Skip to content
Pepin
EC Operations2026-09-082026-09-1714分で読めます
ランキング人気商品アプリ比較

How to Choose a Shopify Ranking App: Why the Built-in Best-Selling Sort Fails You

How to Choose a Shopify Ranking App: Why the Built-in Best-Selling Sort Fails You
ランキングアプリを比較して選ぶイメージ

Shopifyのランキングアプリを比べる前に、標準の「ベストセラー順」が何をしているかを知っておくと判断が一気に速くなります。Shopifyヘルプセンターは、この並び替えを「その商品が含まれたこれまでの総注文数に基づいて、ベストセラー商品順に並べ替えます」と説明しています。つまり集計範囲はストア開設以来の全期間で、数えているのは販売個数ではなく注文数です。1注文で4個まとめ買いされた商品は「1」、1個ずつ4注文に分かれた商品は「4」と数えられます。週間や月間で売れ筋を出したいなら、この2つの制約を外せるアプリが要ります。

出典:Shopify ヘルプセンター — コレクションのレイアウトと並び替え

全期間
標準ベストセラー順の集計範囲
ストア開設以来の累計。ストアフロント側に期間指定のオプションはありません
総注文数
集計の単位
販売個数ではなく、その商品が含まれた注文の数
5つ
アプリを比べる判断軸
集計期間・集計指標・効果測定・コレクション対応・日本語サポート

わたし(SHIN)はShopifyアプリの開発者で、「まるっと売上ランキング」というランキングアプリを作っています。作りはじめたきっかけは、標準のベストセラー順では週間ランキングが組めないという、ただそれだけの不便でした。以下は、その開発中に注文データを触りながら確かめたことと、App Storeの各リスティングで確認できた事実を分けて書いています。

Shopifyのランキングアプリは、そもそも必要?

結論から言うと、次の3つのどれにも当てはまらないストアなら不要です。標準のベストセラー順で足ります。

  • 新商品を伸ばしたい — 全期間累計なので、古い定番が構造的に上位を占め続けます
  • 季節商材を扱っている — 夏物と冬物が同じ土俵で累計され、季節が変わっても順位が入れ替わりません
  • まとめ買いされる商材を扱っている — 個数ではなく注文数で並ぶため、実売とズレます

定番商品が数点で、年間を通して売れ方がほとんど変わらないストアであれば、月額を足してまでアプリを入れる理由はありません。逆に、上のどれかに当てはまっているのに標準のまま運用していると、ランキング枠が「一番売れている商品」ではなく「一番長く売られてきた商品」の指定席になります。

判断に迷ったら、管理画面の分析レポートで直近30日の売れ筋を出して、ストアフロントのベストセラー順と並べてみてください。上位5件の顔ぶれが一致していれば標準で足りています。3件以上入れ替わるなら、お客さまが見ているランキングは現在の売れ筋を映していません。

「ベストセラー順」は販売個数で並んでいる?

並んでいません。ここが最も誤解されている点で、しかも表示名からは想像しにくい挙動です。

商品A:1注文で4個
ギフトセットや業務用サイズなど、まとめ買いされる商材で起きやすいパターン。
販売個数 4個 / 注文数 1件 → ベストセラー順では「1」としてカウント
商品B:4注文で1個ずつ
単品購入が中心の商材。
販売個数 4個 / 注文数 4件 → ベストセラー順では「4」としてカウント

同じ4個が売れているのに、Bのほうが4倍高く評価されます。ギフトセット、消耗品のまとめ買い、業務用サイズ、セット割を用意している商品など、1注文あたりの個数が多い商材ほど標準のランキングでは不利です。

この挙動はわたしの推測ではありません。同じ仕様は他社アプリのリスティングでも明言されていて、Beast Best Sellersは「商品は注文された回数にもとづいてベストセラーと判定され、販売個数は考慮されない」と書いたうえで、販売個数と売上合計で集計し直す機能を売りにしています。つまり複数の開発元が、同じ制約を出発点にアプリを作っているということです。

出典:Shopify App Store — Beast Best Sellers

注文数ベースの集計

その商品を含む注文の数を数える方式。1つの注文の中で同じ商品が何個売れても「1」として数えます。販売個数ベース(売れた個数の合計)や売上金額ベースの集計とは、順位が一致しません。客単価の高い商品ほど、注文数ベースでは実力より低く出ます。

Shopifyの公式ドキュメントは何をどこまで書いている?

この点は正確に切り分けておきます。「Shopifyは何も説明していない」という書き方をしている記事を見かけますが、そうではありません。

公式に書かれているのは「全期間の総注文数で並ぶ」という一文です。ヘルプセンターのコレクション並び替えの項目に、ベストセラー順の定義として明記されています。あわせて、まだ1件も売れていないストアでは新しい商品から古い商品の順に並ぶ、という挙動も書かれています。

一方で、公式ドキュメントに書かれていないことのほうが多い、というのも事実です。わたしが自分のアプリを作りながら注文データ(Order API)を突き合わせて確認しようとして、公式の記述だけでは答えが出なかったのは次のような点でした。

  • キャンセル・返品された注文が、その後も総注文数に残り続けるのか
  • 下書き注文やテスト注文が集計に含まれるのか
  • 順位がどのくらいの間隔で再計算されるのか
  • 同じ注文の中で同じ商品が別の行に分かれた場合にどう数えられるのか

これらはストアの運用条件によって見え方が変わるため、わたしの環境で観測した結果をそのまま一般化して書くことはしません。断言できるのは、公式が定義しているのは「全期間・総注文数」という2点までで、その先の細部はストア側からは検証しづらいということです。

だからこそ、ランキングを施策として使いたいなら「何を根拠に並べているかを自分で決められる」ことに意味が出ます。並び順の根拠がブラックボックスのままだと、順位が動いたときにその原因を追えません。

Shopifyのランキングアプリはどう選ぶ?5つの判断軸

App Storeには国産・海外製あわせて複数のランキングアプリがありますが、見るべき軸は5つに絞れます。価格表を並べるのは、この5つを通したあとで構いません。

  1. 1

    集計期間を指定できるか

    週間・月間・直近30日など、期間を切って集計できるかを確認します。ここが最初の分かれ目です。標準のベストセラー順をそのまま見た目だけランキング風に変換するタイプのアプリでは、全期間累計という制約をそのまま引き継ぎます。見た目は整いますが、順位そのものは標準と同じものが出ます。デモやスクリーンショットではこの違いが見えないので、料金ページの機能一覧で「期間」という言葉が出てくるかを探してください。
  2. 2

    集計指標を選べるか

    販売個数・注文数・売上金額のどれで並べるかを選べるかどうか。まとめ買いされる商材なら販売個数、客単価を上げたいなら売上金額と、狙いによって適切な指標は変わります。1つの指標に固定されているアプリは、その指標が自店の売り方と合っているかどうかで評価が割れます。逆に言えば、合っているなら固定でも困りません。
  3. 3

    効果を測定できるか

    ランキングを設置した結果、そこから何件売れたのかを計測できるか。表示するだけのアプリと、ランキング経由の売上まで追えるアプリでは、運用の判断材料がまったく違います。計測機能がないアプリを選ぶ場合は、ランキング内のリンクにUTMパラメータを付けてGA4側で追う手当てを、導入と同時に決めておいてください。あとから付けると、比較する前後のデータが揃いません。
  4. 4

    コレクション別に出せるか

    ストア全体の総合ランキングだけでなく、カテゴリごとのランキングを出せるか。商品点数が多いストアほど、総合ランキングだけでは回遊につながりません。総合1位の商品はトップページですでに見られているので、コレクションページで同じ商品をもう一度見せても新しい発見になりません。商品点数が100を超えるなら、コレクション別対応は実質的な必須条件です。
  5. 5

    日本語で使えるか

    管理画面だけでなく、ヘルプドキュメントとサポート窓口まで日本語かどうか。ランキングアプリはテーマへの設置でつまずくことが多く、そこを問い合わせで解決するまでの時間が体験を左右します。海外製アプリは機能が充実している一方、時差の関係で1往復に1日かかることがあります。急ぎで設置したい事情があるなら、この軸の優先度は上がります。
5つの判断軸でアプリを比較する

候補を2〜3本に絞ったら、App Storeの料金表と機能一覧を必ず自分で確認してください。Shopifyアプリの価格とプラン構成は変更されることがあり、比較記事の数字は古くなっている場合があります。この記事も例外ではありません。以下の情報は2026年9月15日時点で各App Storeページを開いて確認したものです。

主要なShopifyランキングアプリの料金と機能は?

App Storeのリスティングで確認できた範囲だけを並べます。書いていない軸は、リスティングに記載がなかったか、実際に入れてみないと分からない項目です。

まず提供元と料金です。

アプリ提供元料金(月額)レビュー
ランクキングd2c-square.com$5.90〜$15.901件 ★5.0
リテリア Rankingリテリア$5.991件 ★3.0
Beast Best SellersBug Shall Not Pass$9.993件 ★5.0
Awesome RankingMeeFa$20件
お手軽ベストセラーUnReact$5.990件
まるっと売上ランキングPepinFree/$12・$290件

無料体験はランクキングが14日間、Beast Best Sellersが30日間、残りの4本が7日間です。ランクキングの$5.90・$11.90・$15.90という3段階は機能差ではなく対象商品数の区切りで、順にBasicが120点、Standardが400点、Proが2,000点まで。お手軽ベストセラーは年額$59.99にすると17%安くなります。無料プランがあるのはまるっと売上ランキングだけで、Awesome Rankingの無料枠は開発ストア限定です。

そのうえで、この記事で立てた5つの軸に当てはめたのが次の表です。

アプリ期間指定集計指標効果測定コレクション日本語
ランクキング3種確認できず
リテリア Ranking確認できず確認できず確認できず
Beast Best Sellers2種確認できず確認できず
Awesome Ranking確認できず確認できず確認できず
お手軽ベストセラー確認できず確認できず確認できず確認できず
まるっと売上ランキング自動

期間指定に○が付く3本の中身は同じではありません。ランクキングは7・30・60・90日の日付指定に加えて週・月・シーズン・年での指定ができ、「3月の販売ランキング」といった切り方もできます。Beast Best Sellersは固定期間と「直近X日」の2通り。まるっと売上ランキングは7〜90日の範囲です。集計指標の「3種」はランクキングの注文数・売上・販売個数、「2種」はBeastの販売個数・売上合計を指します。まるっと売上ランキングの効果測定はProプラン、コレクション別はBasic以上です。

「確認できず」は 非対応という意味ではありません。 App Storeのリスティングにその機能の記載が見つからなかった、というだけの意味です。とくに効果測定の列は6本中5本が空いていますが、これは「ランキングを置いたあとの数字を追う」という発想がまだアプリの訴求軸になっていない、という状態を映しています。候補を絞ったら、この列については開発元に直接確認してください。

表を横に見ると、期間指定と集計指標に記載がある3本(ランクキング・Beast・まるっと)が「独自に集計するタイプ」、記載がない3本(リテリア・Awesome・お手軽)が「コレクションの並び順を見た目のランキングに変換するタイプ」に分かれます。判断軸1で書いたとおり、後者は標準のベストセラー順が持つ全期間累計・注文数ベースという制約をそのまま引き継ぐので、季節商材や新商品を押し出したいストアでは順位が変わりません。逆に、定番が固定的で見た目だけ整えたいなら、$2から始められる選択肢があるということでもあります。

ランクキング:ベストセラー

集計指標を総注文数・売上・販売個数から選べて、期間もプリセット(7・30・60・90日)に加えてカスタム指定ができます。プランの違いは機能ではなく対象商品数で、Basicが120点、Standardが400点、Proが2,000点までという区切りです。商品点数が少ないストアなら最も安く始められる部類に入ります。日本製で、サポートは日本語と英語の両方に対応しています。

出典:Shopify App Store — ランキングアプリの決定版|ランクキング:ベストセラー

らくらくランキング表示アプリ|リテリア Ranking

ノーコードでコレクションをランキング表示にするタイプで、テーマエディタからリアルタイムでプレビューしながらデザインを調整できます。並び順はベストセラー順または手動で、リスティング上に集計期間を指定する記述は見当たりませんでした。Online Store 2.0のテーマ専用です。見た目を整えることが主目的で、集計ロジックを変えたいわけではないなら候補になります。

出典:Shopify App Store — らくらくランキング表示アプリ|リテリア Ranking

Beast Best Sellers

前述のとおり、標準の注文数ベースを販売個数と売上合計で置き換えることを正面から売りにしているアプリです。固定期間と「直近X日」の両方で集計できます。月額$9.99の単一プランで、無料トライアルが30日間と長いのが特徴です。対応言語は英語のみと記載されていて、日本語での案内は確認できませんでした。

Awesome Ranking

MeeFa, Inc.の日本製アプリで、月額$2と今回の6本で最も安い選択肢です。コレクションを指定するだけでタブ切り替え式のランキング表示が作れて、複数コレクションを選べば「カテゴリ別」「男女別」「予算別」といった出し分けができます。コード編集は不要で、テーマエディタからセクションとして追加します。Online Store 2.0対応。集計期間と集計指標についての記載はリスティングに見当たりませんでした。見た目のタブ切り替えを最小の費用で入れたい場合の候補です。

出典:ランキングを簡単に作成|Awesome Ranking(Shopify App Store)

シンプルランキング表示|お手軽ベストセラー

UnReact Inc.のアプリで、月額$5.99(年額$59.99)。あらかじめ作成したコレクションにランキングラベルを表示するタイプで、ラベルのデザインは4種類から選べます。日本語サポート対応と明記されています。こちらも集計期間・集計指標についての記載はなく、コレクション別ランキングを作れるかどうかもリスティングからは読み取れませんでした。ラベルを載せる用途に振り切った作りなので、順位の根拠を変えたい場合は候補から外れます。

出典:シンプルランキング表示|お手軽ベストセラー(Shopify App Store)

Awesome Rankingとお手軽ベストセラーはどちらもレビュー0件です。新しいアプリなのか、使われていないのかはリスティングからは分かりません。無料体験が7日間ずつ付いているので、本番テーマの複製で設置してから判断してください。

選ぶときの並べ方

6本を同じ表に並べても、比べる順番を間違えると結論が出ません。わたしなら次の順で落とします。

  1. 01

    期間指定ができるか

    できないものは、季節商材と新商品を持つストアの候補から外れます。
  2. 02

    商品点数の上限に引っかからないか

    対象商品数でプランが分かれるアプリは、ここで実質的な価格が決まります。
  3. 03

    コレクション別が要るか

    商品点数が多いなら必須。少ないなら総合ランキングだけで足ります。
  4. 04

    効果測定を内蔵で持つか

    GA4で代替する前提なら、内蔵は必須ではありません。
  5. 05

    日本語サポートが要るか

    設置でつまずいたときの解決速度が変わります。

月額の安いアプリと高いアプリは何が違う?

価格差はおおむね「表示するだけか、測定までするか」で説明がつきます。$2前後と$30前後の差は、機能の多寡というより、ランキングを飾りとして置くのか施策として回すのかという使い方の差です。

メリット
表示特化型($2〜$10前後)

設置がかんたんで、コレクションの並び順を見た目のランキングに変換します。定番商品が固定的なストアなら十分で、導入の手間も最小です。ただし集計ロジックが標準のままの製品では、全期間累計・注文数ベースという制約が残ります。安さだけで選ぶと、標準機能に装飾を足しただけの状態になることがあります。

デメリット
計測型($10〜$30前後)

独自に集計するため期間と指標を選べ、製品によってはランキング経由の売上まで追えます。設定項目が増える分、最初に決めることは多くなります。ランキングを置いたあとに改善を回す予定がないなら、この価格帯の機能は持て余します。

まるっと売上ランキングはどのタイプ?

計測型です。開発したのはわたしで、標準のベストセラー順では週間ランキングが作れないという課題から作りました。注文データを自前で集計しているので、標準の並び順とは独立して期間を切れます。

  • 表示期間 — 7〜90日の範囲で指定
  • 注文データからの自動集計(手動更新は不要)
  • コレクション別ランキング(Basic以上)
  • ランキング経由の売上・注文数・購入率の計測とA/Bテスト(Pro)
  • 管理画面・ヘルプ・サポートまで日本語

Free

$0 /月

ストア全体ランキングを1枠、上位5件まで。更新は週次です。まず置いて反応を見たい段階向け。

Basic

$12 /月

コレクション別ランキング、表示枠3つ、CSVでのデータ書き出し。カテゴリごとに出したい段階向け。

おすすめ

Pro

$29 /月

表示枠10、ランキング経由の売上・注文数・購入率の計測、ファネル分析、A/Bテスト。ランキングを施策として回す段階向け。

有料プランには7日間の無料体験が付いています。Freeプランがあるので、まず標準のベストセラー順と自動集計のランキングを並べて、順位がどれだけ入れ替わるかを確かめてから有料に上げる、という試し方ができます。

出典:Shopify App Store — まるっと売上ランキング|ベストセラー

→ まるっと売上ランキングをApp Storeで見る

導入前に決めておく5つのこと

アプリを入れてから悩むと、設定をいじるたびに順位が動いて、何が効いたのか分からなくなります。先に決めてしまうほうが速いです。

  • 何を根拠に並べるか(販売個数か、注文数か、売上金額か)
  • どの期間で切るか(週間で鮮度を出すか、月間で安定させるか)
  • どこに置くか(トップページか、コレクションページか、両方か)
  • 在庫切れ商品を除外するか(除外しないと1位がクリックできない事故が起きます)
  • 効果を何で判断するか(ランキング経由のクリック率か、売上か)

とくに最後の1つは、設置前に決めておかないと検証そのものが成立しません。設置後に「なんとなく売れている気がする」で終わる導入は、そのほとんどが計測の設計を後回しにしたケースです。

設置したあと、何を見て判断する?

全体のコンバージョン率だけを見ても、季節要因や広告の影響と区別できません。ランキングの効果は、次の3つに分けて見ると判断できます。

  • ランキング枠のクリック率 — 枠そのものが見られているか
  • ランキング経由の購入率 — 並べている商品が来訪者の関心と合っているか
  • ランキング経由の売上額 — 月額に見合っているか

1つ目はランキング枠そのもののクリック率で、これが低いなら置き場所か見せ方の問題です。2つ目はランキング経由で商品ページに来た人の購入率で、ここが低いなら並べている商品と訪問者の関心がずれています。3つ目はランキング経由の売上額で、最終的に月額に見合うかを判断するのはこの数字です。

アプリ側に計測機能がない場合は、ランキング内の商品リンクにUTMパラメータを付けてGA4で追う方法があります。手間はかかりますが、設置前に仕込んでおけば前後比較ができます。

検証のときは、ランキングの設定を1度に2つ以上変えないでください。期間と指標を同時に切り替えると、順位が動いた理由が特定できなくなります。まず期間だけを変えて2週間、次に指標だけを変えて2週間、という順で回すと判断がつきます。

よくある質問

作れません。コレクションの「ベストセラー順」はストア開設以来の全期間累計で、集計期間を指定するオプションはストアフロント側に用意されていません。管理画面の分析レポートでは期間を絞って売れ筋を確認できますが、その結果をそのままストアフロントの並び順に反映させる標準機能はありません。週間や月間で切りたい場合は、独自に集計するアプリを使うか、Liquidと外部データで自作する必要があります。

まとめ買いされる商材の評価が実売より低く出ます。たとえばギフトセットや消耗品のように1注文あたりの個数が多い商品は、同じ売上でも注文数が少なくなるため、ランキング上位に上がりにくくなります。セット販売やまとめ買い割引を用意しているストアほど、この差が効いてきます。逆に単品購入が中心のストアなら、注文数ベースでも実売との差は小さくなります。

多くのアプリはテーマエディタのブロックとして設置できるため、Liquidの編集は不要です。ただしテーマによってはブロックを差し込めるセクションが限られることがあります。またOnline Store 2.0のテーマだけに対応しているアプリもあるので、導入前に自分のテーマで設置したい位置にブロックを追加できるかを確認してください。無料トライアル中に、本番テーマの複製で試すのが安全です。

表示するだけなら運用できます。ただし無料プランは表示枠の数や表示件数、更新頻度に制限が付いていることが多く、コレクション別ランキングや効果測定は有料プランに置かれているのが一般的です。まず無料で標準の並び順との違いを確かめて、順位が実際に入れ替わるようなら有料に上げる、という順序が無駄がありません。

集計を自前で持っているかどうかです。Awesome Rankingのように月額$2で使えるアプリは、コレクションを指定してランキング風に見せる部分に振り切っています。App Storeのリスティングに集計期間や集計指標の記載がないタイプは、並び順の根拠が標準のベストセラー順のままである可能性が高く、全期間累計・注文数ベースという制約を引き継ぎます。一方、注文データから独自に集計するアプリは期間と指標を選べて、製品によってはランキング経由の売上まで追えます。見た目を整えたいだけなら安いほうで足ります。

決まった正解はありませんが、まずは上位5〜10件から始めるのが扱いやすいです。件数を増やすほど下位の商品はクリックされにくくなり、ページの読み込みも重くなります。商品点数が多い場合は総合ランキングを短くし、コレクション別ランキングを併用するほうが回遊につながります。

実装方法によります。ランキングの集計をアプリ側で事前に済ませておくタイプなら、ストアフロントで表示するのは商品情報だけなので影響は小さくなります。一方、ページを開くたびに外部へ問い合わせるタイプは表示が遅れることがあります。導入前後でPageSpeed Insightsのスコアを取っておくと、影響があったかどうかを後から判断できます。トライアル期間中に計測しておいてください。

まとめ

Shopifyの標準ベストセラー順は「全期間累計」と「総注文数ベース」という2つの制約を持ちます。これは公式ヘルプに書かれている仕様で、隠された挙動ではありません。この2つが自店の売り方と噛み合っているなら標準機能で十分ですし、噛み合っていないならアプリを検討する、というのが判断の順序です。

アプリを比べるときは、価格表よりも先に集計期間を指定できるかを見てください。ここが標準機能との実質的な差になります。そのうえで、商品点数の上限、コレクション別対応、効果測定の有無を順に確認すれば、候補は自然と1〜2本に絞れます。

まるっとシリーズのアプリ一覧Shopify App Storeで公開しているアプリをまとめて見られます。

→ まるっと売上ランキングを7日間無料で試す

この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

ランキング人気商品アプリ比較まるっと売上ランキング
Share
SHIN

この記事の執筆者

SHIN

Pepin代表、Webエンジニアとして10年以上の経歴を持ち、
Shopifyアプリ・ストア開発 / webサービス開発 / メディア運営などマルチに活動。

Start by telling us what is stuck.

App questions and broader Shopify questions are equally welcome. Nothing needs to be fully specified yet. We usually reply within two business days.