Seasonal Email Marketing Templates for EC
「メルマガを送りたいけど、何を書けばいいかわからない」。EC運営をしていると、一度はぶつかる壁ではないでしょうか。
わたし自身、Shopifyストアの運営に携わっていたとき、メール配信のネタ切れに何度も悩みました。でもあるとき気づいたんです。 季節のイベントに合わせて配信テーマを決めておけば、ネタに困ることはほぼなくなる ということに。
この記事では、ECサイト向けに 年間12ヶ月分のメール配信アイデアとテンプレート をまとめています。そのまま使えるフレーズも載せているので、配信カレンダーづくりの参考にしてください。
出典:Litmus - State of Email ROI、Omnisend - Email Marketing Statistics、DMA - Marketer Email Tracker
メールは依然として、ECにおいて最もROIの高いチャネルです。季節感のあるメールは開封率も高くなる傾向があるので、年間の配信計画を立てておく価値は大きいですよ。
上半期(1月〜6月)の配信テンプレート
件名例 :「あけましておめでとうございます。新年だけの特別クーポンをお届けします」
新年のあいさつメールは開封率が高く、ブランドへの好感度を上げるチャンスです。感謝の気持ちを伝えつつ、初売りセールや福袋の案内を添えましょう。限定感のある件名にすると効果的です。
件名例 :「大切な人へ。バレンタインのギフトガイド」
チョコレート以外のカテゴリでもチャンスがあります。「自分へのご褒美」という切り口も人気。ギフトラッピング対応をアピールすると、購入のハードルが下がります。
件名例 :「新生活のスタートに。あなたにぴったりのアイテムを集めました」
引っ越しや新生活準備で購買意欲が高まる時期。カテゴリ別のおすすめ商品をまとめたメールが効果的です。卒業祝いギフトの提案も忘れずに。
件名例 :「春の新作、届きました。今だけ送料無料でお届け」
新年度の始まりは、気分を一新したいお客様が多い時期。春の新商品やカラーを訴求しましょう。ゴールデンウィーク前の早期告知もこのタイミングが最適です。
件名例 :「お母さんに、ありがとうを届けませんか」
母の日は年間でも有数のギフト商戦。価格帯別のギフトガイドや「まだ間に合う」系のリマインドメールが効きます。GW中は旅行関連やアウトドア商品の訴求も有効です。
件名例 :「お父さんが本当に喜ぶギフト、選びました」
父の日は母の日と比べて忘れられがちなので、リマインドメールの効果が特に高いです。梅雨入りに合わせたレイングッズの提案も季節感があって好反応を得やすいですよ。
下半期(7月〜12月)の配信テンプレート
件名例 :「夏のクリアランス、始まりました。最大50%OFF」
夏のクリアランスセールは、在庫整理と売上確保を両立できる重要な施策です。お中元の需要もあるので、法人ギフト向けの提案メールも検討してみてください。
件名例 :「残暑お見舞い申し上げます。まだまだ使える夏アイテム」
お盆期間はメール開封率が上がる傾向にあります。残暑見舞いとして割引クーポンを添えるのも、ブランドの温かさを伝える良い方法です。
件名例 :「秋の新作が入荷しました。先行チェックはこちら」
2026年は11年ぶりのシルバーウィーク(5連休)。行楽需要を見込んだ提案ができます。敬老の日ギフトも9月前半に仕込んでおきましょう。
件名例 :「ハロウィン限定デザイン、数量限定で登場」
ハロウィンは年々EC市場でも存在感を増しています。限定パッケージやコラボ商品の告知に最適。紅葉シーズンに合わせたアウトドア商品の訴求も有効です。
件名例 :「年に一度のBLACK FRIDAY。あなた専用クーポンをご用意しました」
年間最大の商戦です。早期告知メール、当日メール、ラストチャンスのリマインドと、最低3回は配信しましょう。VIP顧客への先行アクセスも効果的です。
件名例 :「クリスマスまであと7日。ギフトはもうお決まりですか?」
12月は配信頻度を上げてOKな月。ギフトガイド、配送締切のリマインド、年末のご挨拶と感謝メールなど、複数回の配信で取りこぼしを防ぎましょう。
年間配信計画を立てるときのポイント
テンプレートを揃えただけでは、成果にはつながりません。年間を通じて安定した成果を出すために、計画の立て方も押さえておきましょう。
- 1
年間カレンダーをまず作る
12ヶ月分のイベントと配信予定日を一覧にします。Googleスプレッドシートでも十分です。重要な商戦には複数回の配信を割り当てましょう。 - 2
イベントの2〜3週間前に準備開始
メールの作成、セグメントの設定、テスト配信まで含めると、最低2週間は見ておく必要があります。 - 3
セグメント配信で効果を高める
全員に同じメールを送るのではなく、購入履歴や閲覧履歴に基づいてセグメントを分けましょう。パーソナライズされたメールは開封率が26%高いというデータもあります。 - 4
配信後の振り返りを習慣化する
開封率、クリック率、売上貢献額の3指標を毎回チェック。次回の改善につなげる振り返りが、長期的な成果の鍵です。
出典:Campaign Monitor - Email Marketing Benchmarks
Shopifyを使っているなら、Shopify Messagingで月10,000通まで無料で配信できます。セグメント配信やテンプレート機能も揃っているので、まずは無料枠で始めてみるのがおすすめです。
メール配信で避けたい3つのミス
- 配信頻度が多すぎる(週3回以上は解除率が上がりやすい)
- 件名が長すぎる(スマホでは30〜40文字で切れる)
- CTA(ボタン)が複数あって迷わせてしまう
特に件名は開封率を左右する最大の要素です。テンプレートの件名例をそのまま使うのではなく、自分のブランドに合わせてカスタマイズしてくださいね。A/Bテストで件名を比較するのも効果的です。
まとめ
季節に合わせたメール配信は、「何を送ればいいかわからない」という悩みを解消してくれるだけでなく、お客様との接点を自然に増やしてくれます。
大切なのは、完璧なメールを目指すことではなく、 まず配信を始めること 。この記事のテンプレートをたたき台にして、自分のストアに合った形にアレンジしてみてください。
年間の配信カレンダーを一度作ってしまえば、毎月の運用がぐっとラクになりますよ。
この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。


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