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Pepinby SHIN
Booking2026-03-292026-07-217分で読めます
カウンセリングコーチング予約システム

How to Set Up Online Booking for Counseling and Coaching with Shopify

How to Set Up Online Booking for Counseling and Coaching with Shopify
オンラインカウンセリング・コーチングのイメージ

「予約はLINEで、決済は振込で、Zoom URLは手動で送って......」

カウンセラーやコーチとして独立したものの、予約まわりの事務作業に時間を取られていませんか。

対人支援の仕事は、セッションそのものに集中できてこそ質が上がります。でも実際には、予約の調整、入金確認、リマインド連絡、Zoom URLの共有といった裏方の作業が毎日のように発生します。

この記事では、カウンセリング・コーチング業に特化した オンライン予約サイト を Shopify + まるっと予約で構築する方法を解説します。秘匿性への配慮や、初回・継続セッションの設計など、対人支援業ならではのポイントも押さえています。

カウンセリング・コーチング業の予約が抱える3つの課題

まずは「なぜ予約まわりがこんなに大変なのか」を整理します。

  1. 01

    予約チャネルがバラバラで管理が追いつかない

    LINE、Instagram DM、メール、電話。クライアントごとに連絡手段が異なり、スプレッドシートや手帳で管理していると確認漏れやダブルブッキングが起きやすくなります。セッション中は連絡が取れないので、返信が遅れてそのまま流れてしまうことも。
  2. 02

    ドタキャン・ノーショーで売上がゼロになる

    1対1のセッションは、キャンセルされるとその時間枠を埋めることがほぼできません。とくにオンラインセッションは「気軽に予約できる分、気軽にキャンセルされやすい」という側面があります。
  3. 03

    秘匿性への配慮が求められる

    カウンセリングは個人の悩みに深く関わるサービスです。予約フォームに記入された内容、メールでのやり取り、決済履歴。クライアントのプライバシーをどう守るかは、信頼の土台になります。

オンライン予約を導入するメリット

オンライン予約を導入すると、こうした課題がまとめて解消されます。

24時間予約受付
クライアントは深夜でも早朝でも、空き状況を確認して予約を確定できます。「相談したい」と思った瞬間を逃しません。
事前決済でノーショー防止
予約時にセッション料金の一部または全額を決済。前払いの心理的効果で、無断キャンセルが大幅に減ります。
個人情報の安全な管理
Shopifyは PCI DSS 準拠の決済基盤を持ち、SSL暗号化で通信を保護。クライアント情報を安全に管理できます。
事務作業の自動化
予約確認メール、リマインド、Zoom URLの案内。手動で行っていた作業をシステムに任せることで、セッション準備に集中できます。

ホットペッパービューティーアカデミーの 美容センサス2024年 によると、美容系サービスのネット予約利用率は全年代で70%以上。カウンセリング・コーチング分野でも「ネットで完結したい」というニーズは確実に高まっています。

デスクでノートパソコンを操作するオーナー

カウンセリング・コーチングならではの予約設計ポイント

サロンや教室とは異なる、対人支援業特有の設計ポイントを押さえておきましょう。

初回セッションと継続セッションを分ける

カウンセリングやコーチングでは、初回と2回目以降でセッションの内容・時間・料金が異なるケースがほとんどです。

初回セッション
  • 所要時間:60〜90分(ヒアリング込み)
  • 料金:無料〜割引価格が多い
  • 目的:関係構築・課題の整理
  • インテーク(初回面談)を兼ねる場合も
継続セッション
  • 所要時間:45〜60分
  • 料金:通常価格
  • 目的:目標に向けた伴走
  • 定期的なスケジュールが多い

Shopifyでは、初回と継続をそれぞれ 別の商品(メニュー)として登録 します。初回セッションには「はじめての方はこちら」と案内文を添えて、導線をわかりやすくしましょう。

セッション時間枠の設計

バッファ時間

セッションとセッションの間に設ける空き時間のこと。カウンセラー・コーチが記録を整理したり、気持ちを切り替えたりするために使います。

カウンセリングやコーチングは、セッション後の振り返りや記録が重要です。セッション間には 最低15〜30分のバッファ時間 を設けることをおすすめします。

セッション種別所要時間バッファ時間実質ブロック時間
初回カウンセリング90分30分120分
継続カウンセリング50分20分70分
コーチングセッション60分15分75分
ショートセッション30分10分40分

バッファなしで予約を詰め込むと、遅延が連鎖して1日のスケジュールが崩壊します。対人支援の仕事は精神的な切り替えも必要なので、余裕を持った設計にしましょう。

Zoom・オンライン会議との連携

オンラインセッションが主流のカウンセリング・コーチングでは、Zoom URLの共有が欠かせません。

予約確認メールに Zoom のミーティングリンクを記載する運用が一般的です。まるっと予約の予約完了メールにセッション用のURLを含めておけば、クライアントは予約と同時にZoomの案内を受け取れます。

  • 予約確認メールにZoom URLを記載する
  • セッション前日にリマインドメールを送る
  • Zoomの待合室機能を有効にして秘匿性を確保する
  • 録画する場合は事前に同意を得る
オンラインセッションの設定イメージ

Shopify + まるっと予約での構築手順

ここからは、具体的な構築ステップを紹介します。

まるっと予約(YOYAKU) は、pepinが開発した Shopify 予約アプリです。日本語の管理画面・ストアフロント・サポートに対応しています。

Shopify開設
メニュー登録
予約設定
テスト・公開
  1. 1Shopifyアカウントを作成する
    Shopify公式サイトからアカウントを作成します。メールアドレスを入力して「無料体験をはじめる」をクリックし、業種は「サービス」を選択。ストア名は後から変更できるので、仮の名前でも大丈夫です。
  2. 2テーマを選んで基本設定をする
    テーマはサイトのデザインテンプレートです。無料テーマの Dawn はシンプルで表示も軽く、カウンセリング・コーチング系のサイトに向いています。テーマを選んだら、ロゴ・カラー・フォントを設定しましょう。落ち着いたトーンのカラーにすると、安心感のあるサイトに仕上がります。
  3. 3セッションメニューを商品として登録する
    Shopifyでは セッション=商品 として登録します。管理画面の「商品」→「商品を追加」から、タイトル(メニュー名)・説明文・料金を入力します。「配送が必要な商品です」のチェックは外してください。初回セッションと継続セッションは別々の商品として登録し、コレクション(カテゴリ)で整理します。
  4. 4まるっと予約をインストールして設定する
    Shopifyアプリストアからまるっと予約をインストールします。リソース(担当者)の登録、受付可能な時間帯の設定、バッファ時間の設定、キャンセルポリシーの設定を行います。事前決済を有効にしておくと、ノーショー対策になります。
  5. 5予約カレンダーをサイトに設置する
    Shopify管理画面の「オンラインストア」→「テーマ」→「カスタマイズ」から商品ページを開き、「ブロックを追加」でまるっと予約のブロックを選択します。クライアントはメニューを選んで空き日時を選択し、そのまま予約・決済を完了できます。
  6. 6テスト予約をして公開する
    公開前に必ずテスト予約を行いましょう。予約カレンダーの表示、確認メールの内容(Zoom URL含む)、決済の動作、管理画面への反映を確認します。問題なければ、パスワード保護を解除してサイトを公開します。

構築の基本的な流れは、サロン向けのガイドでも詳しく解説しています。

→ Shopifyでサロンの予約サイトを作る完全ガイド

メニュー・料金設計のコツ

メニュー構成は「迷わせない」ことが大切です。選択肢が多すぎると、クライアントは予約ページで手が止まってしまいます。

メニュー設計の参考例

メニュー所要時間料金目安
初回カウンセリング60分無料〜¥3,000
継続カウンセリング50分¥8,000〜¥12,000
コーチングセッション60分¥10,000〜¥20,000
ショートセッション(フォローアップ)30分¥5,000〜¥8,000

料金はあくまで一般的な目安です。地域、ターゲット層、提供する専門性によって大きく異なります。自分のポジショニングに合った価格設定をしましょう。

料金設計で意識したいこと

メリット
  • メニューは3〜5種類に絞る
  • 初回セッションは低価格または無料にして敷居を下げる
  • 継続セッション用のパッケージ(5回分など)を用意する
  • 料金はサイト上で明示する(問い合わせハードルを下げる)
デメリット
  • メニューが10種類以上ある(選べない)
  • 料金が「要相談」のみ(不安で予約しづらい)
  • 初回と継続の違いがわからない
  • オプション追加が複雑すぎる

ノーショー対策にはデポジットが有効

経済産業省が2018年に公表した 「No show対策レポート」 によると、飲食店における無断キャンセルの年間損失額は 推計約2,000億円 にのぼります。カウンセリング・コーチングも1対1のサービスである以上、ノーショーの影響は同じです。

2,000億円
無断キャンセルの年間損失額(飲食店・推計)
1%でも
セッション料の前払いで抑止効果あり

出典:経済産業省「No show対策レポート」

デポジットの具体的な設定方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。

→ Shopifyで予約時にデポジット(前払い)を受け取る方法

夕方のデスクで作業するイメージ

よくある質問

はい、問題なく使えます。Shopifyは物販のイメージが強いかもしれませんが、サービス販売にも対応しています。「配送が必要な商品です」のチェックを外して商品登録すれば、デジタルサービスとして予約・決済が完結します。

「対面カウンセリング 60分」「オンラインカウンセリング 60分」のように、それぞれを別の商品(メニュー)として登録するのがシンプルです。商品説明に場所やZoom URLの案内方法を記載しておけば、クライアントも迷いません。

Shopifyは PCI DSS に準拠した決済基盤を持ち、すべての通信がSSLで暗号化されています。クライアント情報はShopifyの管理画面内で安全に管理されます。予約内容や相談内容がサイト上に公開されることはありません。追加のプライバシーポリシーページを作成しておくと、クライアントの安心感がさらに高まります。

Shopifyでは「5回セッションパッケージ」などを1つの商品として販売できます。個別セッションの予約はまるっと予約で管理し、パッケージの残り回数は注文データと突き合わせて把握する運用です。

Shopify Basicプランが月額4,850円、まるっと予約の料金(Basic $29.99〜)が別途かかります。ポータルサイトへの掲載料と比べると、自分の予約サイトを持つコストは十分に見合うケースが多いです。最新の料金は Shopify公式サイトまるっと予約のアプリストアページ でご確認ください。

まとめ

カウンセリング・コーチングの予約管理は、LINEやメール、振込確認など、細かい作業の積み重ねで意外と時間が取られるものです。

オンライン予約を導入すれば、クライアントは24時間いつでも予約でき、事前決済でノーショーも防げます。何より、事務作業から解放されたぶんの時間を、セッションの質を高めることに使えます。

  • 24時間予約受付で、「相談したい」瞬間を逃さない
  • 事前決済でノーショーを防ぎ、売上を守る
  • 初回・継続セッションを分けた予約導線で迷わせない
  • バッファ時間の設定で、セッション品質を維持
  • Zoom URLの自動案内で、手動連絡の手間をゼロに

Shopify + まるっと予約なら、プログラミングの知識がなくても予約サイトを構築できます。まずは無料体験で触ってみて、自分のサービスに合うか確かめてみてください。

→ Shopifyでサロンの予約サイトを作る完全ガイド

→ Shopifyで予約時にデポジット(前払い)を受け取る方法

この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

カウンセリングコーチング予約システム導入ガイドまるっと予約
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SHIN

この記事の執筆者

SHIN

Pepin代表、Webエンジニアとして10年以上の経歴を持ち、
Shopifyアプリ・ストア開発 / webサービス開発 / メディア運営などマルチに活動。

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