それらを1つのリスティングとして結合することで、実質的にオプション数の制限を回避できます。
メリット: 追加費用なし。Shopify標準機能。 デメリット: 商品管理がやや複雑になる。
詳しくは Shopify公式ヘルプ(Combined Listings) を確認してください。
トラブルシューティング
運営の現場でよく見かけるミスとその対策をまとめました。
- 在庫追跡をオンにし忘れて、売り切れ商品が購入されてしまう → バリアント作成直後に在庫設定を確認
- バリアントごとの画像設定を忘れて、どのカラーを選んでも同じ写真が出る → 画像の紐づけを保存前にプレビューで確認
- オプション値の表記揺れ(「ブラック」と「黒」が混在)で在庫管理が煩雑になる → 命名ルールをスプレッドシートで事前に定義
- SKUを設定せず、外部連携(物流・会計ソフト)でトラブルが起きる → SKU命名規則を先に決めてから設定
応用 / 次にやること
バリアントの設定ができたら、次は在庫管理とコレクション整理に進みましょう。
バリアント設定の鉄則:「設定する前にオプション設計をしっかり考えること」。どのオプションを使うか、SKUの命名規則はどうするか、不要な組み合わせはないかを整理してから着手すると、あとからの修正が最小限で済みます。


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