Skip to content
Pepinby SHIN
Shopify2026-03-302026-05-077分で読めます
決済手数料Shopify Payments料金プラン

Shopifyの決済手数料を比較 — プラン別・決済方法別の早見表

Shopifyの決済手数料を比較 — プラン別・決済方法別の早見表

この記事の結論はなに?

結論を先に書きます。 月商100万円・国内カード決済中心のストア であれば、 Basic年払い(月3,650円)+Shopify Payments一本化 が年間で最も安くなります。Growへ上げるかどうかの分水嶺は「チーム5名超」または「カスタムレポートが欲しい」のいずれか。Advancedは月商300万円超かつ外部決済を多用する場合だけ意味があります。

14,400
Basic年払いで浮く金額
月払い4,850円→年払い3,650円換算で年間14,400円
40,800
Grow年払いで浮く金額
月払い13,500円→年払い10,100円換算で年間40,800円
174,000
Advanced年払いで浮く金額
月払い58,500円→年払い44,000円換算で年間174,000円

この記事を読むとわかること

  • プラン別の手数料がいくら違うか(数字で)
  • 月商別にどの組み合わせが最安になるか
  • 年払いと月払いの差額を年間ベースで何円損するか
  • 外部決済を併用するときの落とし穴

比較の前提:誰向けの、何を比較する記事か

この記事は 「Shopifyの決済手数料で年間どれくらい差が出るのか」を数字で判断したい人 向けの比較ガイドです。比較軸は以下の3つ。

  1. 01

    プラン間の比較: Basic / Grow / Advanced で手数料率がどう違うか
  2. 02

    決済サービス間の比較: Shopify Payments vs 外部プロバイダー(KOMOJU / Amazon Pay / PayPal 等)
  3. 03

    月商別コスト試算: 月商50万 / 100万 / 300万でどの組み合わせが最安か

数字は2026年5月時点の Shopify公式料金ページShopify Payments 手数料ページ を基準にしています。

出典:Shopify公式料金ページ

どうやって決済プランを決める?(5ステップ)

「いきなり料金表を見ても判断しづらい」という声が多いので、わたしが普段ストアを見るときの順序を5ステップで書いておきます。

  1. 1

    月商を把握する

    直近3か月の平均月商を出します。月商が読めない場合は「目標月商」で代用してOKです。最低でも50万・100万・300万のどのレンジに入るかを決めます。

  2. 2

    カード比率を調べる

    売上のうちクレジットカード決済が何%か出します。日本のEC平均は 約79%経済産業省 電子商取引市場調査)。残りはコンビニ・キャリア・PayPay等です。

  3. 3

    外部決済の必要性を判定

    コンビニ決済・キャリア決済・PayPayが必要かを決めます。必要ならKOMOJU等の外部プロバイダー併用、不要ならShopify Payments一本化で終わりです。

  4. 4

    プランを仮決め

    月商と外部決済併用の有無で、Basic / Grow / Advanced のうち1つを仮選択します。判断基準は後段の早見表を使います。

  5. 5

    年払いシミュレーション

    仮決めしたプランで「年払いに切り替えると年間で何円浮くか」を出します。3年使うなら年払い一択、半年で乗り換える可能性があるなら月払いが安全です。

プラン別の手数料はどう違う?

Shopifyの決済画面

まずはShopify Paymentsの手数料を3プラン横並びで比較します。月額は 年払い/月払いの両方 を併記しました。

項目BasicGrowAdvanced
月額(年払い)3,650円10,100円44,000円
月額(月払い)4,850円13,500円58,500円
年払いで浮く金額/年14,400円40,800円174,000円
国内カード手数料3.55%3.4%3.25%
海外カード・Amex3.9%3.85%3.8%
外部決済の取引手数料2.0%1.0%0.6%
JCB3.55%3.4%3.25%

出典:Shopify公式料金ページ

出典:Shopify Payments 手数料ヘルプ

国内カード手数料の差は Basic と Advanced で 0.3% 。一見わずかですが、月商100万円なら月3,000円、年間36,000円の差になります。外部決済の取引手数料は 2.0% → 0.6% と3倍以上 差があるため、外部プロバイダーを多用するストアほど上位プランの効果が大きくなります。

年払いと月払いの差は無視できない

Advancedの場合、年払いで年174,000円浮きます。これはGrowを4か月分(年払い)使えるレベルの金額です。長期的に運営する前提なら年払いを最優先で検討してください。

年払いと月払い、年間でどれくらい差が出る?

3プランの「月払いで1年運用したコスト」と「年払いで1年運用したコスト」の差を、StatGroupで見える化します。

たかが月額、されど月額です。Advancedで月払いを選ぶと、年間17万円分の手数料を 何のメリットもなく 払い続けることになります。

各プランの詳細レビュー

プラン選びを手数料だけで決めるのは危険です。ProsConsで全体像を見ます。「メリット(緑)=向いているストアの特徴」「デメリット(赤)=苦手なところ」と読み替えてください。

Basicプランは誰向き?

メリット
月商30万円以下の小規模ストアや、個人で始めたばかりのストアに最適
手数料率の差より、月額の固定費を抑えたい段階向け
外部決済プロバイダーをほとんど使わない(カード決済中心)ならこのプランで十分
デメリット
外部プロバイダーの取引手数料が +2.0% と3プランで最大
スタッフアカウントが2名まで(チーム運営には厳しい)
標準レポート機能が限定的で、分析を深めるなら上位プラン必須

Growプランは誰向き?

メリット
月商30〜100万円のストアに最適(手数料率と月額のバランスが最も良い)
スタッフ5名まで使えるのでチーム運営に対応
標準レポートで売上分析・顧客分析ができる
デメリット
Basicから月額約8,650円アップ。月商30万円以下だと回収が難しい
カスタムレポート機能は非対応(Advanced以上が必要)
外部決済の取引手数料はまだ1.0%残る

Advancedプランは誰向き?

メリット
月商100万円超の中規模〜大規模ストアに最適
外部決済プロバイダーを多用するなら取引手数料0.6%で最安
カスタムレポート・高度な分析機能が必要なフェーズ向け
デメリット
月額58,500円。月商50万円以下のストアでは月額がそのまま赤字要因に
機能が豊富すぎて、使いこなせていないストアも多い
Plusプランへの移行ラインがやや近い(月商500万円以上ならPlus検討)

外部決済サービスを併用するといくらかかる?

Shopify Paymentsだけではカバーできない決済手段(コンビニ・キャリア決済・PayPay等)を追加する場合、外部プロバイダーを使います。このとき、 プロバイダー手数料に加えてShopify側の取引手数料が上乗せ されるのが最大のポイントです。

決済サービス対応決済手段サービス手数料(税別)Shopify取引手数料(Basic)合計(Basic)
KOMOJUコンビニ・銀行振込・PayPay2.75〜3.5%+2.0%4.75〜5.5%
Amazon PayAmazonアカウント決済3.9%+2.0%5.9%
PayPalPayPal残高・クレカ3.6%+¥40/件+2.0%5.6%+¥40/件
SBペイメントキャリア決済・コンビニ4.0〜5.0%+2.0%6.0〜7.0%
GMOイプシロンマルチ決済3.2〜3.6%+2.0%5.2〜5.6%

※各プロバイダーの手数料は2026年5月時点。プランや契約条件により変動する場合があります。

出典:KOMOJU 料金Amazon Pay 料金PayPal 料金

外部決済でカード決済を受けると手数料が二重に乗る

たとえばKOMOJU経由でクレジットカードを受け付けると、KOMOJU手数料3.6%に加えてShopify取引手数料2.0%(Basic)が上乗せされ、 合計5.6% になります。Shopify Paymentsで受ければ3.55%で済むので、 同じカード決済なのに2.05%損する わけです。カード決済は必ずShopify Paymentsに集約してください。

Shopify Payments一本化 vs 外部決済併用、どう判断する?

外部プロバイダー(注意点)

取引手数料0.6〜2.0%が上乗せ / 各サービスとの個別契約が必要 / 入金サイクルはサービスにより異なる / カード決済を外部プロバイダー経由で受けると取引手数料が二重に乗って損 / 障害時に全決済が止まらない冗長性は得られる

Shopify Payments一本化(推奨)

取引手数料0% / 国内カード3.25〜3.55% / Apple Pay・Google Pay対応 / 管理画面から即時設定 / 入金は最短5営業日 / カード決済は全てこちらに集約が鉄則 / コンビニ等が必要なときだけKOMOJU等を最小限併用

月商別の年間コストはどれくらい違う?

「結局、手数料でどれくらい差が出るの?」を見える化します。国内カード決済が売上の80%を占めると仮定して、Shopify Paymentsのカード手数料で年間コストを試算しました(年払い前提)。

※ Basic年払いの場合の試算。年間コスト=月額3,650円×12+年間カード手数料(売上の80%×3.55%)

月商100万円の水準では、手数料を含めた 総コストはBasicが最安 。Growは月額差を完全回収できないものの、スタッフ5名・標準レポートが使えることを考えると月額差以上の価値があります。Advancedはこの月商では割高です。

月商別の推奨プラン

月商推奨プラン年間カード手数料目安理由
〜30万円Basic約102,000円月額の固定費を最小化。スタッフ1〜2名で十分な規模
30〜100万円Basic / Grow約170,000〜326,400円チーム運営ならGrow、ソロなら引き続きBasicでOK
100〜300万円Grow約326,400〜979,200円手数料率と月額のバランスが最適。多くのストアがここに該当
300万円〜Advanced約936,000円〜手数料率0.15%差で月額差を回収できる。カスタムレポートも活きる

手数料を抑える実務チェックリスト

「メリット(緑)=必ずやるべきこと」「デメリット(赤)=やってしまいがちな落とし穴」として整理します。

  • Shopify Paymentsを有効化する(取引手数料0%化)
  • カード決済はShopify Paymentsに集約する
  • 年払いに切り替える(Basicなら年14,400円、Growなら年40,800円浮く)
  • 外部プロバイダーはShopify Paymentsで対応できない手段だけに絞る
  • 月商に応じて年1回プランを見直す
  • JCB・Amex・海外カードの料率を把握しておく
メリット
Shopify Paymentsを有効化し、カード決済は全てここに集約
年払いでプラン料金を割引にする(Basicなら月3,650円、Growなら10,100円)
外部プロバイダーはShopify Paymentsで対応できない手段だけに絞る
デメリット
外部プロバイダーでカード決済を受ける(取引手数料が二重に乗って損)
月商が変わっても同じプランを使い続ける(定期的な見直しが必要)
月額の安さだけでBasicに固執(チーム5名超えたらGrowに移行すべき)
JCBや海外カードの料率を把握していない(Amexは海外カード扱い)

結論:こんな人にはコレ

あなたのフェーズ推奨組み合わせ年間カード手数料目安決め手
月商50万円以下のソロストアBasic + Shopify Payments集約約170,400円月額を最小化。コンビニ/PayPayが必要ならKOMOJUを併用
月商100〜300万円のチーム運営ストアGrow + Shopify Payments集約約326,400〜979,200円スタッフ5名枠+標準レポートで月額差を回収
月商300万円超Advanced + Shopify Payments集約約936,000円〜外部決済の取引手数料0.6%とカスタムレポートが効くフェーズ

「手数料の差 × 月商 × 12か月」が「月額差 × 12か月」を上回るかを、定期的に計算してプランを見直すのがコツです。

よくある質問(FAQ)

はい、 JCBはShopify Paymentsで利用可能 です。料率は国内カードと同じで、Basic 3.55% / Grow 3.4% / Advanced 3.25%。以前はJCBが別料率の時期もありましたが、現在は国内カード扱いに統合されています。

Apple PayとGoogle PayはShopify Paymentsの上で動く決済UIなので、手数料は 裏で使われているカードの料率と同じ です。国内カードなら3.25〜3.55%、海外カードなら3.8〜3.9%。「Apple Pay手数料」という独立した料率は存在しません。

12か月以上ストアを継続する前提なら年払い一択 です。Basicで年14,400円、Growで年40,800円、Advancedで年174,000円浮きます。逆に「3か月だけ試したい」「夏季限定ストア」のように短期前提なら、解約損が出る年払いより月払いの方が安全です。

技術的な上限はありません が、運用上は1〜2社に絞るのが現実的です。プロバイダーが増えると入金口座・経理処理・障害時の切り分けが複雑になります。Shopify Payments+KOMOJU(コンビニ・PayPay用)の2本立てが最も多いパターンです。

Plusはエンタープライズ向けで料金が個別見積もり(月額目安2,300米ドル〜)。カード手数料はAdvancedよりさらに低く、外部決済の取引手数料は 0.15% 程度まで下がります。月商500万円超かつ外部決済を多用するストアでないと回収困難です。

Shopify Paymentsで国内カードを受ければ、 カード会社側のリボ・分割サービスは自動的に利用可能 です(顧客が支払い後にカード明細上で分割変更)。一方、Paidy(後払い4回分割)やKOMOJUの分割対応を入れる場合は外部プロバイダー経由になり、取引手数料が上乗せされます。

海外カード・Amexは 同じ料率 で、Basic 3.9% / Grow 3.85% / Advanced 3.8%。国内カードより0.3〜0.55%高い料率です。Amexは国内発行であってもShopify Payments上では海外カード扱いとなる点に注意してください。

Shopifyを無料で試してみる

→ Shopifyを無料で試してみる

→ Shopifyの決済方法まとめを読む

→ Shopifyの料金プランを詳しく比較する

この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

Share
SHIN

この記事の執筆者

SHIN

Pepin代表、Webエンジニアとして10年以上の経歴を持ち、
Shopifyアプリ・ストア開発 / webサービス開発 / メディア運営などマルチに活動。

Shopify無料体験を始める