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Pepin
予約システム2026-03-292026-09-17約12分で読めます
カウンセリングコーチング予約システム

カウンセリング・コーチングの予約と決済をShopifyで完結

カウンセリング・コーチングの予約と決済をShopifyで完結
オンラインカウンセリング・コーチングのイメージ

カウンセリングやコーチングの予約と決済は、Shopifyに予約アプリを足すと1本の導線にまとまります。空き枠を見て日時を選び、その場でカードで払い、確認メールでセッションのURLを受け取る。ここまでを、クライアントが1回の操作で終えられる状態にするのがゴールです。

逆に言うと、いま手間になっているのは予約そのものではありません。「予約はLINE、決済は振込、URLは手動で送信」という3つの分かれた線を、毎回人間が繋ぎ直しているところに時間が溶けています。入金確認のためにネットバンキングを開き、Zoomの発行画面を開き、メールの下書きを開く。1件あたり数分でも、週に20件あれば無視できない量になります。

この記事では、オンラインカウンセリングの予約システムを Shopify で組むときに、予約と決済をどう接続するかを中心に整理します。事前決済の設計、回数券の扱い、キャンセル料をいくらに置いてよいのかという法律面まで、実務で必ず引っかかる順に並べました。

わたし(SHIN)は、この記事で紹介しているShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発者です。自社アプリをすすめる立場で書いているため、利益相反があります。弱点も先に書いておきます。まるっと予約はApp Storeのレビューが0件で、Built for Shopify認定も未取得です(2026年9月17日にApp Storeで確認)。実績で選びたい方には、まだ物足りない段階です。記事内の料金はShopifyとApp Storeの公式ページ、法律の条文はe-Gov法令検索と消費者庁のガイドで、それぞれ原文を確認しています。

カウンセリング・コーチングのShopify予約、どこでつまずく?

まず、対人支援の仕事で予約まわりが重くなる理由を分解します。原因が分かれば、システムで消せる部分とそうでない部分が見分けられます。

  1. 01

    予約チャネルがバラバラで、確認作業が増える

    LINE、Instagram DM、メール、電話。クライアントごとに連絡手段が違うと、予約状況の正はどこにも存在しません。手帳とスプレッドシートを往復して照合する作業が毎日発生し、ダブルブッキングの不安が消えません。セッション中は返信できないので、問い合わせが来てから確定するまでのリードタイムも伸びます。
  2. 02

    入金確認が予約確定のボトルネックになる

    振込を前提にすると、予約が確定するのは入金を目で確認したあとです。クライアントは「振り込んだのに返事が来ない」と不安になり、こちらは1日に何度も入出金明細を見に行くことになります。予約と決済が別々に走っている限り、この往復は減りません。
  3. 03

    ドタキャンで枠がそのまま空く

    1対1のセッションは、直前にキャンセルされると当日その枠を埋め直すのがほぼ不可能です。物販と違って在庫が残るわけではなく、時間そのものが消えます。オンラインは移動の負担がない分、クライアント側のキャンセルの心理的コストも下がります。
  4. 04

    扱う情報の性質が重い

    カウンセリングは個人の悩みに深く関わります。予約フォームに書かれた相談内容、やり取りの履歴、決済情報。どこに置いて誰が見られるのかを説明できない状態は、それ自体がリスクです。無料のフォームサービスを継ぎ足していくと、この説明が年々難しくなります。

「予約が取れない」より、「予約の前後にぶら下がっている確認作業」のほうが重い。これが、対人支援業の予約管理でいちばん起きている状態だと思います。

オンラインカウンセリングの予約システムには何が要る?

必要な機能は、業種によってけっこう違います。飲食店の予約と、カウンセリングの予約では、優先順位が変わります。カウンセリング・コーチングで外せないのは次の5つです。

24時間の受付
相談したいと思う瞬間は、平日の営業時間内とは限りません。深夜でも空き枠を見て確定できる状態にしておくと、そのタイミングを逃しません。
予約と同時の決済
予約フォームと決済ページが別々だと、片方だけ完了した宙ぶらりんの予約が生まれます。1つの流れで完了することが、そのまま事務作業の削減になります。
情報の置き場所が説明できる
相談内容や決済情報がどこに保存され、どのポリシーで扱われるのかを、クライアントに1ページで示せること。
確認とリマインドの自動送信
予約直後の確認メールと、前日のリマインド。手で送っている限り、送り忘れは必ず起きます。
バッファ時間の設定
セッションとセッションの間に、記録を書く時間を自動で確保できること。ここが手動だと、予定は必ず詰まります。
初回と継続の出し分け
メニューごとに時間・料金・案内文を変えられること。初回無料や初回割引を、別メニューとして独立させられるかどうかが効いてきます。
バッファ時間

セッションとセッションの間に、意図的に空けておく時間のことです。記録を整理したり、気持ちを切り替えたりするために使います。予約システム側で設定しておくと、クライアントからはそもそも詰まった枠が見えなくなります。

セッション間には最低15〜30分のバッファを置くのが現実的です。予約枠は「セッション時間+バッファ」でブロックされると考えて設計します。

セッション所要時間バッファ実質の占有
初回90分30分120分
継続50分20分70分
コーチング60分15分75分
フォローアップ30分10分40分

バッファなしで予約を詰めると、1件の延長が後ろ全部に波及します。対人支援は気持ちの切り替えにも時間が要る仕事です。「詰められる」と「詰めていい」は別だと考えて設計してください。

デスクでノートパソコンを操作するオーナー

カウンセリング・コーチングの予約と決済をShopifyでどう繋ぐ?

ここがこの記事の本題です。Shopifyは決済を持ったプラットフォームなので、予約アプリを足すと「枠を押さえる」と「お金を受け取る」が同じ1回の操作にまとまります。ただし、事前決済にするかどうかで運用の性格がかなり変わるので、順に見ていきます。

事前決済にするか、当日払いにするか

Shopifyでセッションを商品として登録すると、予約の確定はそのまま注文の作成になります。つまり、標準の状態が事前決済です。当日払いにしたい場合は、金額0円のメニューを作って現地で別途受け取るか、代金引換的な運用を挟むことになります。

当日払い
枠だけ押さえられ、当日まで売上が確定しない
直前キャンセルの金銭的な抑止が働かない
入金確認の手間が当日に残る
初回無料の体験には向く
事前決済
予約確定と同時に売上が立つ
支払い済みの枠は流れにくい
入金確認の作業が消える
返金ルールを先に決めておく必要がある

事前決済にするなら、通信販売の広告表示義務がそのまま関係してきます。特定商取引法は、通信販売の広告に「販売価格(役務の対価)」「代金の支払時期・方法」「役務の提供時期」「契約の申込みの撤回または解除に関する事項」「事業者の氏名・住所・電話番号」などを表示するよう定めています。とくに前払いの場合、支払時期の表示は省略できません。キャンセルの条件も、省略できない項目として扱われています。

出典:特定商取引法ガイド「通信販売」(消費者庁)

Shopifyには、この表示をまとめて置くための場所が用意されています。管理画面の「設定」→「ポリシー」から、返品ポリシー・プライバシーポリシー・利用規約・特定商取引法に基づく表記を追加でき、チェックアウト画面からリンクされます。日本語のテンプレート生成には対応していないので、文面は自分で用意する必要があります。

出典:ストアポリシーを追加する(Shopifyヘルプセンター)

オンラインカウンセリングで書き漏らしやすいのは「役務の提供時期」です。物販の「発送時期」にあたる項目で、セッションの場合は「予約時に選択した日時」と書いておけば足ります。空欄のまま公開しているストアが多い項目なので、チェックしてみてください。

回数券・継続パッケージをどう扱うか

継続前提のカウンセリングやコーチングでは、5回分・10回分をまとめて売る回数券の需要があります。Shopifyでの実装は、大きく2通りです。

  1. 1

    パッケージ商品として売る

    「5回セッションパッケージ」を1つの商品として登録し、まとめて決済してもらう方法です。実装はいちばん簡単で、個々のセッション予約は通常どおり予約アプリで取り、残り回数は注文データと照合して管理します。回数の自動減算は入らないので、件数が多いと管理表が必要になります。
  2. 2

    ギフトカードを回数券として使う

    Shopifyはストア側でギフトカードを有効にすると、ギフトカード商品を販売したり、管理画面から直接発行したりできます。金額のチャージ式なので「5回分の金額」を持たせておき、毎回のセッション予約でそこから引かせる形にすると、残高の管理をShopify側に寄せられます。
  3. 3

    どちらを選ぶか決める

    回数そのものを縛りたいならパッケージ商品、金額で柔軟に使わせたいならギフトカードです。セッション単価が一定ならパッケージ、時間や種類が混ざるならギフトカードのほうが破綻しにくいです。

出典:ギフトカードの作成と販売(Shopifyヘルプセンター)

回数券を売るときは、有効期限と途中解約の扱いを先に決めておいてください。「期限切れで全額没収」という条項は、後述の消費者契約法の観点から争いになりやすい部分です。期限を置くなら、残回数の返金ルールもセットで書いておくのが安全です。

キャンセル料はいくらまで取っていいのか

ここは感覚で決めてはいけない部分です。消費者契約法の第9条第1号は、解約に伴う損害賠償額や違約金を定める条項について、同種の契約の解除に伴って事業者に生じる「平均的な損害の額」を超える部分を無効と定めています。つまり「前日キャンセルは100%」と書いても、その金額が平均的な損害を超えていれば、超えた部分は効力を持ちません。

さらに同条第2項は、クライアントから説明を求められたときに、その金額の算定根拠の概要を説明するよう努めなければならないと定めています。根拠を言えない数字は、書かないほうがいいということです。

出典:消費者契約法 第9条(e-Gov法令検索)

第9条1号

超過分が無効になる根拠

平均的な損害の額を超える部分

第9条2項

算定根拠の説明の努力義務

消費者から求められた場合

実務的には、次のように組み立てると説明可能な形になります。

  • キャンセル規定は「何日前から何%」と時期で区切って書く
  • その%の根拠(埋め直せない枠の割合など)を自分の言葉で説明できるようにしておく
  • 規定は予約ページとポリシーページの両方に置き、予約前に必ず目に入るようにする
  • 体調不良や災害など、免除する条件も同時に明示する
  • 返金はShopifyの注文画面から実行し、履歴が残る形にする

デポジット(一部前払い)にして、キャンセル時はその範囲だけを損害として扱う設計は、説明のしやすさという点でも理にかなっています。設定の手順はこちらにまとめています。

→ Shopifyで予約時にデポジット(前払い)を受け取る方法

オンラインセッションのURLをどう渡すか

予約と決済が繋がったら、最後はセッションのURLです。予約完了メールにミーティングURLを含めておけば、クライアントは予約した瞬間に参加方法を受け取れます。まるっと予約はカスタム通知に対応しているので、メニューごとの固定URLを本文に差し込む運用ができます。毎回URLを変えたい場合は、確認メールには「前日にお送りします」と書き、リマインドで個別に送る形が現実的です。

  • 予約確認メールに参加方法を明記する
  • 前日にリマインドを送る
  • 待合室を有効にして、第三者の入室を防ぐ
  • 録画する場合は事前に同意を取る
  • 接続できなかった場合の連絡先を書いておく
オンラインセッションの設定イメージ

カウンセリング・コーチングの予約サイトをShopifyで作る手順

ここからは構築の流れです。ストア開設からテスト予約まで、半日あれば形になります。

Shopify開設
↓
メニュー登録
↓
予約設定
↓
テスト・公開
  1. 1Shopifyアカウントを作成する
    Shopify公式サイトからアカウントを作成します。メールアドレスを入力して無料体験を開始し、業種は「サービス」を選びます。ストア名は後から変更できるので、この時点では仮の名前で構いません。
  2. 2テーマを選んで基本設定をする
    テーマはサイトの見た目のテンプレートです。無料の Dawn はシンプルで表示も軽く、落ち着いたトーンにしやすいのでこの分野に向いています。ロゴ・カラー・フォントを整えたら、フッターにポリシーページへのリンクを出しておきます。
  3. 3ポリシーを先に用意する
    「設定」→「ポリシー」で、返品ポリシー・プライバシーポリシー・利用規約・特定商取引法に基づく表記を入力します。メニューを作る前にここを済ませておくと、価格やキャンセル規定を書きながら整合を取れます。
  4. 4セッションメニューを商品として登録する
    Shopifyでは セッション=商品 です。商品の詳細(Shopifyヘルプセンター)の手順に沿って、メニュー名・説明文・料金を入力し、配送が必要な商品というチェックは外します。初回と継続は必ず別の商品として登録し、コレクションで整理します。
  5. 5まるっと予約をインストールして設定する
    Shopify App Storeからインストールし、リソース(担当者)・受付可能な時間帯・バッファ時間・予約可能な期間を設定します。ガイド付きの初期設定に沿って進めると、予約メニューと商品の紐付けまで一度に終わります。
  6. 6予約カレンダーを商品ページに置く
    「オンラインストア」→「テーマ」→「カスタマイズ」で商品ページを開き、ブロックを追加してまるっと予約のブロックを選びます。これでクライアントは、メニューを選び、空き日時を選び、そのまま決済まで進めるようになります。
  7. 7テスト予約をして公開する
    公開前に必ず自分で1件通してください。カレンダーの表示、確認メールの文面と参加方法の記載、決済の完了、管理画面への反映。ここまで確認できたら、パスワード保護を外して公開します。

サロン向けのガイドでは、同じ流れをより一般的な業種向けに書いています。

→ Shopifyでサロンの予約サイトを作る完全ガイド

セッションそのものを商品として扱う考え方や、配送を伴わない商材の登録手順は、無形商材の記事で整理しています。

→ Shopifyで無形商材を販売する方法|コンサル・講座

月額のコストはいくらかかる?

Shopify本体とアプリの2本立てになります。2026年9月17日時点の公式ページで確認した金額です。

3,650円
Shopify Basic
年払いの月額。月払いは4,850円
0円
まるっと予約 Free
累計10件までの予約受付
19.99ドル
まるっと予約 Starter
月間30件まで。7日間の無料体験あり

出典:Shopifyの料金プラン / まるっと予約|来店・イベント予約(Shopify App Store)

予約件数が増えるなら、無制限のGrowth(月額49.99ドル)に上げます。まるっと予約は予約件数による従量課金がないので、月30件でも100件でも同じ定額です。ポータルサイトの送客手数料と比べるときは、ここが分かれ目になります。

決済手数料は別途かかります。Shopify Basicの国内クレジットカード手数料は3.55%からです。セッション1万円なら355円。プラン料金だけでなく、月の売上に対する料率も含めて比べてください。

メニューと料金の設計で迷ったら

メニューは「迷わせない」ことが最優先です。選択肢が多いほど、予約ページで手が止まります。

メリット
うまくいきやすい設計
  • メニューは3〜5種類に絞る
  • 初回は低価格または無料にして、入口の抵抗を下げる
  • 継続用のパッケージまたは回数券を1つ用意する
  • 料金をサイト上で明示する
デメリット
つまずきやすい設計
  • メニューが10種類以上あって選べない
  • 料金が要相談のみで、問い合わせないと分からない
  • 初回と継続の違いが読み取れない
  • オプションの組み合わせが複雑すぎる

予約アプリの選定そのもので迷っている場合は、他社アプリとの比較を別記事にまとめています。

→ Shopify予約システム比較2026|予約アプリ5本を検証

資格と広告表現で気をつけることは?

カウンセリングは、書き方しだいで医療と紛らわしくなる領域です。予約サイトを作るときに、最低限おさえておきたい線引きが2つあります。

1つは名称の使用制限です。公認心理師法第44条は、公認心理師でない者がその名称を使うことを禁じ、第2項では名称の中に「心理師」という文字を用いることも禁じています。資格を持っていないのに紛らわしい肩書きをプロフィールに書かないでください。

もう1つは主治医との関係です。同法第42条第2項は、心理に関する支援を要する人に主治の医師がいるときは、その指示を受けなければならないと定めています。公認心理師の義務規定ですが、「医療にかかっている人を支援する場面では、医療側の判断が上位にある」という考え方そのものは、資格の有無に関わらず運用の前提にしておくのが安全です。

出典:公認心理師法 第42条・第44条(e-Gov法令検索)

サイトの文言では、症状が治る・改善するといった効果の断定を避けてください。医療行為と紛らわしい表現は、資格の問題だけでなく、根拠のない効果表示として景品表示法上の問題にもなり得ます。提供しているのは診断や治療ではなく、対話による支援であることが読み取れる書き方にしておくのが安全です。

精神科・心療内科の受診が必要な状態と、カウンセリングで扱える範囲は別のものです。サイト上に「医療機関での治療に代わるものではありません」「主治医がいる場合は事前にご相談ください」といった注記を置いておくと、境界がクライアントにも伝わります。

夕方のデスクで作業するイメージ

よくある質問

使えます。Shopifyは物販の印象が強いですが、配送が必要な商品というチェックを外して商品を登録すれば、無形のサービスとして予約と決済が完結します。倉庫も在庫も持たない運用で問題ありません。対面を一切やらない場合でも、特定商取引法に基づく表記には事業者の氏名・住所・電話番号が必要になる点だけ、先に確認しておいてください。

予約ページに料金・所要時間・キャンセル規定が揃っていれば、事前決済であること自体が理由で離脱するケースは多くありません。むしろ避けられやすいのは、金額が書かれていないのに問い合わせを求められる形です。事前決済に不安がありそうな層向けには、初回だけ低価格または無料のメニューを別に用意して、入口を分けるのが現実的です。

「対面カウンセリング60分」「オンラインカウンセリング60分」のように、別々の商品として登録するのがいちばん簡単です。商品説明に場所や参加方法を書き分けられますし、料金や所要時間を変えるのも自由になります。同じ商品のバリエーションにすると、案内文を出し分けられず、結局説明が長くなります。

できます。5回分をまとめた商品として売る方法と、Shopifyのギフトカードを金額の回数券として使う方法の2通りです。前者は実装が簡単な代わりに残回数を自分で管理することになり、後者は残高の管理をShopify側に任せられます。有効期限を設けるなら、期限切れ時の扱いを規約に明記してください。

書けますが、その金額が有効かどうかは別問題です。消費者契約法第9条第1号により、同種の契約の解除で事業者に生じる平均的な損害の額を超える部分は無効になります。同条第2項では、求められたときに算定根拠の概要を説明する努力義務も定められています。時期で区切って段階的に設定し、その根拠を自分で説明できる状態にしておくのが安全です。

決済情報はShopifyの決済基盤側で処理され、予約情報と顧客情報はShopifyの管理画面から参照します。予約内容がストアのページ上に公開されることはありません。そのうえで、どの情報を何のために保持するかをプライバシーポリシーに書き、相談内容そのものを予約フォームに書かせすぎない設計にしておくと、扱う情報量を減らせます。

Shopify Basicが年払いで月額3,650円、月払いで4,850円です。まるっと予約は累計10件まで無料のFreeプラン、月間30件までのStarterが19.99ドル、無制限のGrowthが49.99ドルです(いずれも2026年9月17日時点)。別途、国内クレジットカードの決済手数料が3.55%からかかります。最新の金額は Shopifyの料金ページ と App Storeのリスティング でご確認ください。

予約と決済の仕組みはほぼ共通で使えます。違いが出るのは継続の設計です。コーチングは数か月単位のプログラムとして売ることが多いので、回数券やパッケージの比重が上がります。一方、単発の相談が中心なら、都度の事前決済だけで足ります。どちらも、初回と継続をメニューとして分けるところは変わりません。

まとめ

カウンセリング・コーチングの予約管理でいちばん時間を食うのは、予約そのものではなく、予約と決済とセッション案内の間を人間が繋いでいる部分です。Shopifyに予約アプリを足すと、この3つが1本の線になります。

  • 予約と決済を同じ操作にまとめると、入金確認の往復が消える
  • 事前決済にするなら、支払時期とキャンセル条件は省略できない表示項目
  • 回数券はパッケージ商品かギフトカード。有効期限と返金は先に決める
  • キャンセル料は平均的な損害を超える部分が無効。根拠を説明できる数字にする
  • 資格の名称と効果の断定は、書く前に線引きを確認する
  • 初回と継続をメニューとして分け、バッファ時間を予約枠に織り込む

プログラミングの知識がなくても、ストア開設から予約受付の開始までは半日で届きます。まずは無料プランの範囲でテスト予約まで通してみて、自分のセッションの流れに合うかを確かめてみてください。

→ Shopifyで予約時にデポジット(前払い)を受け取る方法

→ Shopifyでサロンの予約サイトを作る完全ガイド

この記事は、時間予約・来店予約・イベント予約に対応するShopify予約システム「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

カウンセリングコーチング予約システム導入ガイドまるっと予約
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SHIN

この記事の執筆者

SHIN

Pepin代表、Webエンジニアとして10年以上の経歴を持ち、
Shopifyアプリ・ストア開発 / webサービス開発 / メディア運営などマルチに活動。

まずは、課題の共有から。

アプリの導入も、Shopifyそのものの相談も歓迎です。内容が固まっていなくても問題ありません。 通常2営業日以内に返信します。