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Pepinby SHIN
Shopify2026-04-034分で読めます

How to Improve Shopify Site Search to Boost Sales

How to Improve Shopify Site Search to Boost Sales
ECサイトで商品を検索しているイメージ

「せっかくお客さんがストアに来てくれたのに、欲しい商品が見つからずに帰ってしまう」

ECサイトを運営していると、こういう"見えない離脱"が思った以上に多いことに気づきます。特にサイト内検索は、お客さんが「買いたい」という意思を持って使う機能です。ここがうまく機能していないと、売上に直結するチャンスを逃していることになります。

わたしが以前ストアを運営していたとき、検索窓から商品を探しているお客さんのコンバージョン率を分析したことがあります。
結果は、検索を使わないお客さんと比べてCVRがかなり高い傾向にありました。 検索から購入する方は目的意識が高く、ストアの中でもっとも"購入に近い"導線なんです。

2〜3倍
検索ユーザーのCVR
非検索ユーザーと比較したコンバージョン率の差
30%
EC利用者の検索利用率
サイト内検索を使う訪問者の割合
68%
検索体験が不満で離脱
検索結果に不満を感じて離脱するユーザーの割合

出典:Econsultancy - Site Search SurveyBaymard Institute - E-Commerce Search UX

Shopifyデフォルト検索の限界

Shopifyの標準検索は、英語ストアにはそこそこ使えます。ただ、日本語ストアとなると話が変わります。

メリット
商品名・説明文からのキーワード検索、基本的なフィルタリング、Search & Discovery アプリとの連携
デメリット
日本語の表記ゆれに非対応(ひらがな・カタカナ・漢字の違いを認識できない)、リアルタイムサジェストが標準で未搭載、0件ヒット時のフォローがない、部分一致の精度が低い

たとえば「ソファ」と「ソファー」、「鞄」と「かばん」と「カバン」。人間にとっては同じ商品を指していても、Shopifyの標準検索ではヒットしないケースがあります。

日本語は、ひらがな・カタカナ・漢字・送り仮名のバリエーションが多い言語です。この 表記ゆれ の問題を放置していると、お客さんは「この店に欲しい商品がない」と誤解して離脱してしまいます。

「商品は登録しているのに、検索しても出てこない」という問い合わせがお客さんから来たら要注意です。表面上は見えにくい問題ですが、検索の裏側で機会損失が起きている可能性があります。

サイト内検索を改善する5つのポイント

では、具体的に何をすればいいのか。改善すべき5つのポイントを優先度順にまとめました。

  1. 1

    表記ゆれ・類語に対応する

    日本語ストアで最も重要な改善ポイントです。「Tシャツ」「ティーシャツ」「tシャツ」のどれで検索しても同じ商品がヒットするようにします。

    標準機能だけでは、商品タグや説明文にすべてのバリエーションを手動で登録するしかありません。商品数が増えると現実的ではなくなります。

    検索アプリを導入して、自動で表記ゆれを吸収できる仕組みを整えるのが効率的です。

  2. 2

    リアルタイムサジェストを導入する

    お客さんが検索窓に文字を入力した瞬間から、候補を表示する機能です。これがあるだけで、検索の完了率が大きく上がります。

    Amazonや楽天を使い慣れたお客さんにとって、サジェストがないのは不便に感じるポイントです。「このストア、使いにくいな」という印象につながります。

  3. 3

    0件ヒット(ゼロマッチ)対策をする

    検索結果が0件のとき、「該当する商品がありません」とだけ表示して終わりにしていませんか。

    0件ヒットは、お客さんが離脱するもっとも大きなきっかけです。代わりに おすすめ商品人気商品 を表示したり、「〇〇で再検索してみてください」と提案するだけで、離脱率を下げられます。

  4. 4

    フィルター・絞り込み機能を充実させる

    検索結果が多すぎると、お客さんは目当ての商品にたどり着けません。価格帯、カラー、サイズ、カテゴリなどで絞り込めるフィルターを用意しましょう。

    Shopifyの Search & Discovery アプリ(無料)を使えば、基本的なフィルターは設定できます。

  5. 5

    検索結果の見せ方を最適化する

    検索結果ページのレイアウトも重要です。商品画像を大きく表示する、価格を目立たせる、在庫切れ商品を下位に表示するなど、お客さんが「これだ」と判断しやすいデザインにします。

検索結果をフィルタリングするイメージ

改善の効果をどう測定するか

検索改善の効果は、Shopify管理画面とGoogle Analyticsで追跡できます。

  • 検索利用率(全セッションに占める検索セッションの割合)
  • 検索後のコンバージョン率(検索を使ったユーザーの購入率)
  • 0件ヒット率(検索結果がゼロだった割合)
  • 検索離脱率(検索後にサイトを離れたユーザーの割合)
  • よく検索されるキーワードTOP20

特に 0件ヒット率 は見逃しやすい指標です。この数字が高いほど、お客さんが欲しい商品を見つけられていないことを意味します。改善前後で比較すると、施策の効果が見えやすくなります。

出典:Algolia - E-Commerce Search Benchmark

わたしが「まるっと検索」を作った理由

わたしがShopifyストアを運営していたとき、日本語の検索問題にずっと悩まされていました。

「ソファ」で検索してもヒットしない。「ソファー」なら出る。お客さんからの問い合わせで初めて気づくこともありました。商品タグに表記バリエーションをひたすら登録する作業は、商品数が増えるほど限界があります。

既存の検索アプリもいくつか試しました。ただ、海外製のアプリは英語の検索には強くても、日本語の表記ゆれには根本的に対応できていないものがほとんどでした。

「ないなら作ろう」と思い、現在 日本語に強い検索エンジン を開発しています。ひらがな・カタカナ・漢字の自動変換、送り仮名の揺れ、全角・半角の統一。日本語ストアが抱える検索の課題を根っこから解決するために、 まるっと検索 というShopifyアプリを開発中です。

まるっと検索は、日本語の表記ゆれを検索エンジンのレベルで自動処理する設計です。ストアオーナーが商品タグを手動で追加する必要はありません。「ソファ」「ソファー」「sofa」のどれで検索しても、同じ商品がきちんとヒットする検索体験を目指しています。近日公開予定です。

標準検索は単純なキーワードマッチが中心です。まるっと検索は、日本語に特化した形態素解析とカナ変換を組み込む設計のため、表記ゆれを自動で吸収します。リアルタイムサジェストや0件ヒット時のフォールバック表示にも対応予定です。

現在開発の最終段階です。公開時期が決まり次第、このブログやXでお知らせします。

まとめ

サイト内検索は、ECサイトの売上を左右する"最重要な機能"です。

検索を使うお客さんは「買いたい」という明確な意思を持っています。その意思に応える検索体験を提供できれば、CVRは確実に改善します。

まずは自分のストアで「ひらがなで検索」「カタカナで検索」「漢字で検索」を試してみてください。同じ商品がすべてヒットしなければ、そこに改善の余地があります。

まるっと検索の公開についてはこのブログで改めてお知らせします。

この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

SHIN

この記事の執筆者

SHIN

Pepin代表。Shopifyアプリ「まるっと予シリーズ」開発者。Webエンジニアとして10年以上の経歴。
Shopifyアプリ開発・ストア構築 / webサービス開発 / メディア運営 / ストリーマーとしてマルチに活動。

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