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Pepinby SHIN
Shopify2026-03-23

How to Increase Average Order Value by Combining Bookings with E-Commerce on Shopify

How to Increase Average Order Value by Combining Bookings with E-Commerce on Shopify

この記事は予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinのSHINが執筆しています。記事内で自社アプリを紹介しています。


予約サイトで受け付けられる売上は「施術単価 × 予約件数」が上限です。予約枠には物理的な限界があるため、件数を増やすだけでは売上の天井にすぐぶつかります。

ここで効くのがEC商品との組み合わせです。たとえば客単価8,000円のサロンが、施術後に2,000円のホームケア商品を30%のお客様に購入してもらえれば、 月の売上は約6〜8%アップ します。予約枠を増やさずに売上を伸ばせるのがポイントです。

Shopifyなら予約サイトとネットショップが同じプラットフォーム上で動くため、この「予約 × EC」の掛け合わせを自然な導線で実現できます。

この記事では、Shopifyで予約と物販を組み合わせて客単価を上げる5つの具体的な導線設計を紹介します。

なぜ「予約 × EC」が有効なのか

多くの予約サービスでは、予約機能と物販機能が別々のシステムです。お客様に商品を買ってもらうには別のECサイトへ誘導する必要があり、導線が途切れてしまいます。

Shopifyの場合は事情が違います。

  • 予約メニューも物販商品も同じストア内に並ぶ
  • お客様は予約のついでに商品をカートに追加できる
  • 顧客データが一元管理されるため、購入履歴に基づいたレコメンドが可能
  • 予約確認メールやサンクスページなど、既存の接点を活用して商品を訴求できる

つまり、Shopifyでは予約と物販の間に壁がありません。この構造を活かすことで、追加の広告費をかけずに客単価を上げられます。

客単価を上げる5つの導線設計

1. 予約確認メールでの関連商品レコメンド

予約が完了すると、お客様に確認メールが届きます。このメールは開封率が非常に高い接点です。

やり方:

  • Shopifyの注文確認メールに、関連商品へのリンクを追加する
  • 「施術前にご自宅でお使いいただけるプレケア商品」「施術効果を長持ちさせるホームケア商品」など、予約内容に関連した商品を案内する

具体例:

予約メニューメールでおすすめする商品
カット+カラーカラーケアシャンプー、トリートメント
ヘッドスパスカルプケアオイル
ヨガレッスンヨガマット、プロテイン
料理教室レシピで使う調味料セット

押し売りにならないよう、「施術効果を長持ちさせるために」などお客様のメリットを伝える文脈で案内しましょう。

2. 施術・レッスン後のホームケア商品販売

施術直後はお客様の購買意欲が最も高いタイミングです。プロが選んだ商品をその場でおすすめし、Shopifyストアから購入してもらう導線を作ります。

やり方:

  • 施術中に使用した商品をShopifyストアに登録しておく
  • 施術後に「今日使ったシャンプーはこちらから購入できます」とQRコードやURLを案内
  • 店頭で在庫を持たなくても、オンラインで後から購入してもらえる

客単価アップの試算:

項目数値
月間予約件数80件
施術単価8,000円
ホームケア商品の単価2,500円
購入率25%
月間の追加売上50,000円

月80件の予約のうち25%(20人)が2,500円の商品を購入すれば、 月5万円の追加売上 になります。

3. 予約ページに関連商品を表示する

Shopifyでは、商品ページ(=予約メニューページ)にセクションやブロックを自由に追加できます。予約カレンダーの下や横に関連商品を表示すれば、予約と同時に商品を購入してもらえます。

やり方:

  • Shopifyのテーマエディタで、商品ページに「関連商品」セクションを追加
  • メニューごとに関連する商品をコレクションで整理しておく
  • 「このメニューを予約されたお客様におすすめ」といった見出しを設定

商品を置きすぎると予約の妨げになります。関連性の高い商品を 2〜3点に絞る のがコツです。

4. 回数券・サブスクリプション化

単発予約を回数券やサブスクに転換することで、客単価とリピート率を同時に上げられます。

回数券の例:

メニュー単発料金回数券(5回分)割引率
ヘッドスパ 60分8,000円36,000円10%OFF
パーソナルヨガ6,000円27,000円10%OFF
ネイルケア5,000円22,500円10%OFF

やり方:

  • Shopifyの商品として回数券を登録し、通常価格より割引した金額で販売する
  • Shopifyのサブスクリプションアプリを導入すれば、毎月自動で決済される定期購入も実現可能

メリット:

  • お客様にとっては1回あたりの料金が安くなる
  • お店にとってはまとまった売上が先に確定し、リピートも確保できる

5. ギフトカード・体験ギフトの販売

Shopifyにはギフトカード機能が標準で搭載されています。施術メニューをギフトとして販売することで、新規顧客の獲得と売上アップを同時に実現できます。

やり方:

  • Shopify管理画面 →「商品」→「ギフトカード」から発行設定
  • 「母の日ギフト」「誕生日プレゼント」など、シーズンに合わせたギフト商品として訴求
  • 予約サイトのトップページやSNSでギフトカードを案内

具体例:

  • 美容室:「ヘッドスパ体験ギフト(60分)」
  • ヨガスタジオ:「プライベートレッスン体験ギフト」
  • 料理教室:「ペアレッスン体験ギフト」

ギフトカードの購入者と利用者は別人なので、 新規顧客が自然に来店 します。ギフトで来店したお客様がリピーターになればLTV(顧客生涯価値)の向上にもつながります。

施策の比較一覧

5つの施策を効果・難易度・おすすめ業種で比較します。

施策客単価アップ効果導入の難易度おすすめ業種
予約確認メールで商品レコメンド★★☆低い全業種
施術後のホームケア商品販売★★★低い美容室・エステ
予約ページに関連商品を表示★★☆低い全業種
回数券・サブスク化★★★やや高いヨガ・パーソナルジム
ギフトカード・体験ギフト★★☆低い美容室・料理教室

業種別の活用例

美容室の場合

  • ホームケア商品販売が最も相性が良い。施術中に使ったシャンプー・トリートメントをそのままオンラインで販売
  • カラーケア商品は消耗品のためリピート購入につながりやすい
  • ギフトカードは母の日・クリスマスなどの繁忙期に売上を伸ばせる

ヨガスタジオ・パーソナルジムの場合

  • 回数券・月額サブスクとの相性が抜群。固定収入が安定する
  • ヨガマット・ウェア・プロテインなど物販の幅が広い
  • 「体験レッスンギフト」は新規集客に効果的

料理教室の場合

  • レッスンで使った調味料・食材キットのオンライン販売
  • 「レシピカード+調味料セット」のようなオリジナル商品を作れる
  • ペアレッスンのギフト券は特別な日のプレゼントとして人気が出やすい

導入ステップ

すべてを一度に始める必要はありません。以下の順番で段階的に導入するのがおすすめです。

  1. まずは商品を登録する — 施術で使っている商品をShopifyストアに登録。写真・説明・価格を設定する
  2. 予約ページに関連商品を表示 — テーマエディタで「関連商品」セクションを追加(作業時間:約15分)
  3. 予約確認メールに商品リンクを追加 — メールテンプレートを編集して関連商品のURLを記載
  4. ギフトカードを有効化 — Shopify管理画面から設定するだけで即日開始
  5. 回数券・サブスクを検討 — 単発予約のリピーターが増えてきたら導入を検討

まずはステップ1〜2だけで始めてください。商品を登録して予約ページに表示するだけなら、 30分もかかりません。

効果測定の方法

施策を導入したら、効果を数字で確認しましょう。

指標確認方法目標の目安
客単価Shopifyの「レポート」→「平均注文金額」導入前比 +10〜20%
物販の購入率商品ごとの販売数 ÷ 月間予約件数15〜30%
ギフトカード発行数Shopify管理画面の「ギフトカード」月5枚〜
リピート率「リピーターのお客様」レポート50%以上

Shopifyの管理画面にはレポート機能が標準で備わっています。追加のツールを導入しなくても、基本的な効果測定は可能です。

よくある質問

予約と物販を同じサイトで運営して、お客様が混乱しませんか?

Shopifyではナビゲーションメニューを自由に設定できます。「予約メニュー」と「ショップ(物販)」をメニューで分ければ、お客様が迷うことはありません。予約ページに関連商品を表示する場合も、2〜3点に絞れば導線がすっきりします。

在庫を持たないと物販はできませんか?

在庫を持つ方法が一般的ですが、少量から始めれば負担は小さいです。施術で日常的に使っている商品なら、サロンの在庫をそのままオンラインでも販売できます。受注販売(注文が入ってから仕入れる形)にすれば在庫リスクをさらに抑えられます。

まるっと予約で回数券は作れますか?

まるっと予約自体に回数券機能はありませんが、Shopifyの商品として回数券を販売し、予約時にお客様に回数券コード(ディスカウントコード)を適用してもらう運用が可能です。

サブスクリプション(定期購入)の導入に追加費用はかかりますか?

Shopifyでサブスクリプションを実現するには、サブスクリプション対応アプリの導入が必要です。無料プランのあるアプリもあるため、小規模から始める場合は追加コストを抑えられます。

どの施策から始めるのがおすすめですか?

まずは 商品の登録と予約ページへの関連商品表示 から始めましょう。テーマエディタでの設定だけで完了し、追加費用もかかりません。効果を見ながら、メールでのレコメンドやギフトカードなど施策を広げていくのがおすすめです。

まとめ

  • Shopifyなら 予約と物販が同じプラットフォーム で動くため、自然なクロスセル導線が作れる
  • 予約確認メール・予約ページ・施術後の案内など、既存の顧客接点を活用して商品を訴求できる
  • ギフトカードはShopify標準機能で即日開始。新規顧客の獲得にもつながる
  • 回数券・サブスク でリピート率と客単価を同時に向上できる
  • まずは 商品登録 + 予約ページへの関連商品表示 だけでOK。30分で始められる

→ Shopifyでサロンの予約サイトを作る完全ガイド

低コストで予約サイトを運営する方法はこちら。

→ 個人サロンがShopifyで月額約1万円で予約サイトを運営する方法

2026年3月時点の情報です。Shopify・まるっと予約の料金はドル建てのため為替変動により円換算額が変わります。記事内の試算はあくまで仮定に基づく概算であり、効果を保証するものではありません。

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