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Pepinby SHIN
Blog2026-03-22

How to Collect Deposits for Bookings on Shopify — Reduce No-Shows

How to Collect Deposits for Bookings on Shopify — Reduce No-Shows

この記事は予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinのSHINが執筆しています。手順の中で自社アプリを使用しています。料金情報は2026年3月時点のものです。


「予約を入れたのに来ない」——いわゆる ノーショー(無断キャンセル) は、サロンや教室を運営するオーナーにとって深刻な問題です。

予約枠はひとつしかありません。来なかったお客様の分だけ、売上がゼロになります。

この記事では、Shopifyの予約サイトに デポジット(前払い) を導入してノーショーを防ぐ方法を、具体的な設定手順とともに解説します。

ノーショーはどれくらい起きているのか

経済産業省が2018年に公表した「No show(飲食店における無断キャンセル)対策レポート」によると、飲食店における無断キャンセルによる年間損失額は 推計約2,000億円 にのぼります。

美容室・サロン業界でも、業界調査では予約全体の 5〜10% がノーショーになるとされています。

たとえば、1日10件の予約があるサロンで5%がノーショーなら、 月に15件分の売上が消える 計算です。客単価が5,000円なら月75,000円、年間で90万円の機会損失になります。

デポジットがノーショーに効く理由

デポジット(前払い)を導入すると、ノーショー率は大幅に低下します。予約管理サービスを提供するTableCheck社の事例では、事前決済の導入により 月間約30〜100件あった無断キャンセルがほぼゼロになった と報告されています。

なぜ効果があるのか。理由はシンプルです。

  1. 金銭的コミットメント — お金を払った予約は「行かなきゃ」という意識が強くなる
  2. キャンセルの明示化 — 行けなくなったら「連絡してキャンセルする」行動を促す
  3. いたずら予約の抑止 — クレジットカード情報の入力が、軽い気持ちの予約を防ぐ

つまりデポジットは「キャンセルさせない」のではなく、 「無断で来ないことを防ぐ」 仕組みです。

デポジットの金額はいくらに設定すべきか

デポジット金額に正解はありませんが、業種や状況に応じた目安があります。

パターンデポジット額向いているケース
全額前払い施術料金の100%高単価メニュー(1万円以上)、初回のお客様
半額前払い施術料金の50%一般的なサロンメニュー、リピーターも含む運用
一律固定額1,000〜3,000円低単価メニューが多い場合、導入ハードルを下げたい場合

ポイント: 迷ったら 施術料金の50% からスタートするのがおすすめです。お客様の心理的負担が大きすぎず、ノーショー抑止には十分な効果があります。

Shopifyでデポジットを実現する方法

Shopify単体には予約のデポジット機能はありません。予約アプリを導入する必要があります。

ここでは まるっと予約 を使ったデポジット設定の手順を解説します。

前提条件

デポジットを利用するには、以下が必要です。

  • Shopifyペイメントが有効であること(Shopify管理画面 →「設定」→「決済」から設定)
  • まるっと予約がインストール済みであること

Shopifyペイメントとは? Shopifyが提供する決済サービスです。クレジットカード決済をストアで受け付けるために必要です。Shopifyの管理画面から申請でき、審査完了後すぐに利用できます。

Step 1: まるっと予約の設定画面を開く

  1. Shopify管理画面 →「アプリ」→「まるっと予約」を開く
  2. 左メニューの「設定」をクリック

Step 2: デポジットを有効にする

設定画面の「デポジット(前払い)」セクションで設定します。

デポジット設定画面

  1. デポジットを「有効」にする
  2. デポジットの種類を選択
    • パーセンテージ : 施術料金に対する割合(例:50%)
    • 固定額 : 一律の金額(例:2,000円)
  3. 金額またはパーセンテージを入力
  4. 保存」をクリック
  5. 「登録済みの前払いプラン」で商品を検索して適用

これだけでデポジット設定は完了です。

Step 3: 動作を確認する

設定後、ストアフロントで実際の予約フローを確認しましょう。

  1. 予約カレンダーからメニュー・日時を選択
  2. チェックアウト画面に進む
  3. デポジット金額が表示されていることを確認
  4. テスト決済を完了して、予約確認メールの内容を確認

ポイント: Shopifyのテスト注文機能を使えば、実際にお金を支払わずにチェックアウトの流れを確認できます。

デポジット運用のコツ

デポジットを導入したあとの運用で気をつけたいポイントをまとめます。

1. キャンセルポリシーを明示する

デポジットを導入するなら、キャンセルポリシーを必ずサイト上に明記しましょう。

記載すべき内容:

  • キャンセル可能な期限(例:予約日の前日まで)
  • キャンセル時のデポジットの扱い(返金するか否か)
  • 無断キャンセルの場合の対応

キャンセルポリシーは、Shopify管理画面の「オンラインストア」→「ページ」から専用ページを作成し、フッターメニューやストアのナビゲーションからリンクするのがおすすめです。

2. デポジットの金額設定は見直す

導入後のノーショー率の変化を確認しながら、金額を調整しましょう。

  • ノーショーが減らない → 金額を上げる
  • 予約数自体が減った → 金額を下げる、または新規のみデポジットにする

3. お客様への伝え方を工夫する

「デポジット」という言葉に馴染みがないお客様もいます。予約ページやSNSで、以下のように伝えると安心感を与えられます。

「ご予約時に施術料金の一部を事前にお支払いいただいております。残額は当日のお支払いとなります。キャンセルの場合は前日までにご連絡ください。」

4. 残額の当日決済について

デポジットが施術料金の一部(例:50%)の場合、残額は当日店舗でお支払いいただく形になります。

残額の決済方法は店舗の運用に合わせてください。現金、店舗のカードリーダー(Square、Airペイなど)、いずれも利用可能です。

デポジットを導入すべきタイミング

すべてのサロンが最初からデポジットを導入する必要はありません。

導入をおすすめするタイミング:

  • 月に3回以上ノーショーが発生している
  • 高単価メニュー(1万円以上)を提供している
  • 新規のお客様からのノーショーが多い
  • ドタキャンでスタッフのシフトに影響が出ている

逆に、予約数が少ない立ち上げ期は、デポジットなしで予約のハードルを下げるほうが得策です。まるっと予約ではデポジットの有効/無効をいつでも切り替えられるので、状況に応じて柔軟に運用できます。

よくある質問

デポジットを導入すると予約が減りませんか?

一時的に予約数が微減する可能性はありますが、多くの場合はすぐに戻ります。デポジットを導入しても「本当に来たいお客様」は予約してくれます。むしろ、ノーショーによる機会損失のほうが売上への影響は大きいです。

お客様がデポジットに抵抗を感じないか心配です

オンラインでの事前決済は、飲食店や宿泊施設ではすでに一般的です。美容室でも、ホットペッパービューティーの「スマート支払い」など事前決済の流れは広がっています。キャンセルポリシーを明確にし、丁寧に説明すればほとんどのお客様は理解してくれます。

キャンセルがあった場合、返金はどうなりますか?

まるっと予約の管理画面から予約をキャンセルすると、Shopifyの注文管理画面で返金処理を行えます。期限内のキャンセルは全額返金、期限外は返金なし、といった運用がキャンセルポリシーに沿って可能です。

デポジットなしの無料予約とデポジットありを併用できますか?

まるっと予約のデポジット設定はストア全体に適用されます。「リピーターは無料予約、新規はデポジット」といったお客様ごとの切り分けは現時点では対応していませんが、メニューの価格設定を工夫することで近い運用は可能です。

Shopifyペイメント以外の決済方法でもデポジットは使えますか?

デポジット(事前決済)にはShopifyのチェックアウト機能を利用するため、Shopifyペイメントまたはサードパーティの決済プロバイダが有効である必要があります。PayPalやKomojuなど、Shopifyが対応している決済方法であれば利用可能です。

デポジットの設定に追加費用はかかりますか?

まるっと予約のデポジット機能は、有料プラン(Standard $19.99/月〜)に含まれています。追加のアプリ費用はかかりません。なお、Shopify Paymentsの決済手数料(3.4%〜)は予約ごとに発生します。

まとめ

ノーショーは売上の機会損失だけでなく、スタッフのモチベーションにも影響します。デポジット(前払い)は、お客様との信頼関係を損なわずにノーショーを防ぐ有効な手段です。

導入のポイント:

  1. まずは50%のデポジットから始める
  2. キャンセルポリシーをサイトに明記する
  3. ノーショー率の変化を見ながら金額を調整する
  4. 立ち上げ期はデポジットなし → ノーショーが増えたら導入、と段階的に運用する

まるっと予約なら、管理画面の設定を切り替えるだけでデポジットの導入・解除ができます。まずは試してみてください。

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サロン予約サイトの作り方から知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

→ Shopifyでサロンの予約サイトを作る完全ガイド

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2026年3月時点の情報です。ノーショー率や損失額のデータは、経済産業省「No show対策レポート」(2018年)およびTableCheck社の公開データに基づきます。Shopify・まるっと予約の料金はドル建てのため為替変動により円換算額が変わります。

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