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Pepinby SHIN
Shopify2026-03-276分で読めます

Shopify Emailでリピーターを増やすメール配信ガイド【実践編】

Shopify Emailでリピーターを増やすメール配信ガイド【実践編】
メールマーケティングキャンペーンのイメージ

「施術は気に入ってもらえたはずなのに、次の予約が入らない」「ECで一度買ってくれたお客様が、そのまま離れてしまう」

こうした悩みを抱えるオーナーは少なくありません。でも、原因は商品やサービスの質ではなく、 お客様との接点が途切れてしまっていること にあるケースがほとんどです。

そこで効果的なのが、メール配信によるフォローアップ。Shopifyには Shopify Email という公式のメール配信機能があり、月10,000通まで無料で使えます。専門知識がなくても、テンプレートを選んで内容を変えるだけで、プロ品質のメールが送れる仕組みです。

この記事では、Shopify Emailの基本から実践的な活用法まで、スモールビジネスのオーナー向けにわかりやすく解説します。

Shopify Emailとは

Shopify Email(Shopifyメール)

Shopifyが公式に提供しているメール配信機能です。Shopify管理画面の「マーケティング」からそのまま使え、顧客データとの連携、テンプレート、セグメント配信、自動化(オートメーション)まで、メールマーケティングに必要な機能がひとつにまとまっています。

外部のメール配信サービスを別途契約する必要がなく、Shopifyの管理画面だけで完結するのが大きな魅力です。商品情報やクーポンもワンクリックで挿入でき、ストアのブランドカラーやロゴも自動で反映されます。

出典:Shopify公式ヘルプ - Email and SMS marketing with Shopify Messaging

料金体系はシンプルで、スモールビジネスに優しい

Shopify Emailの料金は、送信通数に応じた従量課金制です。しかも、毎月10,000通までは無料。小規模なストアであれば、費用ゼロでメール配信を始められます。

10,000通
毎月の無料枠
全プラン共通。毎月リセットされる
$1
追加1,000通あたり
無料枠を超えた場合の従量課金
$0
カゴ落ちメール
自動送信のカゴ落ちメールは常に無料

超過した場合も、1,000通あたり1ドル(約150円)と非常にリーズナブルです。30万通を超えるとさらに単価が下がり、1,000通あたり0.65ドルになります。

顧客リストが500人以下のストアなら、週1回の配信でも月2,000通程度。無料枠だけで十分にメールマーケティングを運用できます。

出典:Shopify公式ヘルプ - Shopify Messaging email pricing

メール配信のイメージ

リピーターを増やす4つのメール活用パターン

メール配信でリピーターを増やすには、 お客様の状況に合わせて適切なタイミングでメールを送ること が重要です。ここでは、特に効果の高い4つのパターンを紹介します。

  1. 01

    購入・予約後のお礼メール

    購入直後や来店後に「ありがとうございました」のメールを送ります。感謝の気持ちを伝えるだけでなく、商品の使い方やケア方法などの情報を添えると、「このお店は丁寧だな」という印象が残り、再来につながります。

  2. 02

    フォローアップメール(1〜2週間後)

    購入から少し時間が経ったタイミングで、使用感の確認や関連商品の提案を送ります。サロンなら「施術後の調子はいかがですか?」といったメッセージが効果的。お客様は「覚えてくれている」と感じてくれます。

  3. 03

    キャンペーン・季節メール

    セールや新商品入荷、季節のイベントに合わせたメールです。Shopify Emailにはバレンタイン、母の日、年末セールなどのテンプレートが用意されているので、デザインに悩む時間を大幅に減らせます。

  4. 04

    休眠顧客の掘り起こしメール

    最終購入から90日以上経過したお客様に「お久しぶりです」のメールを送ります。限定クーポンや新商品の案内を添えると、再来のきっかけを作れます。Shopifyのセグメント機能で「90日以上購入なし」の顧客を自動抽出できます。

Shopify管理画面でメールテンプレートを編集

テンプレート活用とカスタマイズの手順

Shopify Emailには、すぐに使えるテンプレートが豊富に用意されています。テンプレートをベースに、自分のストアに合わせてカスタマイズするのが効率的です。

  1. 1

    管理画面から「マーケティング」を開く

    Shopify管理画面の左メニューから「マーケティング」→「キャンペーンを作成」→「Shopify Email」を選択します。

  2. 2

    テンプレートを選ぶ

    「商品紹介」「セール」「再入荷」「ニュースレター」など、目的に合ったテンプレートを選びます。季節イベント向けのテンプレートも用意されています。

  3. 3

    内容をカスタマイズする

    件名、本文、画像、商品リンクを編集します。ストアのロゴやブランドカラーは自動で反映されるので、デザインの統一感は心配いりません。商品ブロックを追加すれば、ストアの商品を直接メールに挿入できます。

  4. 4

    送信先のセグメントを選ぶ

    「全購読者」のほか、「過去30日に購入した顧客」「特定の商品を買った顧客」など、セグメントを指定して配信対象を絞り込めます。

  5. 5

    テスト送信してから本送信

    自分のメールアドレスにテスト送信して、表示崩れやリンク切れがないか確認してから本送信します。送信予約もできるので、最適な時間帯を狙えます。

ブランドカラーやロゴは「設定」→「ブランド」で登録しておくと、メールテンプレートに自動で反映されます。最初に一度設定しておけば、毎回のメール作成が楽になります。

出典:Shopify公式ヘルプ - Setting up your email

開封率・クリック率を高める5つのコツ

メールは送って終わりではなく、読んでもらい、行動してもらうことがゴールです。EC業界のメルマガ平均開封率は約20%前後と言われていますが、工夫次第でこの数字を大きく上回ることができます。

出典:Benchmark Email - メルマガ平均開封率レポート【2026年版】

  • 件名は 15文字以内 を目安に。「今週末限定」「あなたへのご案内」など、開きたくなる一言を添える
  • 送信時間は 火曜〜木曜の10時〜12時 が狙い目。週末は開封率が下がりやすい
  • メール本文の冒頭3行で ベネフィットを伝える 。スクロールしなくても「何が得か」がわかるように
  • CTAボタンは 1メール1つ に絞る。選択肢が多いとクリック率が下がる
  • 顧客名の差し込みや購入商品に応じたセグメント配信で、 パーソナライズ を意識する

配信頻度が高すぎると、配信停止(オプトアウト)が増えます。まずは 月2〜4回 くらいから始めて、開封率を見ながら調整するのがおすすめです。

満足して帰るお客様とリピートへの導線

自動メール配信のイメージ

オートメーション(自動配信)を活用しよう

Shopify Emailでは、特定の条件をトリガーにしてメールを自動で送る「オートメーション」が設定できます。一度設定しておけば、手動で送らなくても適切なタイミングでお客様にメールが届きます。

  1. カート放棄から1時間後

    カゴ落ちメール

    商品をカートに入れたまま離脱したお客様に自動送信。Shopify Emailではこのメールは常に無料です。

  2. メルマガ登録直後

    ウェルカムメール

    新規登録者にストアの紹介や初回クーポンを送ります。第一印象が決まる重要なメールです。

  3. 購入から7日後

    購入後フォロー

    商品の使い方やレビューのお願いを送ります。お客様との関係を継続するきっかけになります。

  4. 購入から30日後

    リピート促進

    消耗品やサービスのリマインド、関連商品の提案を送ります。自然な形で再購入を促せます。

これらの自動配信は、Shopify管理画面の「マーケティング」→「自動化」から設定できます。テンプレートが用意されているので、内容を自分のストアに合わせて編集するだけで始められます。

Shopify Emailと外部ツール(Klaviyo)の使い分け

「Shopify Emailだけで十分? それとも Klaviyo のような外部ツールを使うべき?」という疑問を持つ方も多いでしょう。結論から言うと、 スモールビジネスならまずShopify Emailで十分 です。

Shopify Email
  • 月10,000通まで無料
  • Shopify管理画面だけで完結
  • 日本語対応の管理画面
  • テンプレートが豊富
  • 基本的なセグメント・自動化に対応
  • 設定がシンプルで迷わない
Klaviyo
  • 250件まで無料、以降はプロファイル数で課金
  • 高度な自動化フロー(分岐条件、A/Bテスト)
  • 管理画面は英語のみ
  • SMS配信も可能
  • 詳細なレポート・分析機能
  • 月額費用は規模に応じて上昇

Klaviyoは高度な自動化やA/Bテスト、詳細なレポートが必要になったときに検討すればOKです。まずはShopify Emailでメール配信を始めて、月の送信数が10,000通を超え始めたり、より細かいシナリオ配信が必要になったタイミングで乗り換えを考えましょう。

Klaviyoの管理画面は英語のみで、料金もドル建てです。日本語環境で手軽に始めたいなら、Shopify Emailのほうがハードルが低く、サポートも受けやすいです。

出典:GO RIDE - Shopify Email vs Klaviyo

よくある質問

Shopify Emailを利用するには、Basic以上の有料プランへの加入が必要です。Shopifyの無料トライアル期間中はメール配信機能を試すことができますが、本格的な運用には有料プランが前提となります。

メールの末尾に自動で「配信停止」リンクが挿入されるので、法令(特定電子メール法)への対応も安心です。配信停止したお客様には自動でメールが届かなくなります。

不要です。テンプレートを選んで、テキストや画像を差し替えるだけで見栄えの良いメールが作れます。ドラッグ&ドロップのエディタなので、コーディングの知識は一切いりません。

独自ドメインからメールを送る場合は、SPF/DKIMの設定をおすすめします。設定しないとメールが迷惑メールフォルダに振り分けられるリスクが高まります。Shopify管理画面の「設定」→「通知」からガイドに沿って設定できます。

まとめ

リピーターを増やすためにまず取り組みたいのが、メールによるお客様との継続的なコミュニケーションです。Shopify Emailなら、月10,000通まで無料で使え、管理画面から数分でメールを作成・送信できます。

最初から完璧を目指す必要はありません。まずは購入後のお礼メールやフォローアップメールから始めてみてください。テンプレートを使えば、デザインに悩む時間もかかりません。

「また来たい」「また買いたい」と思ってもらえる関係を、メール配信で少しずつ育てていきましょう。

→ Shopify Emailの設定方法を公式ヘルプで確認する

→ Shopifyの予約システムでリピーターを増やす仕組みも見てみる

この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

SHIN

この記事の執筆者

SHIN

Pepin代表。Shopifyアプリ「まるっと予シリーズ」開発者。Webエンジニアとして10年以上の経歴。
Shopifyアプリ開発・ストア構築 / webサービス開発 / メディア運営 / ストリーマーとしてマルチに活動。

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