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Pepinby SHIN
Shopify2026-04-035分で読めます

Shopify vs BASE 2026: Free Starter vs Scalable Platform — A Detailed Comparison

Shopify vs BASE 2026: Free Starter vs Scalable Platform — A Detailed Comparison
ネットショップの比較検討イメージ

「BASEなら無料で始められるけど、Shopifyのほうが本格的って聞くし……」

ネットショップを始めようとすると、この2つの名前は必ず目に入ります。無料で気軽に始められるBASEか、月額がかかるけど拡張性の高いShopifyか。どちらも「ECを始めるなら」の定番ですが、向いている人がまったく違います。

わたしは企業のEC立ち上げでShopifyを3年使い、BASEも検証で触ってきました。その経験から言えるのは、 「今の月商」と「これからどう育てたいか」で最適解が変わる ということです。

本記事は2026年4月時点の各サービス公式サイトの情報に基づいています。料金や機能は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトでご確認ください。

BASEとShopifyの「性格」の違い

BASEの管理画面。シンプルで初心者にも扱いやすいUI

出典:BASE

Shopifyの管理画面。多機能だが整理されたダッシュボード

出典:Shopify

「無料で今日からネットショップ」がコンセプト。初期費用ゼロ、200万ショップ以上の開設実績。ハンドメイド作家や副業スタートに強い。
世界175か国で使われるグローバルEC基盤。月額制だが決済手数料が低く、アプリで機能を拡張しながらショップを育てていく設計。

ひと言で表すなら、BASEは 「出店のハードルを極限まで下げたサービス」 、Shopifyは 「スケールする前提で作られたプラットフォーム」 です。

料金体系を比べる

ここが選択の最大のポイントです。

比較項目Shopify(Basic)BASE(スタンダード)BASE(グロースプラン)
月額料金4,850円0円16,580円(年契約)
決済手数料3.55%〜3.6%+40円2.9%
サービス利用料なし3%なし
実質手数料率約3.55%約6.6%約2.9%
振込手数料0円(Shopify Payments)250円+事務手数料250円+事務手数料
入金サイクル毎週(自動)振込申請制振込申請制

出典:Shopify 料金ページBASE 料金ページ

BASEスタンダードプランの「実質手数料率」は 決済手数料3.6%+サービス利用料3%=約6.6% です。月額0円の代わりに、売上から差し引かれる金額が大きい点に注意してください。さらに振込金額が2万円未満の場合、事務手数料500円が追加されます。

月商別コストシミュレーション

「結局いくらかかるの?」を、月商10万円・30万円・100万円の3パターンで計算してみます。

BASEスタンダードが最安
月商10万円
月額0円の効果が大きい
Shopifyが逆転
月商30万円
手数料差で年間5.7万円の差
Shopifyが年間32万円安い
月商100万円
BASEスタンダードとの年間差額

月商が 15万円前後 を超えるあたりから、BASEスタンダードよりShopify Basicのほうがトータルコストが低くなります。「売上ゼロからのスタート」ならBASE、「月数万円以上売れる見通しがある」ならShopifyという判断ができます。

Shopify料金プラン画面

機能を7軸で比較

比較軸ShopifyBASE
デザイン自由度◎(数百テーマ+コード編集)○(テンプレート型)
アプリ・拡張性◎(数千以上のアプリ)△(Apps機能あるが限定的)
決済手段◎(Shopify Payments一括設定)○(BASEかんたん決済)
SEO対策◎(メタタグ・構造化データ自在)△(基本的な設定のみ)
海外販売◎(多通貨・多言語標準)△(基本は国内向け)
予約機能◎(まるっと予約等のアプリ)×(非対応)
サポート○(24時間チャット)○(メール・チャット)

デザイン・カスタマイズ性

Shopifyのテーマエディタ。セクション単位でレイアウトを自由に変更できる

出典:Shopify

メリット
Shopify:テーマエディタでノーコード編集。さらにLiquid/CSS/HTMLで細かく作り込める
BASE:テンプレートを選ぶだけで見栄えが整う。HTML編集Appsで一部カスタマイズも可能
デメリット
BASE:テンプレートの枠を超えた変更は難しい。独自のブランド表現には限界がある
Shopify:凝ったカスタマイズにはLiquidの知識が必要。学習コストがある

アプリ・拡張性

レビュー・ポイント・サブスク・予約・CRM・LINE連携・自動化(Shopify Flow)など、アプリストアで数千以上の機能を追加できる。「やりたいこと」がほぼアプリで実現する。
Apps(拡張機能)で一部カスタマイズ可能。ラベル機能・レビュー・ブログなど基本的なものは揃うが、高度なマーケティングツールや外部連携は限定的。

Shopifyの管理画面ホーム。売上や注文のサマリーが一目でわかる

出典:Shopify

わたしがShopifyを使っていて一番助かったのは、この拡張性です。「お客さんにレビューを書いてもらいたい」「定期購入を始めたい」「予約も受けたい」と要望が出るたびに、アプリを入れるだけで対応できました。BASEでは、同じことをやろうとすると壁にぶつかる場面が出てきます。

ビジネス成長と分析のイメージ

集客力の違い

BASEには独自の強みがあります。

  • BASE:「Pay IDアプリ」経由でBASEユーザー同士の流入がある
  • BASE:BASE独自のショッピングモール的な集客導線がある
  • Shopify:SEO対策が柔軟。メタタグ、URL構造、構造化データを自由にコントロールできる
  • Shopify:SNS連携(Instagram・TikTokショッピング)が充実
  • BASE:SEOのカスタマイズ範囲が狭く、検索流入の最適化に限界がある

BASEの「Pay IDアプリからの流入」は、出品するだけでお客さんの目に触れるチャンスがあるという意味で、立ち上げ初期にはありがたい仕組みです。ただし、本格的にSEOやSNSで集客したい段階では、Shopifyの自由度のほうが武器になります。

「BASEで始めて、Shopifyに移行」はアリ?

結論から言うと、 アリ です。実際にこのパターンを選ぶ方は多いです。

    BASEで始めるフェーズ

    まずは無料でショップを開設。商品を登録して、実際に売れるかどうかを検証する。この段階では月額コストをかけたくない。

    売上が安定してきたら検討

    月商が15万円を超えてきたあたりで、「手数料が高いな」と感じ始める。この段階でShopifyへの移行を考え始めるのが自然。

    Shopifyに移行

    商品データのCSVエクスポートで移行。顧客データやデザインは引き継げないため、ある程度の作り直しが必要。Shopifyの移行ツールを活用するとスムーズ。

ただし、移行には手間がかかります。「最初からある程度売れる見込みがある」「ブランドのデザインにこだわりたい」という場合は、最初からShopifyで始めるほうが結果的に効率がいいです。

こんな人はBASE、こんな人はShopify

BASEがおすすめ

まずはコストゼロでネットショップを試したい
ハンドメイド作品や副業で少量販売から始めたい
ITに詳しくないが、とにかく今日中に出品したい
Pay IDアプリからの自然流入にも期待したい
月商10万円以下の段階

Shopifyがおすすめ

月商が伸びてきて、手数料を抑えたい
デザインにこだわって、ブランドの世界観を作りたい
アプリで機能を自由に追加しながら育てたい
予約・サブスク・海外販売にも対応したい
SEO・SNS集客を本格的にやりたい

よくある質問

商品データはCSVでエクスポート・インポートできます。ただし、顧客データ(購入履歴含む)やデザインはそのまま移せないため、ショップの作り直しが必要です。商品数が100点以下なら1〜2日、それ以上なら移行ツールの活用をおすすめします。

BASEグロースプランは月額16,580円(年契約)・決済手数料2.9%。Shopify Basicは月額4,850円・決済手数料3.55%です。月商50万円前後でコストは拮抗しますが、Shopifyは振込手数料0円・毎週入金で、アプリによる拡張性も圧倒的に高いです。

使えます。商品数が少なくても問題ありません。ただし月商数万円の段階では月額4,850円が負担になるケースもあるので、その場合はBASEスタンダードで始めて、売上が安定してから移行するのも手です。

月額は0円ですが、売れるたびに 決済手数料3.6%+40円サービス利用料3% がかかります。さらに振込手数料250円、振込額2万円未満なら事務手数料500円も。月商が増えるとこの積み重ねは大きくなります。

まとめ

  • 月商10万円以下なら BASEスタンダード(月額0円)で十分
  • 月商15万円を超えたら Shopifyのほうがトータルで安くなる
  • 拡張性・デザイン・SEO・海外対応では Shopifyが圧倒的
  • BASEの「Pay IDアプリ流入」は 立ち上げ初期の集客 に有利
  • 「BASEで始めてShopifyに移行」はアリだが、移行コストも考慮を

どちらを選んでも、大事なのは 「まず始めること」 です。完璧なプラットフォームを探して何か月も迷うより、まずは出品してみる。売れ始めてから最適な環境に引っ越しても遅くはありません。

わたし自身の経験から言うと、「月商が増えてきた段階でShopifyに移行して、手数料が下がったうえに機能も増えて、もっと早く切り替えればよかった」という声をよく聞きます。最初のうちはBASEの気軽さを活かして、成長に合わせてプラットフォームも育てていく。そんな柔軟な考え方でいいと思います。

→ Shopifyの始め方を10ステップで解説

→ ECサイトの作り方完全ガイド

→ Shopify・BASE・STORESの3社比較はこちら

この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

SHIN

この記事の執筆者

SHIN

Pepin代表。Shopifyアプリ「まるっと予シリーズ」開発者。Webエンジニアとして10年以上の経歴。
Shopifyアプリ開発・ストア構築 / webサービス開発 / メディア運営 / ストリーマーとしてマルチに活動。

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