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Pepinby SHIN
Shopify2026-03-26

Risks of Relying on Booking Portals and How to Switch to Direct Booking

Risks of Relying on Booking Portals and How to Switch to Direct Booking

ホットペッパービューティーやminimo、くらしのマーケット。こうした予約ポータルサイトは集客力が圧倒的で、開業したてのお店にとっては頼もしい存在です。

しかし心配になることがありませんか?

「うちの売上、このポータルが止まったら全部消えるかも...」

この記事では、予約ポータルサイトに依存し続けるリスクを整理し、自社集客に切り替えていくための具体的な戦略を紹介します。
ポータルをいきなりやめろという話ではなく、 依存度を下げながら自社の集客力を育てる ための考え方です。

ポータル依存の5つのリスク

リスク1:掲載料の値上げに対抗できない

ポータルサイトの料金体系は、運営会社が決めます。値上げされても、集客をそこに頼っている以上、受け入れるしかありません。

ポータルの掲載料は年々上昇傾向にあります。「今は月10万円だけど、来年は15万円になるかもしれない」。そのリスクを常に抱えているのがポータル依存の現実です。

実際、ホットペッパービューティーの掲載料はエリアや競合状況によって変動し、人気エリアほど高額になる傾向があります。

リスク2:顧客データが自分のものにならない

ポータル経由で予約したお客様のデータは、基本的にポータル側のプラットフォーム上で管理されます。お客様に直接アプローチする手段が限られるため、リピート施策の自由度が下がります。

  • ポータル上の顧客データを自由にエクスポートできない
  • お客様は「あのポータルで予約したお店」として記憶する
  • リピートもポータル経由になり、毎回手数料が発生する
顧客データ
ポータル依存では自社に蓄積されにくい

リスク3:価格競争に巻き込まれる

ポータルサイトでは、同業他社と横並びで比較されます。お客様は価格やクーポンの割引率でお店を選びがちです。

結果として、値下げ合戦に巻き込まれやすくなります。 サービスの質ではなく、価格で勝負せざるを得ない 構造です。

ポータルでの競争自社サイトでの集客
価格で比較される世界観やこだわりで選ばれる
クーポン目当ての一見客が多い自分に合うお店を探している人が来る
他店との差別化が難しいブランドを自由に表現できる

リスク4:ポータルの方針変更に振り回される

検索アルゴリズムの変更、表示順位のロジック変更、新しい課金体系の導入
ポータル運営会社の方針変更ひとつで、お店の集客が突然減ることがあります。

自分でコントロールできない場所に集客の柱を置いている限り、このリスクは消えません。

リスク5:ブランドが育たない

ポータルサイト上では、すべてのお店が統一されたフォーマットで表示されます。お店の世界観やこだわりを十分に伝えることは難しく、お客様の記憶にも残りにくい。

「ホットペッパーで予約したあのお店」ではなく「〇〇さんのジム」「△△サロン」と覚えてもらえるかどうか。長期的なビジネスの安定には、 ブランドの認知 が欠かせません。

メリット
ポータルの圧倒的な集客力
開業直後でもすぐに予約が入る
知名度ゼロからでも始められる
デメリット
掲載料の値上げリスク
顧客データの活用制約
価格競争に巻き込まれやすい
ブランドが育ちにくい

依存度を下げる3つの戦略

ポータルをいきなりやめる必要はありません。 段階的に自社集客の比率を上げていく のが現実的です。

戦略1:自社予約サイトを持つ

まず必要なのは、自分のサイトで予約を受けられる環境を作ることです。

Shopifyに予約アプリ(まるっと予約など)を入れれば、 月額約9,300円 で自社予約サイトが持てます。独自ドメインで、デザインも自由。お客様のデータも自社で管理できます。

自社予約サイトとは?

ポータルを介さず、お店独自のURL(例:www.〇〇gym.com)で予約を受け付けるサイトのことです。顧客データが自社に蓄積され、リピート施策に自由に活用できます。

戦略2:既存客をポータルから自社サイトに移行する

ポータル経由で来てくれたお客様を、2回目以降は自社サイトから予約してもらえるよう誘導します。

  • 来店時に「次回からはこちらのサイトからも予約できます」と案内
  • ショップカードやPOPにQRコードを掲載
  • LINE公式アカウントで自社予約サイトのURLを配信

「自社サイトから予約すると初回10%OFF」のような特典をつけると、移行がスムーズになります。Shopifyのディスカウントコード機能で簡単に設定できます。

戦略3:自社集客チャネルを育てる

ポータルに代わる集客の柱を、時間をかけて育てます。

チャネルやること効果が出る時期
Instagramビフォーアフター・お客様の声を発信3〜6ヶ月
Googleマップ(MEO)ビジネスプロフィールを充実させ、口コミを増やす1〜3ヶ月
Google検索(SEO)ブログ記事で「地域名+業種」を狙う6〜12ヶ月
LINE公式友だち追加でリピーターとの接点を確保即効性あり

切り替えのロードマップ

自社サイト開設
既存客を移行
自社集客を育成
ポータル縮小
  1. 1

    自社予約サイトを開設(Shopify + まるっと予約)

  2. 2

    既存客に自社サイトを案内して移行を促進

  3. 3

    Instagram・Googleマップで自社集客を開始

  4. 4

    ポータルのプランを段階的に下げる

  5. 5

    自社集客が安定したらポータルを縮小・停止

いきなり全部やる必要はありません。まずはステップ1と2だけでも、ポータルへの依存度は確実に下がります。

成功のポイント:数字で判断する

「そろそろポータルを下げてもいいかな」という判断は、感覚ではなく数字で行いましょう。

指標確認方法ポータル縮小のめやす
自社サイト経由の予約比率Shopifyのレポート全体の40%以上
リピート率顧客データの分析50%以上
Googleマップの表示回数ビジネスプロフィールのインサイト月1,000回以上
Instagram経由の問い合わせ数DMやプロフィールのリンククリック月10件以上
40%以上
自社予約の比率がポータル縮小の目安
50%以上
リピート率が安定の基盤

よくある質問

必ずしもやめる必要はありません。新規集客の窓口としてポータルを残しつつ、リピーターは自社サイトに誘導する「併用型」でも十分に効果があります。大切なのは「ポータルがないと成り立たない」状態から脱却することです。

業種やエリアにもよりますが、6ヶ月〜1年を目安にしてください。Instagram・Googleマップでの集客は即効性がありますが、検索(SEO)経由の集客は半年以上かかることが一般的です。焦らず段階的に進めましょう。

一概には言えません。ただし、クーポン目当ての一見客が多い傾向はあります。自社サイトから来るお客様は「このお店を選んで」来ているため、リピート率が高い傾向があります。

Shopify + まるっと予約の場合、月額約9,300円です。初期費用はかかりません。Shopifyには無料体験期間があるので、まずはコストゼロで試すことができます。

はい、ポータル上の口コミは掲載終了とともに非表示になるのが一般的です。そのため、Googleビジネスプロフィールの口コミを充実させたり、自社サイトに「お客様の声」ページを用意しておくことをおすすめします。

まとめ

  • 予約ポータルへの依存は 掲載料値上げ・顧客データの制約・価格競争・ブランドが育たない など複数のリスクがある
  • いきなりやめるのではなく、 段階的に自社集客の比率を上げる のが現実的
  • まずは自社予約サイトを開設し、既存客の移行から始める
  • Instagram・Googleマップ・LINE公式で自社集客チャネルを育てる
  • 自社予約の比率が40%を超えたら、ポータルのプランを下げることを検討

→ ホットペッパーからShopify予約に移行するメリットと手順

ポータルに頼らない予約管理の仕組みはこちら。

→ 予約管理をホットペッパーに頼らず自社で完結させる方法

2026年3月時点の情報です。各ポータルサイトの料金体系は変更される場合があります。Shopify・まるっと予約の料金はドル建てのため為替変動により円換算額が変わります。「ホットペッパービューティー」は株式会社リクルートの登録商標です。

この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

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