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Pepinby SHIN
Shopify2026-04-054分で読めます

Marketplace vs Own EC Store - Which Should You Choose

Marketplace vs Own EC Store - Which Should You Choose
ECの出店先を比較検討するイメージ

「楽天やAmazonに出せば売れるって聞くけど、手数料が高そう」「自社ECは自由度が高いけど、集客が難しそう」。EC事業を始めるとき、ほとんどの方がこの悩みにぶつかります。

わたし自身、ECの立ち上げから運用まで携わるなかで、どちらにも向き・不向きがあると実感してきました。大切なのは 「どちらが正解か」ではなく「自分のビジネスにはどちらが合うか」 という視点です。

この記事では、モール出店と自社ECの違いをフラットに整理して、選択の判断基準をお伝えします。

約14兆円
国内EC市場規模(2024年)
物販系BtoC-EC
約58%
モール経由のEC購入率
楽天・Amazonが大きなシェア
年+7.6%
D2C市場の成長率
自社ECへの移行も加速

出典:経済産業省 電子商取引に関する市場調査(2024年)売れるネット広告社 D2C市場予測

モール出店とは

モール出店

楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなどの大型ECプラットフォーム上に自社のショップを開設する販売形態のこと。モール側が集客してくれるため、初日から一定のアクセスが見込めます。

リアル店舗でたとえると、ショッピングモールのテナントとして出店するイメージです。モール自体にお客様が集まっているので、自分で集客ゼロの状態から始めても商品を見てもらえる可能性があります。

自社ECとは

自社EC(D2C)

ShopifyやBASEなどを使い、自分専用のECサイトを構築して直接お客様に販売する形態のこと。ブランドの世界観を自由に表現でき、顧客データもすべて自社で管理できます。

こちらはリアル店舗でいうと、路面店を構えるイメージです。内装もレイアウトも自由ですが、お客様に知ってもらうための努力(集客施策)が欠かせません。

メリット・デメリット比較

それぞれの特徴を表にまとめました。

比較項目モール出店(楽天・Amazon等)自社EC(Shopify等)
初期集客モールの集客力を活用でき、出店初期からアクセスが見込める自力での集客が必要。SEO・SNS・広告の運用が前提
ブランディングテンプレートの制約が多く、独自の世界観を出しにくいデザイン・構成を自由にカスタマイズでき、ブランド表現の自由度が高い
手数料・コスト月額出店料+販売手数料(8〜15%程度)で高コスト体質になりやすい月額数千円+決済手数料(3.5%前後)で、売上が増えるほどコスト効率が良い
顧客データモール側が管理。リピート施策(メルマガ等)に制限ありすべて自社で保有。CRM・メール配信・分析を自由に実施できる
価格競争同じモール内で他社と比較されやすく、値下げ圧力が強い自社サイトなので直接比較されにくく、ブランド価値で勝負できる
信頼性モールの知名度が信頼の担保になる。初めてのお客様も安心して購入しやすい無名ブランドの場合、信頼獲得に時間がかかる
拡張性モールのルール内での運用に限定されるアプリ・APIで機能拡張が柔軟にできる

モール出店の手数料は見かけ以上に重いことがあります。楽天市場の場合、月額出店料+システム利用料+決済手数料+ポイント原資負担などを合算すると、 売上の15〜20%がコストになるケースも あります。商品の利益率と照らし合わせて計算してみてください。

コスト構造の違い

具体的な数字で比較してみましょう。

コスト項目楽天市場AmazonShopify(Basic)
月額固定費19,500円〜4,900円4,850円
販売手数料率2〜7%(※)8〜15%なし
決済手数料率含む含む3.55%
ポイント原資1%〜なしなし
月商50万円時の概算約9.5万円約6.5万円約2.3万円

※楽天市場はプランや商品ジャンルによって手数料率が異なります

出典:楽天市場 出店プランAmazon セラーセントラル 料金Shopify 料金ページ

上記はあくまで概算です。実際の費用は商品カテゴリ、広告費、オプション利用の有無で大きく変動します。出店前に必ず各プラットフォームの最新料金を確認してください。

どちらを選ぶべきか。5つの判断基準

データをもとに判断するイメージ

短期で売上を立てたいならモール出店が有利です。モールには検索トラフィックが最初からあるため、商品力があれば出店初月から売れることもあります。一方、「3年後にブランドとして認知されたい」という目標があるなら、自社ECを軸に据えるべきです。

汎用品やコモディティ(日用品など)は、モールで「安い順」で比較されがちです。逆に、 自社だけのオリジナル商品やストーリーがある なら、自社ECのほうがその価値を伝えやすくなります。

粗利率が30%以下の商品をモールで販売すると、手数料を差し引いた後の利益がほとんど残らない可能性があります。利益率が低い商品ほど、手数料の安い自社ECのほうがコストメリットが大きいです。

自社ECは集客がゼロスタートです。SNS運用、SEO対策、広告運用といったマーケティング施策を自分(またはチーム)で実行できるかどうかが鍵になります。リソースがなければ、まずモールで売りながらノウハウを蓄積するのも一つの手です。

モールでは購入者の詳細なデータ(メールアドレス等)を自由に使えません。リピート施策やLTV最大化を重視するなら、自社ECで顧客データを蓄積していく戦略がおすすめです。

おすすめの選び方チェックリスト

  • 月商がまだゼロ〜数万円 → まずはモールで「売れる体験」を積むのが現実的
  • オリジナル商品で利益率40%以上 → 自社ECの恩恵が大きい
  • SNSフォロワーや既存顧客がいる → 自社ECに直接誘導できる
  • リピート購入が期待できる商材 → 自社ECで顧客データを活用
  • まずは低リスクで始めたい → モールで検証してから自社ECに展開

実は「両方やる」が最適解になることも多い

ここまでモールと自社ECを対比してきましたが、実際に成果を出しているEC事業者の多くは 両方を使い分けて います。

  1. 1

    モールで認知を獲得する

    楽天やAmazonの集客力を使い、まずは商品を知ってもらう。レビューが集まれば信頼の土台にもなります。
  2. 2

    自社ECにファンを誘導する

    商品の同梱物やSNSを通じて、自社サイトの存在を伝える。自社ECならではの限定商品や特典を用意すると効果的です。
  3. 3

    自社ECでリピーターを育てる

    メルマガ、LINE、会員プログラムなど、自社ECだからこそできるCRM施策でLTVを高めていきます。

Shopifyなら楽天市場やAmazonとの連携アプリが充実しており、 1つの管理画面から複数チャネルの在庫・注文を一元管理 できます。「両方やる」のハードルがかなり下がります。

まとめ

モール出店は集客力と信頼性が強み、自社ECはブランディングとコスト効率が強み。どちらも一長一短があり、 ビジネスのフェーズと商材特性に合わせて選ぶ のが正解です。

迷ったら「モールで始めて、軌道に乗ったら自社ECを立ち上げる」というステップが一番リスクが低いです。そして自社ECを始めるなら、拡張性とマルチチャネル対応に優れたShopifyが有力な選択肢になります。

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この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

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