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Pepinby SHIN
Shopify2026-04-054分で読めます

How to Start an Organic Food EC with Shopify

How to Start an Organic Food EC with Shopify
オーガニック食品ECのイメージ

「安心して食べられるものを選びたい」。そう考える消費者は年々増えています。スーパーの棚にもオーガニック商品が並ぶようになりましたが、本当にこだわった食品ほど、地域の小さな生産者がつくっていることが多いです。

わたし自身、食品ECのストア構築をお手伝いするなかで、オーガニックや自然派の商品がECとの相性がとても良いと実感しています。生産者のストーリーを伝えやすく、定期購入との親和性も高いからです。

約2,190億円
有機食品の国内市場規模(2024年)
2009年の約1.3倍に成長しています
63.8%
オーガニック食品を買いたい消費者の割合
実際の購入率は約18%。需要と供給のギャップがあります

出典:農林水産省 有機農業をめぐる事情

市場は伸びているのに、オーガニック食品はまだまだ「欲しいけど買えない」状態にある消費者が多いのです。ECで全国に届けられる仕組みがあれば、このギャップを埋められます。

この記事では、オーガニック・自然派食品のECをShopifyで始めるために知っておきたいポイントを整理しました。

オーガニック・自然派食品がECに向いている理由

なぜオーガニック食品とECの相性が良いのか。いくつか理由があります。

  1. 01

    ストーリーで差別化しやすい

    生産者の想い、栽培方法、土地の風土。オーガニック食品はスペックだけでなく「背景」で選ばれます。ECサイトなら写真や文章でストーリーを存分に伝えられます。
  2. 02

    定期購入との相性が抜群

    食品は消耗品です。気に入った商品は継続的に購入したいと考える消費者が多く、サブスクリプションモデルが自然にフィットします。
  3. 03

    価格競争に巻き込まれにくい

    オーガニック食品の購入者は「安さ」よりも「安心・品質」を重視します。価値を正しく伝えれば、適正価格で販売できます。
  4. 04

    地方の生産者でも全国にリーチできる

    実店舗では商圏が限られますが、ECなら日本全国の健康志向の消費者に届けられます。

始める前に確認すべきこと

オーガニック食品をECで販売するには、通常の食品ECと同じく 営業許可食品表示 への対応が必要です。加えて、オーガニックならではの注意点があります。

「オーガニック」「有機」という表示は、有機JAS認証を取得した食品にしか使えません。認証を受けていない商品に「オーガニック」と表記すると、JAS法違反になります。「無農薬」「減農薬」といった表現も農林水産省のガイドラインで使用が制限されていますので、必ず確認しましょう。

出典:農林水産省 有機食品の検査認証制度

有機JAS認証は、農薬や化学肥料を使わない栽培方法で生産された農産物・加工食品に対して、登録認証機関が審査のうえ付与するマークです。認証を受けると、有機JASマークを商品に表示でき、「有機」「オーガニック」と名乗ることが法的に認められます。認証の取得には登録認証機関への申請が必要で、費用は規模によりますが年間10〜30万円ほどが目安です。

有機JAS認証がなくても自然派食品の販売自体は可能です。ただし「オーガニック」「有機」という表示は使えません。「農薬不使用」「化学肥料不使用」「自然栽培」といった事実に基づく表現であれば使用できる場合がありますが、表現によっては景品表示法に抵触するリスクもあるため、慎重に確認しましょう。

食品をECで販売するための営業許可や食品表示法への対応については、別記事で詳しくまとめています。オーガニックに限らず食品ECの基本を押さえたい方はそちらもあわせてご覧ください。

Shopifyでオーガニック食品ECを構築する5つのポイント

  1. 1

    商品ページでストーリーを伝える

    生産者の顔写真、畑の風景、栽培へのこだわり。Shopifyの商品ページにはリッチテキストや画像を自由に配置できます。メタフィールドを活用すれば「産地」「栽培方法」「認証情報」などを構造化して表示でき、お客さまの信頼につながります。
  2. 2

    認証マーク・品質表示を分かりやすく掲載する

    有機JASマーク、特別栽培農産物の表示など、取得している認証はサイト上で目立つように掲載しましょう。Shopifyのテーマカスタマイズで、商品カードや詳細ページにバッジとして表示するのがおすすめです。
  3. 3

    定期購入(サブスクリプション)を導入する

    Shopifyでは定期購入アプリを使ってサブスクリプション販売ができます。オーガニック野菜の定期便、調味料の詰め替えセットなど、消耗品は定期購入との相性が良く、LTV(顧客生涯価値)の向上に直結します。
  4. 4

    温度帯別の配送設定を整える

    生鮮品や冷蔵品を扱う場合は、常温・冷蔵・冷凍の温度帯別に配送方法を設定する必要があります。Shopifyの配送プロファイル機能を使えば、商品ごとに異なる配送方法と送料を設定できます。
  5. 5

    SNSとコンテンツマーケティングで集客する

    健康志向の消費者はInstagramやブログで情報収集する傾向があります。レシピ紹介、生産者インタビュー、食材の選び方ガイドなど、価値あるコンテンツを継続的に発信しましょう。Shopifyのブログ機能やSNS連携が活用できます。

定期購入を導入すると、毎月の売上が予測しやすくなるだけでなく、在庫管理や仕入れ計画も立てやすくなります。食品ECでは廃棄ロスの削減にもつながるため、サステナビリティの観点からもメリットが大きいです。

信頼されるオーガニックECサイトのチェックリスト

オーガニック食品は「信頼」が購入の決め手になります。以下の項目を満たしているか、ストア公開前に確認しましょう。

  • 有機JAS認証など、取得済みの認証マークを商品ページとトップページに掲載している
  • 生産者のプロフィール・ストーリーを写真つきで紹介している
  • 原材料・アレルギー表示をECサイト上にも記載している
  • 特定商取引法に基づく表記を正しく記載している
  • 温度帯別の配送方法と送料を明示している
  • 返品・交換ポリシー(食品の特性を踏まえたもの)を掲載している
  • お客さまのレビュー・口コミを表示する仕組みがある

まとめ

オーガニック・自然派食品のEC販売は、健康志向の高まりとECの普及が重なり、今まさに伸びている分野です。Shopifyなら商品管理、定期購入、温度帯別配送、コンテンツ発信まで一つのプラットフォームで完結でき、小規模な生産者でも本格的なECストアを構築できます。

大切なのは、認証やルールをしっかり守りながら、商品の背景にあるストーリーを丁寧に伝えること。それが、オーガニック食品を選ぶ消費者の信頼を得る最短ルートです。

この記事のポイント

オーガニック食品ECは「安心・ストーリー・継続」の3つが軸。有機JAS認証のルールを守り、生産者の想いを伝え、定期購入で長く続く関係をつくりましょう。

→ Shopifyでオーガニック食品ECを始める

この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

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