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Pepinby SHIN
Shopify2026-04-054分で読めます

リマーケティング広告でリピート購入を促す方法 — 設定手順と効果的な運用

リマーケティング広告でリピート購入を促す方法 — 設定手順と効果的な運用
リマーケティング広告のイメージ

「一度サイトに来てくれたのに、購入せずに離れてしまった」

ECサイトを運営していると、こうした "あと一歩" のお客様の多さに気づく瞬間があります。実はこの層にもう一度アプローチする手法が リマーケティング広告 です。

わたし自身、以前ECストアの運営に携わっていたとき、新規集客ばかりに目が向いていました。リマーケティングを取り入れてから、広告費を大きく増やさなくても購入数が安定しはじめたのをよく覚えています。

この記事では、リマーケティング広告の仕組みから、Google広告・Meta広告での設定手順、そして効果を最大化する運用のコツまでまとめました。

リマーケティング広告

一度サイトを訪れたユーザーや、カートに商品を入れたまま離脱したユーザーに対して、再度広告を配信する手法です。Google広告では「リマーケティング」、Meta広告では「リターゲティング」と呼ばれますが、基本的な仕組みは同じです。

なぜリマーケティングが効果的なのか

初めてサイトを訪れたユーザーがすぐに購入する確率は、実はかなり低いのが現実です。

約97%
初回訪問で購入しない割合
ECサイト訪問者の大半は初回では購入に至らない
約70%
カート放棄率の平均
商品をカートに入れても、約7割が購入完了前に離脱する
10倍
リマケのCTR vs 通常ディスプレイ
リマーケティング広告は通常のディスプレイ広告と比べてクリック率が高い

出典:Baymard Institute - Cart Abandonment Stats 2025WordStream - Remarketing Statistics

つまり、一度は関心を持ってくれた人に再アプローチするリマーケティングは、 まったくの新規に広告を出すよりも効率がいい のです。すでに商品やブランドを認知しているぶん、購入へのハードルが低くなっています。

リマーケティング広告の仕組み

  1. 1

    タグの設置

    サイトにトラッキングタグ(Googleタグ / Metaピクセル)を設置し、訪問者のデータを収集します
  2. 2

    オーディエンスの作成

    「カート放棄者」「商品ページ閲覧者」「過去の購入者」など、条件別にリストを作成します
  3. 3

    広告クリエイティブの作成

    閲覧した商品や関連商品を表示する広告を作ります。動的リマーケティングなら自動で商品画像が差し替わります
  4. 4

    配信と最適化

    配信開始後、クリック率やコンバージョンを確認しながら入札単価やクリエイティブを調整していきます

Google広告でのリマーケティング設定手順

Google広告の設定イメージ

Shopifyストアの場合、Google & YouTubeチャネルを使うとタグの設置がスムーズです。

  1. 01

    1. Googleタグを設置する

    Shopify管理画面から「Google & YouTube」チャネルをインストールし、Googleアカウントと連携します。これだけでGoogleタグがストア全体に自動設置されます。手動で設置する場合は、Google Tag Manager経由でグローバルサイトタグを追加してください。

  2. 02

    2. オーディエンスリストを作成する

    Google広告の管理画面で「ツール → オーディエンスマネージャー」を開き、リマーケティングリストを作成します。おすすめの区分は次のとおりです。

  3. 03

    3. キャンペーンを作成する

    Google広告で「ディスプレイキャンペーン」または「P-MAXキャンペーン」を作成し、作成したオーディエンスリストをターゲットに設定します。動的リマーケティングを有効にすると、ユーザーが閲覧した商品の画像と価格が自動で広告に表示されます。

  • カート放棄者(過去7〜14日以内)
  • 商品ページを閲覧したが購入していないユーザー(過去30日以内)
  • 過去の購入者(30〜90日前。リピート購入の促進用)
  • サイト訪問者(全体。幅広い認知目的で使用)

Meta広告(Facebook / Instagram)でのリマーケティング設定

  1. 01

    1. Metaピクセルを設置する

    Shopify管理画面の「Facebook & Instagram」チャネルから連携を行うと、Metaピクセルが自動設置されます。カートへの追加や購入完了などのイベントも自動で送信されます。

  2. 02

    2. カスタムオーディエンスを作成する

    Meta広告マネージャの「オーディエンス」から「カスタムオーディエンス → ウェブサイト」を選択します。「過去30日以内にカートに追加したが購入していない人」など、条件を細かく指定できます。

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    3. 広告セットでオーディエンスを指定して配信

    キャンペーンのコンバージョン目的を「売上」に設定し、広告セットで作成したカスタムオーディエンスを割り当てます。Advantage+カタログ広告を使えば、閲覧商品が自動でクリエイティブに反映されます。

Google広告とMeta広告の両方でリマーケティングを実施すると、検索・Webサイト・SNSフィードと複数のタッチポイントでお客様に接触できます。予算が限られている場合はカート放棄者への配信だけでも始めてみてください。

効果を最大化する5つの運用テクニック

フリークエンシーキャップを設定
期間で入札を調整
購入済みユーザーを除外
クリエイティブを定期的に更新
セグメントごとにメッセージを変える

リマーケティング広告は「追いかけすぎ」に注意が必要です。表示回数が多すぎるとブランドイメージが悪化する場合があります。必ずフリークエンシーキャップを設定し、表示回数をコントロールしましょう。

よくある質問

Google広告のディスプレイリマーケティングの場合、CPC(クリック単価)は50〜200円程度が目安です。Meta広告も同程度ですが、商材やオーディエンスの規模によって変動します。まずは1日1,000〜3,000円の予算で始めて、ROASを見ながら調整するのがおすすめです。

Google広告でリマーケティングリストを配信するには最低1,000ユーザーが必要です。月間のサイト訪問者数が数千人以上あれば、1〜2週間でリストが活用可能になります。Meta広告はもう少し少ないユーザー数でも配信できます。

サードパーティCookieの制限が進む中、Googleはプライバシーサンドボックスやファーストパーティデータの活用を推進しています。Shopifyの場合、顧客データ(メールアドレス等)を使ったカスタマーマッチも併用することで、Cookieに依存しないリマーケティングが可能です。

まとめ

リマーケティング広告は、すでに関心を持ってくれたお客様に効率よくアプローチできる、EC運営者にとって心強い施策です。

  • トラッキングタグ(Googleタグ / Metaピクセル)を設置した
  • カート放棄者・閲覧者・購入者のオーディエンスリストを作成した
  • フリークエンシーキャップを設定した
  • 購入済みユーザーの除外リストを設定した
  • 少額予算でテスト配信を開始した

広告は「出して終わり」ではなく、データを見ながら改善を続けることで成果が伸びていきます。まずはカート放棄者へのリマーケティングから始めてみてください。小さな一歩が、リピート購入の大きな流れをつくるきっかけになるはずです。

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この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

SHIN

この記事の執筆者

SHIN

Pepin代表、Webエンジニアとして10年以上の経歴を持ち、
Shopifyアプリ・ストア開発 / webサービス開発 / メディア運営などマルチに活動。

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