How to Create Custom Reports in Shopify
「標準レポートだけだと、見たい切り口でデータが見られない」
Shopifyを使い込んでいくと、そう感じるタイミングが必ず来ます。商品カテゴリ別の利益率を見たい、特定の地域のリピーター傾向を知りたい。そんな「もう一歩踏み込んだ分析」をしたいとき、頼りになるのが カスタムレポート です。
この記事では、Shopifyのカスタムレポート機能の基本から、実務で使えるレポートの具体例、そして分析結果を売上改善につなげるコツまでをまとめました。
- Shopifyカスタムレポート
Shopifyの Advanced プラン以上で利用できるレポート作成機能です。標準レポートをベースに、フィルター・カラム・ソートを自由に組み合わせて独自の分析ビューを作成できます。一度作ったレポートは保存して繰り返し使えるため、定点観測に最適です。
カスタムレポートを使うべき理由
Shopifyの標準レポートでも日々の売上チェックには十分です。ただ、ストアの規模が大きくなると「標準の切り口では足りない」場面が増えてきます。
標準レポートは「全体を俯瞰する」のに向いていますが、カスタムレポートは「特定の仮説を検証する」のに向いています。たとえば「SNS経由で来たお客さんのリピート率は高いのか?」といった問いに、ピンポイントで答えを出せるのがカスタムレポートの強みです。
カスタムレポートの作り方(基本ステップ)
カスタムレポートの作成はむずかしくありません。標準レポートをベースにカスタマイズしていく形なので、ゼロから設計する必要はないのがうれしいポイントです。
- 1
ベースとなるレポートを選ぶ
管理画面の「ストア分析」→「レポート」から、カスタマイズしたいレポートを開きます。売上レポート、顧客レポートなど、目的に近いものを選びましょう。 - 2
カラムを編集する
「カラムを編集」ボタンから、表示する項目を追加・削除します。たとえば売上レポートに「割引額」「配送先地域」を追加すると、キャンペーンの地域別効果が見えてきます。 - 3
フィルターを設定する
期間、商品タグ、顧客タイプ(新規/リピーター)、流入チャネルなどでデータを絞り込みます。ここがカスタムレポートの核心部分です。 - 4
ソートを調整する
売上金額の降順、注文数の昇順など、分析したい軸で並び替えます。 - 5
レポートを保存する
「名前を付けて保存」で、いつでも同じ条件で再実行できるようにします。日付フィルターだけ変えれば、毎月の定点観測がワンクリックで完了します。
レポート名には「何を見るためのレポートか」がわかる名前を付けるのがおすすめです。「売上レポート(カスタム)」より「リピーター×SNS流入×月次売上」のほうが、後から探しやすくなります。
実務で役立つカスタムレポート5選
ここからは、わたしが実際に活用しているカスタムレポートの例を紹介します。そのまま真似していただけるように、設定のポイントも添えています。
売上だけでなく「どの商品カテゴリが利益を生んでいるか」を可視化します。売上レポートに「商品タグ」「割引額」「配送料」のカラムを追加し、タグでカテゴリ分類します。売上が大きくても利益率が低い商品群が見つかることがあり、価格設定の見直しにつながります。
顧客レポートをベースに、「注文回数が2回以上」のフィルターを設定。購入金額順にソートすれば、VIP顧客が一覧で見えます。このリストをもとにロイヤリティ施策を打つと効果的です。
マーケティングレポートに「コンバージョン率」「平均注文額」のカラムを追加。流入チャネルごとに「数は来ているが購入されない」「数は少ないが購入率が高い」を比較できます。広告予算の配分を最適化するのに欠かせません。
在庫レポートに「販売数量」「在庫日数」を追加し、回転の遅い商品を特定します。在庫が長期間動いていない商品はセールや同梱施策で動かす判断材料になります。
売上レポートに「配送先都道府県」フィルターを追加。どの地域から注文が集中しているかを把握できます。地域限定のキャンペーンやポップアップ出店の候補地選びに活用できます。
カスタムレポートを売上改善につなげるコツ
レポートを作って眺めるだけでは意味がありません。大事なのは「データを見て、仮説を立て、アクションを起こす」の流れを回すことです。
- 週1回、固定のカスタムレポートを確認する習慣をつける
- 数字の変化を見つけたら「なぜ?」を考えてから施策を打つ
- 施策の効果もカスタムレポートで検証し、PDCAを回す
- チーム運営ならレポートのリンクを共有して認識を揃える
- 月次で「見るべき指標」自体を見直す(ストアの成長に合わせて変わる)
カスタムレポートは Advancedプラン以上 で利用できます。BasicやGrowプランをお使いの場合は、まず標準レポートとGA4を組み合わせて分析し、より深い分析が必要になったタイミングでプランアップグレードを検討するのがおすすめです。
よくある質問
いいえ、カスタムレポートは Advancedプラン (月額44,000円〜)以上で利用可能です。Basicプランでは標準レポート、Growプランではプロフェッショナルレポートまでとなっています。
保存件数に上限はありません。ただ、数が増えすぎると管理が煩雑になるので、定期的に使わなくなったレポートは整理するのがおすすめです。
はい、CSV形式でエクスポート可能です。エクスポートしたデータをGoogleスプレッドシートやExcelに取り込んで、さらに詳細な分析をすることもできます。
用途が違うので、両方使うのがベストです。売上・注文ベースの分析はShopifyカスタムレポート、ユーザー行動の分析はGA4と使い分けると、データの全体像が見えやすくなります。
まとめ
Shopifyのカスタムレポートは、「なんとなくの運営」から「データに基づいた運営」へステップアップするための強力なツールです。
最初から完璧なレポートを作る必要はありません。まずはよく使う標準レポートにカラムを1つ追加するところから始めて、少しずつ自分のストアに合った分析の型を作っていきましょう。
データは見る人の問いかけがあって初めて価値を持ちます。「何を知りたいのか」を明確にしてからレポートを開く。この順番さえ守れば、カスタムレポートは必ず売上改善の武器になってくれます。



Shopify予約アプリ
まるっと予約
予約カレンダー、デポジット、スタッフ・設備管理、顧客の予約確認に対応。
💡 7日間無料トライアル / $29.99〜

Shopify検索アプリ
まるっと検索
日本語の表記ゆれ補正、商品・ブログ・ページの横断検索、検索分析に対応。
💡 7日間無料トライアル / $29.99〜

Shopify請求書アプリ
まるっと請求書
請求書・納品書・領収書・見積書の発行と、会計・配送向けCSV出力に対応。
💡 $9.99/月

Shopifyランキングアプリ
まるっと売上ランキング
売れ筋ランキングの自動表示、効果測定とA/Bテストに対応。
💡 7日間無料トライアル / $12〜
関連記事
How to Use Shopify Analytics and Reports to Improve Your Store

How to Set Up Google Analytics (GA4) on Shopify
EC KPI Design and Dashboard Building Guide

50 Common Questions for Shopify Store Startups: Answers from an Independent App Developer

Marutto 3-App Integration: Booking, EC, and Sales Ranking for Event-Driven Stores

