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Pepinby SHIN
EC運営2026-03-312026-04-278分で読めます
ポイントロイヤリティアプリ

Shopifyのポイントアプリはどう選ぶ? EasyPoints / Smile.io / BON / どこポイ / LoyaltyLion を5軸で比較

Shopifyのポイントアプリはどう選ぶ? EasyPoints / Smile.io / BON / どこポイ / LoyaltyLion を5軸で比較

Shopifyのポイントアプリ、結局どれを選べばいい?

結論からお伝えすると、日本語のサポートと管理画面を重視するなら EasyPoints か どこポイ世界標準の実績と無料プランで迷ったら Smile.ioコスパと注文数あたりの単価で選ぶなら BON Loyalty分析機能とKlaviyo連携で本格運用したいなら LoyaltyLion が現実解です。

Shopifyにはポイント機能が標準で入っていないため、リピート対策を始めようとした瞬間にアプリ選びの壁にぶつかります。わたし自身、会社員時代に担当していたブランドでポイントアプリの導入検討をしたことがあり、当時は情報が散らばっていてずいぶん迷いました。この記事では2026-04-26時点の Shopify App Store 表示価格をもとに、主要5アプリを5軸で横並び比較し、店舗の規模や運用方針に合わせた選び方を整理していきます。

1.8倍
ポイント付与後の2回目購入率
アパレルEC事例・初回10%ポイント付与時
30〜40%
EC業界の平均リピート率
一般的なECサイトの目安
0種
Shopify標準のポイント機能
アプリ導入が前提

出典:カラーミーショップ - ECサイトのポイント制度とは?うちでのこづち - ECサイトの平均リピート率は?

比較の前提(誰向け?何を比較する?)

想定読者

  • すでに Shopify ストアを運営していて、リピート施策としてポイント制度を本格導入したい方
  • 無料プランから始めたいが、後で乗り換えるのが面倒なので最初から相性のいいアプリを選びたい方
  • 月商数十万円〜数千万円のスモール〜ミドル規模のストアオーナー

比較する軸はシンプルに5つです。料金カーブ・日本語対応・POS連携・無料プランの実用性・サポート品質。ここがブレるとレビュー件数や見た目の華やかさに引っ張られて、運用後に「思っていたのと違う」となります。

  1. 01

    月額コスト

    無料プランの上限と、注文数や顧客数が増えたときの料金カーブ
  2. 02

    日本語対応

    管理画面・サポート・ヘルプドキュメントが日本語かどうか
  3. 03

    POS連携

    Shopify POSと連携できるか、その料金プラン
  4. 04

    機能の幅

    会員ランク・キャンペーン・有効期限・チェックアウト連携など
  5. 05

    サポート品質

    レビュー件数と評価、日本語サポートの有無

5アプリを一覧で比較

2026-04-26時点の Shopify App Store の表示価格と仕様です。

項目EasyPointsSmile.ioBON LoyaltyどこポイLoyaltyLion
無料プラン300アクティブ顧客まで月200注文まで月150注文まで100ユーザーまで月400注文まで
最安有料プラン$50/月(500顧客)$15/月(500注文)$29/月(500注文)$49/月(1,000ユーザー)$199/月(500注文)
最上位プラン$425/月(5,000顧客+POS)$199/月(2,500注文+VIP)$499/月(注文無制限)$997/月(無制限)カスタム見積もり
日本語UI◎ 完全対応△ ストアのみ△ ストアのみ◎ 完全対応△ ストアのみ
日本語サポート×××
POS連携Enterpriseプラン($425)無料プランからBasic($29)から外部アプリ連携で対応対応
会員ランクPro($180)からGrowth($199)からGrowth($129)から全プラン対応対応
App Storeレビュー4.8(36件)4.9(4,201件)5.0(1,760件)4.7(19件)4.6(515件)

出典:EasyPointsSmile.ioBON LoyaltyどこポイLoyaltyLion(2026-04-26時点の Shopify App Store 表示価格)

価格と無料枠は各社の方針変更で頻繁に更新されます。2026-04-26時点の数値ですので、契約前に必ず Shopify App Store の最新ページで料金体系をご確認ください。とくに BON Loyalty は無料プランの注文数上限が250→150に絞られるなど、過去にも条件変更が起きています。

各アプリの詳細レビュー

ここからは5アプリそれぞれの強み・弱みを、同じフォーマットで整理します。

1. EasyPoints(日本企業開発・日本語完全対応)

日本語完全対応 無料プランあり

EasyPoints は日本企業が開発した、管理画面もサポートも完全日本語のポイントアプリです。ポップアップを使わずページ内にポイント情報を埋め込む設計なので、ブランドの世界観を崩しません。Klaviyo連携や Shopify Flow 対応もあり、メールマーケティング側との連携も組みやすい構成です。

メリット
日本語サポートが手厚く、導入相談やカスタマイズの相談にも乗ってもらえる
ポップアップを使わないUIで、ストアのデザインと自然に馴染む
Klaviyo連携でポイント残高に応じたメール配信が可能
デメリット
POS連携は最上位の Enterprise プラン($425/月)からのみ
無料プランは300顧客までと、規模が伸びてきたストアにはやや窮屈

→ EasyPointsをApp Storeで見る

2. Smile.io(世界標準・無料プランからPOS対応)

世界最大級 無料プランあり

Smile.io はShopifyのロイヤリティアプリで世界的に最も使われている1本です。レビュー件数は4,201件で星4.9と、安心感のレベルが他とは桁違いです。無料プランから Shopify POS に対応しており、実店舗とECの両方でポイントを共通化したい立ち上げ期のストアと相性がよい構成です。VIPティアやポイント有効期限を使うには Growth プラン($199/月)が必要なので、最初は無料か Essential($15/月)で始めて、必要に応じて上に上がっていく流れが現実的です。

メリット
無料プランでもPOS連携・ブランドカスタマイズが使える
Essentialが$15/月と、有料の入り口がもっとも安い
レビュー4,201件・星4.9という圧倒的な実績
デメリット
管理画面が英語のみ。社内で英語が苦手なメンバーがいると運用が止まる
VIPティア・ポイント有効期限はGrowth($199/月)から

→ Smile.ioをApp Storeで見る

3. BON Loyalty(コスパと評価のバランス型)

コスパ重視 無料プランあり

BON Loyalty はレビュー1,760件で星5.0という、ちょっと信じがたい評価を維持しているアプリです。Basicプランが$29/月で会員ランク以外の主要機能を使えて、しかもPOS連携まで付いてくるので、コスト効率は5アプリ中トップクラスです。Growthプラン($129/月)でVIPティアと注文数2,000件まで対応するため、月商数百万〜1,000万円規模のストアにきれいにハマります。

メリット
星5.0を1,760件で維持している圧倒的な満足度
$29/月からPOS連携が使える、注文数あたりの単価が良い
Plusプラン($499/月)で注文数無制限になる
デメリット
無料プランの注文数上限が月150件と他社より控えめ
管理画面・サポートともに英語ベース

→ BON LoyaltyをApp Storeで見る

4. どこポイ(国産・全プラン全機能)

国産アプリ 無料プランあり

どこポイ は日本企業のRewire社が開発した完全国産アプリです。最大の特徴は「全プランで全機能が使える」料金体系で、プランの差はユーザー数の上限だけ。「会員ランクを使うには上位プランへ」というストレスがありません。1円単位のポイント設定や日本のEC商習慣を押さえた設計が前提になっているので、ギフトカード還元や端数処理のルールに細かい要望があるストアでも詰まらずに進められます。

メリット
全プラン全機能。プラン差はユーザー数の上限のみで分かりやすい
日本語サポートで導入後のカスタマイズ相談にも対応
1円単位のポイント設計など、日本のEC商習慣に合った仕様
デメリット
レビュー数がまだ19件と少なく、第三者の運用情報が集めにくい
Enterpriseプランが$997/月と、5アプリ中もっとも高額

→ どこポイをApp Storeで見る

5. LoyaltyLion(分析・Klaviyo連携の本命)

分析重視 無料プランあり

LoyaltyLion は分析機能とセグメント配信に強いロイヤリティプラットフォームです。顧客行動の分析、リデンプション(ポイント利用)のトレンド把握、プログラムROIの可視化などが標準装備されており、Klaviyoとの深い連携でロイヤリティデータに基づくターゲティング配信も可能です。無料プランで月400注文まで対応するので、立ち上げ期から「将来データドリブンに運用したい」と考えているストアに向いています。

メリット
無料プランで月400注文まで対応。立ち上げ期の余裕が大きい
分析・レポート機能が充実、ROI可視化で投資判断がしやすい
Klaviyoとの深い連携でライフサイクルマーケティングまで設計できる
デメリット
有料プランが$199/月スタートで、5アプリ中もっとも段差が大きい
日本語サポートなし。問い合わせはすべて英語

→ LoyaltyLionをApp Storeで見る

月額料金カーブを並べて比較

5アプリの「最初の有料プラン」と「中間プラン」の月額を並べると、コスト感の違いがはっきり見えます。

料金カーブの読み解き方

  • 立ち上げ期(注文数100〜200件)は、どのアプリも無料プランで戦えます
  • 月500注文を超えるあたりから有料プランの選択が必要になり、最安は Smile.io($15)、次点が BON Loyalty($29)
  • 会員ランクまで使うなら BON Loyalty Growth($129)がコスパ最強、ただし日本語非対応

出典:Shopify App Store 各アプリページ(2026-04-26時点)

年間コスト試算(月500注文・1,500顧客のストアを想定)

「最初の1年でどれくらいかかるのか」をざっくり試算します。月500注文・アクティブ顧客1,500人・会員ランク機能あり、を仮定したケースです。

$588
どこポイ
ベーシック$49×12ヶ月
$1,548
BON Loyalty
Growth $129×12ヶ月
$2,160
EasyPoints
Pro $180×12ヶ月
$2,388
Smile.io / LoyaltyLion
Growth/Classic $199×12ヶ月

試算はあくまで目安です。実際にはアクティブ顧客数や注文数の増減で従量課金が発生したり、年額プランで割引が効いたりします。導入前に各アプリの「自分のストア規模での実コスト」を必ずシミュレーションしてください。

結論:こんなストアにはコレ

ここまでの比較を整理すると、選び方は店舗の特性で大きく2方向に分かれます。

日本語運用・国内顧客中心のストア

EasyPoints または どこポイ

  • 管理画面もサポートも完全日本語
  • 1円単位のポイント設計や日本のEC商習慣に最適化
  • 英語UIで止まる心配がない

迷ったら、Klaviyo連携や Pro プランの段差で判断するなら EasyPoints、全プラン全機能の安心感を取るなら どこポイ。

海外も含めた多言語ストア・データドリブン運用

Smile.io / BON Loyalty / LoyaltyLion

  • ストアの多言語対応とPOS連携が強い
  • 海外向けの実績豊富で、英語レビューや事例が圧倒的に多い
  • 分析・セグメントを使い倒したいなら LoyaltyLion + Klaviyo

立ち上げ期は Smile.io 無料、コスパ重視で会員ランクまで使うなら BON Loyalty、データドリブンを目指すなら LoyaltyLion。

もう少し細かく、5パターンに分けて整理します。

日本語サポートを最優先するなら → EasyPoints

国内顧客100%、社内に英語担当がいない場合の本命です。Pro プラン($180/月)で会員ランクとポイント有効期限が使えるようになるので、月商300万〜1,000万円規模で「ちゃんと運用したい」フェーズに合います。

立ち上げ期に無料でPOSも使いたい → Smile.io

月200注文以下の立ち上げ期で、実店舗とECを共通ポイントで回したいなら Smile.io 無料プラン一択です。$15/月のEssentialに上がっても、ロイヤリティページや on-site nudges が使えるようになるので、コスト対効果はかなり高いです。

コスパ重視で会員ランクまで使いたい → BON Loyalty

月500〜2,000注文規模で会員ランクを設計したいなら BON Loyalty Growth($129/月)がもっとも安価です。星5.0×1,760件のサポート評価も背中を押してくれます。日本語UIが必要ないチーム限定。

完全国産・全機能フラットで使いたい → どこポイ

「プランによって機能差がある」のがストレスになる方向け。ベーシック($49/月)でも会員ランクが使えるので、日本のEC商習慣に合わせた細かい設計をしたいストアと相性が抜群です。

データ分析を武器にする中〜大規模ストア → LoyaltyLion

月商1,000万円超、Klaviyo を本格運用していて「ロイヤリティデータをセグメントに混ぜたい」フェーズなら LoyaltyLion です。$199/月の段差は大きいですが、分析画面とROI可視化に投資する価値があるストアであれば回収できます。

導入時の注意点

ポイント制度を始めるときに、わたしが必ず確認してほしいポイントが3つあります。

  • ポイント有効期限を最初から設定する:未使用ポイントが負債として積み上がると、会計処理が複雑になります
  • POS連携の有無を契約前に確認する:実店舗がある場合、後から「POS連携は上位プランのみ」と気付くと痛いです
  • チェックアウト画面でのポイント利用ができるかShopify Checkout Extensibility 対応のアプリかどうかは要チェック

Shopifyの ディスカウント機能 と組み合わせれば、誕生日ポイント+クーポンのような複合施策も組めます。アプリの選定だけで満足せず、運用ルールまで設計しておくと立ち上がりがスムーズです。

まとめ

5アプリを2026-04-26時点の最新価格で比較すると、結論はシンプルです。日本語運用なら EasyPoints か どこポイ、世界標準の安心感と無料POSなら Smile.io、コスパで会員ランクまで取りに行くなら BON Loyalty、分析を武器にするなら LoyaltyLion。レビュー件数や見た目のキャンペーンに引っ張られず、自店舗の月商・店舗形態・チームの英語耐性に合わせて選んでください。

どのアプリにも無料プランか無料トライアルがあります。3ヶ月の運用ログを取るつもりで、まずは一番ハマりそうな1本をインストールしてみるのが、結局いちばん早い意思決定です。

→ Shopifyを無料で試してみる

→ Shopifyアプリストアでポイントアプリを探す

この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

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SHIN

この記事の執筆者

SHIN

Pepin代表、Webエンジニアとして10年以上の経歴を持ち、
Shopifyアプリ・ストア開発 / webサービス開発 / メディア運営などマルチに活動。