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Pepinby SHIN
EC運営2026-04-032026-07-216分で読めます
Shopify入門プラットフォーム比較EC構築

Shopify vs STORES 徹底比較 — どっちを選ぶ?7つの軸で解説【2026年最新】

Shopify vs STORES 徹底比較 — どっちを選ぶ?7つの軸で解説【2026年最新】
2つのサービスを比較検討するイメージ

「ShopifyとSTORES、結局どっちがいいの?」

ネットショップを始めるとき、この2つで迷う方は本当に多いです。どちらも「かんたんに作れる」と謳っていますが、触ってみると性格がまったく違います。

わたしはShopifyアプリ開発者として両方のプラットフォームを何度も触っており、EC運営自体は前職時代に経験してきました。今は「作る側」として両者を眺めている立場です。だからこそ、特定のサービスを推すというより、 どちらが誰に向いているか をフラットに整理できると思っています。

本記事は2026年7月21日時点の各サービス公式サイトの情報に基づいています。料金や機能は変更される場合がありますので、契約前に公式サイトでご確認ください。

比較の前提 — 誰が何を比較するのか

この記事は「自分のショップに合うのはどっち?」を判断したい方に向けたものです。比較軸は次の7つに絞りました。

料金・決済手数料
月額と手数料を月商別に試算
決済手段の充実度
対応する支払い方法の幅
デザイン自由度
テンプレートとカスタマイズ性
アプリ・拡張性
後から機能を足せるか
予約機能
物販と予約の一元管理
サポート体制
日本語・対応時間
海外販売
越境ECへの対応力

ざっくりした立ち位置を先に押さえておきます。Shopifyは「パーツを組み合わせて育てるグローバルEC」、STORESは「最初からまとまっている国内EC」というのが端的な違いです。

世界175か国以上で使われるグローバルEC基盤。アプリストアで機能を自由に組み合わせ、物販・予約・サブスクまで幅広く対応。
国内向けのネットショップ、予約、キャッシュレス決済、POSなどを同一ブランドで提供。無料から始められ、有料のスタンダードでは複数サービスの一部有料機能をまとめて利用できます。

比較表 — 7つの軸を一覧で見る

まずは全体像を一枚に。詳細は次のセクションから1軸ずつ深掘りします。

比較項目ShopifySTORES
月額(最安)3,650円(Basic・年払い)0円(フリー)
決済手数料3.55%〜(Basic)5.5%〜(フリー)/3.6%(スタンダード)
振込手数料0円(Shopify Payments)275円
入金サイクル毎週金曜(最短5日後)月末締め翌月末/最短翌日(有料)
デザイン自由度テーマ+Liquidで作り込み可テンプレート選択中心
アプリ拡張性数千以上のアプリで自由に追加STORES提供機能の範囲
海外販売Shopify Marketsで多通貨多言語基本国内向け

出典:Shopify 料金ページSTORES 料金ページ

Shopify Basicは年払いで月額換算3,650円、月払い4,850円です。STORESはフリー0円、スタンダードは年契約で月額3,300円。決済手段によって料率が変わるため、月額だけでなく自店の決済構成で試算します。

各選択肢の詳細レビュー

ここからは Shopify と STORES それぞれを単体で見ていきます。

Shopifyの管理画面。アプリやテーマを自由に組み合わせて構築するスタイル

出典:Shopify

Shopify

メリット
数千以上のアプリで、レビュー・ポイント・サブスク・予約・LINE連携まで自由に追加できる
Shopify Paymentsで主要決済が一括導入。 振込手数料0円・毎週入金 でキャッシュフローが安定
Shopify Marketsで多通貨・多言語・関税計算まで標準装備
デメリット
月商ゼロの月でも年払い換算で月3,650円が発生する
テーマエディタで足りない箇所は専門知識が要る場面もある

3,650円

月額(Basic・年払い)

個人事業主向け

3.55%〜

決済手数料(Basic)

プラン上位ほど低下

0円

振込手数料

Shopify Payments利用時

出典:Shopify 料金ページShopifyペイメントとは?

STORESの管理画面。シンプルで直感的なUI

出典:STORES

STORES

メリット
フリープランは月額0円。商品登録数も無制限で「まず試す」のハードルが低い
テンプレートを選んで文字と画像を入れるだけ。ITが苦手でも迷いにくい
PayPay・楽天ペイ・atone・ペイディなど国内ユーザーが使い慣れた決済が揃う
デメリット
フリーは5.5%〜、PayPay等の特定決済はさらに6.5%まで上がる
追加機能はSTORES提供のものに限られ、外部アプリで自由に増やせない

0円

月額(フリー)

契約前に現行条件を確認

5.5%〜

決済手数料(フリー)

特定決済は6.5%

275円

振込手数料

売上1万円以上

出典:STORES 料金ページ

コスト試算 — 月商別シミュレーション

月額料金と決済手数料を合わせた「月間コスト」を月商別に並べます。決済はカード決済100%、Shopifyは年払い、STORESスタンダードは年契約の前提です。

STORES フリー有利
月商10万円
月額0円の効果が最大
ほぼ互角に
月商30万円
今回のカード100%試算の場合
Shopify が有利
月商100万円
低手数料+振込0円で差が拡大

上の単純試算では、月商10万円はSTORESフリー、30万円はSTORESスタンダード、100万円はShopify Basicがわずかに低くなります。ただしSTORESは一部決済で料率が上がり、入金オプションにも追加費用があります。 「月商30万円で必ず逆転」のような一律の境界はありません。

決済手段の充実度

決済手段ShopifySTORES
クレジットカード
コンビニ決済
銀行振込
PayPay
Amazon Pay
Apple Pay / Google Pay×
後払い決済○(Shop Pay)○(atone / ペイディ)
代金引換○(スタンダードのみ)

出典:Shopifyの決済方法まとめSTORES 料金ページ

Shopifyは Shopify Payments を有効にするだけで主要決済が一括導入できます。STORESも国内主要決済はカバーしますが、Apple Pay / Google Payには非対応です。

デザイン・拡張性で見るアプリ開発側の視点

ここが両者の 最大の分岐点 です。アプリを作る側として両プラットフォームを触ってきた立場から言うと、できることの天井がまったく違います。

無料・有料合わせて数百種類のテーマ。HTML/CSS/Liquidでコード編集可能。アプリで機能を後付けできるため、ショップを「育てる」設計。
テンプレートの完成度は高い。ただし枠を超えたカスタマイズや外部ツール連携は難しい。最初の見栄えが整いやすい一方、機能の天井が早めに来る。

Shopifyのテーマエディタ。セクションやブロックを自由に配置できる

出典:Shopify

「最初はシンプルに売るだけ」ならSTORESで十分です。ただ「レビュー機能を入れたい」「ポイント制度を作りたい」「LINE連携したい」と要望が増えてきた時に、STORESでは選択肢が一気に減ります。アプリ側から見ると、 拡張性で選ぶならShopify、小さく素早く始めるならSTORES という判断軸が一番シンプルです。

予約機能 — 単発イベントを売る人にとっての差

サロンや教室に加えて、 受注会・ポップアップ・一日カフェ・体験会・料理教室といった単発イベント を扱う方にとって、ここは見逃せない違いです。

  • Shopify:予約アプリで日時指定・事前決済・顧客マイページまで対応
  • Shopify:ECサイト内に予約ページを埋め込め、 物販と予約を1サイトで完結
  • STORES:STORES予約と連携可能。予約・決済・POSを同一ブランドで利用
  • STORES:ネットショップと予約は別サービス。スタンダードで一部有料機能をまとめて使えるが、連携範囲は事前確認が必要

わたしが開発している まるっと予約 は、Shopifyの商品・顧客・注文と同じストア内に予約カレンダーを追加できます。物販と来店予約を同じShopify運用へ寄せたい場合の比較候補です。

→ Shopifyの予約システムについて詳しく

サポート体制

項目ShopifySTORES
チャットサポート24時間対応平日10:00〜18:00
メールサポート
電話サポート○(コールバック)×
日本語対応◎(国内企業)
ヘルプドキュメント◎(日本語充実)

STORESは国内企業ならではの安心感、Shopifyは24時間チャット対応で「夜中に困った」ときに頼れる強みがあります。

海外販売への対応

Shopify Marketsで複数市場、現地通貨、ストアフロント翻訳を管理でき、海外販売を拡張しやすい。
国内販売を中心に検討しやすい。海外向けの通貨・言語・税・配送要件を満たせるかは個別に確認が必要。

結論 — こんな人にはコレ

自分に合ったサービスを選ぶイメージ

7軸の比較を踏まえた最終推薦です。両方を触ってきた感覚として、迷ったらまず「月商規模」と「育てたいかどうか」の2軸で判断するのが早いです。

固定費ゼロで素早く検証したい/国内向け物販が中心/STORES予約・決済・POSを既に使っている/必要機能が標準の範囲に収まる、という方。
テーマやアプリで機能を増やしたい/ 物販と単発イベント予約を1サイトで管理したい /多言語・海外販売も視野に入れたい、という方。

「最初はSTORESで検証 → 必要な拡張機能が増えたらShopifyを比較」という選び方もあります。ただしデザイン、注文履歴、会員連携はそのまま移せない項目があるため、移行条件を先に洗い出してください。

よくある質問

商品データはCSVエクスポートで移せます。ただし顧客データやデザインはそのまま移せず、ある程度の作り直しが必要です。Shopifyには他サービスからの移行ツールもあるので、商品数が多い場合はそちらを活用すると手間が減ります。

商品登録数は無制限、クレジットカード・コンビニ決済にも対応します。ただし独自ドメインは使えず、決済手数料が5.5%と高めです。「まずは試しに出品してみたい」段階なら十分使えます。

Shopifyの商品・顧客・注文を中心に予約も扱いたいなら Shopifyとまるっと予約 が候補です。STORESはネットショップ・予約・決済・POSを同じブランドで提供しているため、必要なデータ連携が契約プランで満たせるかを比較してください。

STORESには月額0円のフリープランがあります。Shopifyは3日間の無料体験があり、2026年7月21日時点の公式料金ページでは、その後3か月間は月額150円の案内があります。キャンペーンは変わるため、申込画面の条件を確認してください。

まとめ

  1. 01

    月商が少ないうちは STORESフリープラン でコストを抑えて始められる
  2. 02

    月商だけの一律な逆転点はない。決済手段・契約期間・入金オプションを含めて試算する
  3. 03

    拡張性・デザイン自由度・海外対応を重視するならShopifyを比較する
  4. 04

    シンプルに国内向けだけならSTORESの「迷わなさ」も大きな価値
  5. 05

    Shopifyの商品・顧客・注文を軸に単発イベント予約も扱うなら Shopify+予約アプリ が候補

どちらが「正解」ということはなく、自分のビジネスの今とこれからに合うほうを選ぶのが大事です。両方とも無料で試せるので、まずは管理画面を触って「自分にとって使いやすいか」を確かめてみてください。

→ Shopifyの始め方を10ステップで解説

→ Shopify・BASE・STORESの3社比較はこちら

この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

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SHIN

この記事の執筆者

SHIN

Pepin代表、Webエンジニアとして10年以上の経歴を持ち、
Shopifyアプリ・ストア開発 / webサービス開発 / メディア運営などマルチに活動。

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