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Pepinby SHIN
Shopify2026-03-297分で読めます

How to Set Up Online Booking for Pet Grooming Salons with Shopify

How to Set Up Online Booking for Pet Grooming Salons with Shopify
ペットサロンのオンライン予約

「トリミング中に電話が鳴っても、ハサミを持つ手は止められない」

ペットサロン・トリミングサロンを経営していると、こうした場面は日常的ではないでしょうか。犬が動いている最中にハサミから手を離すわけにはいきません。安全が最優先の現場だからこそ、電話対応との両立は難しいのが現実です。

さらに、犬種やサイズによって施術時間がまったく異なるのもペットサロンならではの課題です。チワワのシャンプーカットとゴールデンレトリバーのフルコートトリミングでは、所要時間が倍以上違うこともあります。

この記事では、ペットサロン・トリミングサロンが ネット予約(オンライン予約) を導入するメリットと、Shopify + まるっと予約を使った具体的な構築手順を解説します。

Shopifyとは? 世界175か国以上で利用されているネットショップ作成サービスです。予約サイトとしても活用でき、専門知識がなくても自社サイトを持てます。

ペットサロンの予約管理が難しい3つの理由

ペットサロン・トリミングサロンには、他のサロン業種とは異なる予約まわりの課題があります。

施術中の電話対応が安全上のリスクになる

トリミングは刃物を扱う作業です。犬が急に動くこともあるため、施術中は目と手を離せません。電話が鳴っても出られないのは「忙しいから」ではなく「安全のため」です。

個人経営のペットサロンでは受付スタッフを雇えないケースも多く、施術中の電話は留守番電話になりがちです。折り返したころにはお客様が他のサロンを予約していた、ということも珍しくありません。

犬種・サイズで施術時間がバラバラ

ペットサロンのメニューは犬種やサイズによって所要時間が大きく変わります。

犬種・サイズ例シャンプーカットの目安時間
チワワ・ヨーキー1〜1.5時間
トイプードル1.5〜2時間
ミニチュアシュナウザー1.5〜2時間
ゴールデンレトリバー2.5〜3.5時間
スタンダードプードル3〜4時間

電話予約のみで運営していると、メニューごとの所要時間を考慮しながら手動でスケジュールを組むことになり、ダブルブッキングや予約枠の無駄が発生しやすくなります。

リピーターの管理がアナログになりがち

ペットのトリミングは一般的に 1〜2か月に1回 の周期で必要になります。リピーターのお客様が売上の柱になる業種ですが、紙台帳や電話帳での顧客管理では、次回予約の案内やフォローアップが抜け落ちやすくなります。

予約カレンダーでスケジュール管理

ネット予約を導入する5つのメリット

  1. 01

    24時間予約受付で機会損失をなくす

    ネット予約を導入すれば、飼い主さんはスマホから24時間いつでも予約できます。

    トリミング中に電話が鳴る心配はもうありません。飼い主さんが「そろそろカットに連れて行こう」と思ったタイミングで、すぐに予約を完了できます。

    美容系サロンの予約は 夜21時以降 に集中する傾向があると言われています。仕事から帰宅してペットの毛並みが気になったとき、すぐに予約できる環境があるかないかで、予約獲得率は大きく変わります。

  2. 02

    犬種・サイズ別メニューで施術時間を自動管理

    ネット予約システムを使えば、犬種やサイズごとにメニューと施術時間を事前に設定できます。

    お客様がメニューを選ぶと、その施術に必要な時間が自動的にカレンダーに反映されます。手動でのスケジュール調整が不要になり、ダブルブッキングのリスクも減らせます。

  3. 03

    デポジットでノーショーを抑止

    ペットサロンのノーショー(無断キャンセル)は、特に大型犬の長時間枠で深刻です。3時間の予約枠が無断キャンセルされると、その日の売上に大きな穴が空きます。

    予約時に デポジット(前払い) を設定しておけば、キャンセルの抑止効果が期待できます。

  4. 04

    顧客データを蓄積してリピート施策を強化

    Shopifyで予約を受けると、飼い主さんの情報とペットの施術履歴が管理画面に蓄積されます。

    • 前回の来店日・施術内容
    • 犬種・サイズ
    • メールアドレス

    これらのデータを活用すれば、前回のトリミングから 1か月後 のタイミングで「そろそろトリミングの時期です」というリマインドメールを送ることもできます。

  5. 05

    ペット用品の物販で客単価アップ

    Shopifyは元々ECプラットフォームです。予約サイトと同じサイト上で、シャンプー・ブラシ・おやつなどの ペット用品 を販売できます。

    「サロンで使っているシャンプーを自宅でも使いたい」という飼い主さんのニーズに応えることで、施術以外の売上を積み上げられます。

→ 予約のドタキャン・ノーショーを防ぐ5つの方法【サロン・教室向け】

ペットサロンに合った予約システムの選び方

予約システムを選ぶ際に、ペットサロンとして確認しておきたいポイントをまとめました。

  • 犬種・サイズ別にメニューと施術時間を細かく設定できるか
  • スタッフ(トリマー)ごとの指名予約に対応しているか
  • デポジット(事前決済)が設定できるか
  • 予約確認・リマインドメールが自動送信されるか
  • スマホから予約しやすいデザインか
  • ペット用品などの物販と一元管理できるか
ポータルサイト型
  • 集客力が強い
  • 掲載料が月額数万〜数十万円
  • 顧客データはポータル側に蓄積
  • 価格競争に巻き込まれやすい
  • デザインの自由度が低い
自社予約サイト型(Shopify)
  • 低コストで運営できる
  • 顧客データを自社で管理
  • 物販との連携が可能
  • デザインを自由にカスタマイズ
  • 集客は自分で行う必要がある

新規集客にはポータルサイトの力を借りつつ、リピーターの予約は自社サイトに誘導する。この 二刀流の運用 が、現実的でバランスのよい方法です。

予約システムの設定

Shopify + まるっと予約での構築手順

基本的な構築手順は以下の記事で詳しく解説しています。ここではペットサロンに特化したポイントを中心にお伝えします。

→ Shopifyでサロンの予約サイトを作る完全ガイド【ゼロから公開まで】

Shopify開設
メニュー・スタッフ設定
予約カレンダー設置
テスト予約・公開
  1. 1Shopifyアカウントを作成する
    Shopify公式サイト からアカウントを作成します。無料体験期間があるので、まずは気軽に試してみてください。プランは Shopify Basic($39/月) で十分です。
  2. 2テーマを選んでサロンの雰囲気を演出する
    ペットサロンの場合、明るく清潔感のあるデザインがおすすめです。トリミング後のかわいい仕上がり写真をトップページに大きく配置すると、サロンの技術力が伝わります。スマホ表示も必ず確認しましょう。
  3. 3まるっと予約をインストールする
    Shopifyアプリストア からまるっと予約をインストールします。
  4. 4犬種・サイズ別のメニューを登録する
    ペットサロンの核となる部分です。犬種やサイズごとにメニューと施術時間を細かく設定しましょう。メニュー設定のコツは次のセクションで詳しく解説します。
  5. 5トリマー情報を登録する
    トリマーの情報を登録します。指名予約を受け付ける場合は、スタッフごとに対応可能な犬種・メニューと稼働スケジュールを設定します。
  6. 6デポジット(事前決済)を設定する
    ノーショー対策として、施術料金の 30〜50% をデポジットに設定するのが一般的です。大型犬の長時間メニューほど、デポジットの効果は大きくなります。
  7. 7テスト予約をして公開する
    スマホ・PCの両方でテスト予約を行い、飼い主さんの目線で予約フローを確認してください。問題なければサイトを公開し、SNSやLINEでお客様にお知らせしましょう。

犬種・サイズ別メニュー設定のコツ

ペットサロンのメニュー設定には、他の業種にはない独自のポイントがあります。

サイズカテゴリで分けてシンプルに

犬種を1頭ずつ登録すると膨大な数になります。まずはサイズカテゴリで分けるのが基本です。

小型犬
中型犬
大型犬

トイプードルは別メニューがおすすめ。 トイプードルはカットスタイルのバリエーションが多く、来店頻度も高い犬種です。「トイプードル専用メニュー」として独立させると、飼い主さんが選びやすくなります。

施術時間にバッファを含める

トリミングはペットの性格や毛の状態によって所要時間が変動します。施術時間の設定には 15〜30分のバッファ を含めましょう。

  • 初めてのペットは慣れるまで時間がかかる
  • 毛玉がひどい場合は追加時間が必要
  • 次のペットの受け入れ準備(清掃・消毒)の時間

バッファなしで詰め込むと、1件の遅延がその後すべての予約に波及してしまいます。

メニューの説明欄を活用する

メニューの説明欄に以下の情報を記載しておくと、飼い主さんからの事前問い合わせが減り、当日の施術もスムーズになります。

  • 対象犬種の例
  • 施術に含まれる内容(シャンプー、カット、爪切り、耳掃除、肛門腺絞りなど)
  • 注意事項(「狂犬病・混合ワクチン接種証明書をご持参ください」など)

オーナーがスマホで予約を確認する様子

月額コスト

ペットサロンの予約サイト運営に必要な月額費用の目安です。

費目月額
Shopify Basic$39(約6,200円)
まるっと予約 Standard$19.99(約3,200円)
月額合計約$59(約9,300円)
約$59/月
ペットサロン予約サイトの月額コスト(約9,300円)

※ 円換算額は1ドル=約158円で計算した概算です。為替変動により実際の金額は変わります。 ※ Shopify Payments の決済手数料(3.25%〜)、独自ドメイン取得費用は含まれていません。

ペット系ポータルサイトの掲載料と比較すると、システム利用料の面では低コストに抑えられます。ただし、ポータルサイトの掲載料には集客機能が含まれているため、単純な料金比較はできません。

→ 個人サロンがShopifyで月額約1万円で予約サイトを運営する方法

よくある質問

はい、Shopifyはプログラミングの知識がなくても操作できます。テーマ(テンプレート)を選んで、メニューや写真を登録していくだけで予約サイトが完成します。基本的な構築手順は Shopifyでサロンの予約サイトを作る完全ガイド で詳しく解説しています。

犬種を1頭ずつ登録する必要はありません。小型犬・中型犬・大型犬のサイズカテゴリで分けるのが基本です。来店頻度の高いトイプードルなどは専用メニューとして独立させると、飼い主さんが選びやすくなります。

メニューの説明欄や予約確認メールに「狂犬病予防接種証明書・混合ワクチン接種証明書をご持参ください」と記載しておくのが一般的です。事前に周知することで、当日の確認もスムーズになります。

はい、Shopifyは元々ECプラットフォームのため、予約メニューと物販商品を同じサイトで管理できます。サロンで使用しているシャンプーやブラシ、おやつなどをオンラインで販売し、施術以外の売上を作ることができます。

メニュー設定でサイズカテゴリごとに受け入れ可能な枠数を制限できます。たとえば「大型犬は1日2頭まで」としたい場合は、大型犬メニューの1日あたりの予約上限を設定してください。施設のスペースやトリマーの体力を考慮した無理のない設定が大切です。

まとめ

  • 24時間予約受付 でトリミング中の電話対応問題を解消
  • 犬種・サイズ別メニュー で施術時間を自動管理
  • デポジット でノーショーによる売上損失を防止
  • 顧客データの自社管理 でリピート施策を強化
  • ペット用品の物販連携 で客単価アップ

Shopify + まるっと予約なら、月額 約$59(約9,300円) で予約機能・物販機能・顧客管理を備えたペットサロンの予約サイトを運営できます。

まずはShopifyの無料体験で、自分のサロンの予約サイトがどんなものになるか試してみてください。

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→ まるっと予約をShopifyアプリストアで見る

→ ネイルサロンのネット予約導入ガイドも読む

この記事は2026年3月時点の情報です。各サービスの料金・仕様は変更される場合があります。

この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

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