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Pepinby SHIN
Shopify2026-04-074分で読めます
Shopifyお中元ギフト

お中元ECの始め方 — 法人ギフト需要の取り込み方

お中元ECの始め方 — 法人ギフト需要の取り込み方
お中元ECのイメージ

「お中元をECで販売してみたいけど、何から準備すればいいかわからない」

そんな声をクライアントからいただくことが増えました。百貨店やカタログが主流だったお中元市場ですが、ここ数年でオンライン化が一気に進んでいます。特に法人ギフトの分野は、まだまだ参入の余地がある領域です。

この記事では、Shopifyを使ってお中元ECを始めるための具体的な手順と、法人ギフト需要を取り込むコツをお伝えします。

お中元市場の現状を知る

11.6兆円
国内ギフト市場規模(2025年予測)
お中元・お歳暮を含むギフト市場全体
6,450億円
eギフト市場(2025年予測)
前年比127.7%と急成長中

出典:矢野経済研究所 - ギフト市場に関する調査

お中元を含む国内ギフト市場は10兆円を超える巨大な市場です。そのなかでEC経由の「eギフト」が急速に伸びています。従来は百貨店の店頭やカタログ注文が中心でしたが、コロナ禍以降「オンラインで手軽に贈りたい」というニーズが定着しました。

お中元の商戦期は 6月中旬〜7月中旬 です。準備は遅くとも5月には始めましょう。関西では 7月中旬〜8月15日 が一般的なので、地域差も考慮した販売期間の設定が重要です。

お中元ECに必要な準備リスト

一般的なEC販売とお中元ECでは、求められる機能が異なります。まずは必要な要素を確認しましょう。

  • のし(熨斗)紙の選択・名入れ対応
  • 納品書から金額を非表示にする設定
  • 配送日時の指定機能
  • 複数の届け先への一括注文対応
  • ラッピング・メッセージカード対応
  • 価格帯別のギフトコレクション設計

とくに のし対応 はお中元において必須です。「御中元」「暑中御見舞」などの表書きと、贈り主の名前を入れられる仕組みがないと、法人利用のハードルが一気に上がります。

配送先設定のイメージ

Shopifyでお中元ECを構築する手順

  1. 1

    ギフト対応アプリを導入する

    Shopifyには標準でのし対応機能がないため、アプリで補います。日本市場では「All in Gift」がおすすめです。のし紙の種類選択、名入れ、ラッピング、メッセージカードをまとめて管理でき、日本のギフト文化に合った設計になっています。導入の詳細は ギフト対応の設定ガイド を参考にしてください。

  2. 2

    お中元専用コレクションを作成する

    「お中元 3,000円コース」「お中元 5,000円コース」「お中元 10,000円コース」のように、価格帯別のコレクションを作りましょう。贈る側は予算で選ぶことが多いため、金額が明確なカテゴリー分けが喜ばれます。

  3. 3

    納品書の金額表示を非表示にする

    贈り先に金額が伝わるのはギフトとして致命的です。Shopify管理画面の「設定」→「通知」から納品書テンプレートを編集し、金額・小計・合計を非表示にしておきましょう。

  4. 4

    配送日時指定を有効にする

    お中元は届く時期が重要です。「配送日時指定 .amp」などのアプリを使い、注文時にお届け日時を選べるようにします。特に法人ギフトでは「7月1日に届けたい」など日付指定のニーズが強いです。

  5. 5

    のし・表書きの選択肢を設定する

    お中元で使うのしは「御中元」(7月上旬まで)と「暑中御見舞」(7月中旬以降)が基本です。時期に応じた表書きの選択肢を用意し、名入れ欄も設けておきましょう。

法人ギフト需要を取り込む3つのポイント

法人のお中元は、1回の注文で数十個単位になることも珍しくありません。個人向けと法人向けでは攻め方が違うので、しっかり整理しておきましょう。

  1. 01

    まとめ買い割引を用意する

    10個以上で5%OFF、30個以上で10%OFFなど、数量に応じた割引を設定すると法人の発注ハードルが下がります。Shopifyの下書き注文機能を使えば、個別の見積もり対応も可能です。

  2. 02

    請求書払い(後払い)に対応する

    法人の経理部門は「クレジットカード払い」では稟議が通りにくいケースがあります。銀行振込や請求書払いに対応しておくと、大口注文を逃しません。Shopifyの下書き注文で請求書を発行できます。

  3. 03

    複数届け先の一括注文フローを整える

    法人のお中元は「50社にそれぞれ別の住所で送りたい」というケースが多いです。CSVアップロードで複数届け先を一括登録できるフローを用意するか、専用フォームで見積もり依頼を受ける導線を作りましょう。

法人向けページには 「見積もり依頼フォーム」 を必ず設置しましょう。Shopifyの お問い合わせフォーム機能 を活用すれば、追加コストなしで対応できます。

お中元ECの販売スケジュール

時期を逃すと売れないのがお中元の特徴です。逆にいえば、スケジュールどおりに準備すれば確実に需要を拾えます。

  1. 4月〜5月

    商品企画・仕入れ

    ギフトセットの構成決定、パッケージデザイン、のし紙の準備を進めます。

  2. 5月中旬

    ストア準備

    お中元コレクションの作成、商品ページの撮影・ライティング、ギフトアプリの設定を完了させます。

  3. 6月1日

    早期予約開始

    「早割5%OFF」などの早期予約特典をつけて販売をスタートします。法人向けにはDMやメールで案内を送りましょう。

  4. 6月中旬〜7月中旬

    本番商戦期

    SNS広告やメルマガで集客を強化。在庫管理と配送スケジュールをこまめにチェックします。

  5. 7月中旬〜8月

    暑中見舞いへ切り替え

    表書きを「暑中御見舞」に変更し、残りの在庫を販売。関西向けの需要もこの時期です。

よくある質問

はい、売れます。タオル、洗剤、入浴剤、ドリンクギフトなど、日用品も定番です。最近ではクラフトビールやスペシャルティコーヒーなど、こだわりの品が人気を集めています。大切なのは 「自分では買わないけどもらったら嬉しい」 という視点で品揃えを考えることです。

Shopifyに無料プランはありませんが、月額$25のベーシックプランで十分に運営できます。ギフト対応アプリは別途費用がかかる場合がありますが、月額数百円〜数千円程度のものが多いです。

まずは既存の取引先や知人の会社に案内するのが確実です。「お中元のご案内」としてPDFカタログをメールで送ったり、ストアのURLを共有するだけでも十分です。法人は一度気に入ると毎年リピートしてくれる傾向があるので、初回の対応を丁寧に行うことが大切です。

まとめ

お中元ECは、季節性がある分だけ準備と計画が勝負のカギを握ります。特に法人ギフト需要は単価が高く、リピート率も高いため、一度仕組みを整えれば毎年安定した売上につながります。

お中元ECの成功ポイントは 「のし対応」「価格帯別コレクション」「法人向け導線」 の3つです。この3つを押さえたうえで、5月までにストアを準備し、6月の早割からスタートしましょう。

Shopifyならギフト対応アプリと下書き注文機能を組み合わせることで、個人向けにも法人向けにも柔軟に対応できます。今年の夏から、お中元ECにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

→ Shopifyでお中元ECを始める

この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

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