How to Improve Shopify Site Search to Boost Sales

2026年8月更新: 「まるっと検索」のProプランにレビュー機能が加わりました。レビューの収集・表示・返信に加え、検索結果の星評価・件数表示、レビュー評価フィルター、公開レビューを検索精度の補助シグナルとして使う検索連動に対応しています。
「せっかくお客さんがストアに来てくれたのに、欲しい商品が見つからずに帰ってしまう」。ECサイトでは、こういう"見えない離脱"が思った以上に多く発生しています。
サイト内検索は、お客さんが「買いたい」という意思を持って使う機能。ここが機能していないと、売上に直結するチャンスを逃していることになります。この記事では、Shopifyの検索ソリューションを比較しながら、最適な検索改善の方法を解説します。
出典:Econsultancy - Site Search Survey、Baymard Institute - E-Commerce Search UX
Shopifyの検索ソリューション比較
Shopifyストアで使える検索ソリューションを4つの軸で比較します。
| 項目 | Shopify標準検索 | Search & Discovery | まるっと検索 | 海外製アプリ |
|---|---|---|---|---|
| 料金 | 無料 | 無料 | $29.99/月〜 | アプリによる |
| 日本語表記ゆれ対応 | 非対応 | 非対応 | 対応 | 一部のみ |
| リアルタイムサジェスト | なし | なし | 対応 | 対応 |
| 0件ヒット対策 | なし | なし | 対応 | 対応 |
| フィルター・絞り込み | 基本的 | 充実 | 対応 | 充実 |
| レビュー収集・検索連動 | なし | なし | Proで対応 | アプリによる |
| セットアップ | 不要 | かんたん | かんたん | やや複雑 |
| 日本語対応 | 一部 | 一部 | 完全 | 英語中心 |
各ソリューションの詳細
Shopify標準検索
Shopifyに最初から搭載されている検索機能です。英語ストアにはそこそこ使えますが、日本語ストアでは致命的な課題があります。
Search & Discovery(Shopify公式アプリ)
Shopifyが提供する無料の検索・商品発見アプリ。フィルターやおすすめ商品の設定に強みがあります。
まるっと検索(日本語特化)
わたしが開発・提供している、日本語に強い検索アプリです。ひらがな・カタカナ・漢字、全角・半角、ローマ字入力などの違いを正規化し、商品・ブログ記事・固定ページを横断検索します。
Proでは、検索結果の商品カードに星評価とレビュー件数を表示し、左側のフィルターからレビュー評価で絞り込めます。公開レビューの評価と件数は検索精度の補助シグナルとしても使われるため、レビューが「商品ページで読む情報」だけでなく、「信頼できる商品を見つける導線」として働きます。

海外製検索アプリ(Algolia、Searchanise等)
英語圏で実績のある検索アプリ。高機能だが、日本語対応は限定的なケースが多い。
サイト内検索を改善する6つのポイント
どのソリューションを選んでも、押さえるべきポイントは共通しています。
- 1
表記ゆれ・類語に対応する
日本語ストアで最も重要な改善ポイントです。「Tシャツ」「ティーシャツ」「tシャツ」のどれで検索しても同じ商品がヒットするようにします。 - 2
リアルタイムサジェストを導入する
お客さんが文字を入力した瞬間から候補を表示する機能。Amazonや楽天を使い慣れたお客さんにとって、サジェストがないのは不便に感じるポイントです。 - 3
0件ヒット(ゼロマッチ)対策をする
検索結果が0件のとき、おすすめ商品や人気商品を表示したり、「〇〇で再検索してみてください」と提案するだけで離脱率を下げられます。 - 4
フィルター・絞り込み機能を充実させる
検索結果が多すぎると、お客さんは目当ての商品にたどり着けません。価格帯、カラー、サイズなどで絞り込めるフィルターを用意しましょう。 - 5
検索結果の見せ方を最適化する
商品画像を大きく表示する、価格を目立たせる、在庫切れ商品を下位に表示するなど、お客さんが「これだ」と判断しやすいデザインにします。 - 6
レビューを検索の判断材料にする
商品カードに星評価と件数を表示し、評価で絞り込めるようにします。レビューの評価や件数を検索精度の補助シグナルに使うと、信頼されている商品へたどり着きやすくなります。
改善効果の測定
検索改善は、全体CVRの推定値だけで判断せず、自社ストアの「0件検索率」「検索後の商品クリック率」「検索利用者の購入率」を改善前後で比較してください。まず0件検索の上位20語を直すと、改善対象を具体化できます。
- 検索利用率(全セッションに占める検索セッションの割合)
- 検索後のコンバージョン率(検索を使ったユーザーの購入率)
- 0件ヒット率(検索結果がゼロだった割合)
- 検索離脱率(検索後にサイトを離れたユーザーの割合)
- よく検索されるキーワードTOP20
結論: こんなストアにはこの検索
無料 / Shopify公式 / フィルター充実 / 日本語表記ゆれ非対応
高機能 / 大規模対応 / 英語中心 / 月額$20〜
日本語特化 / 表記ゆれ自動対応 / サジェスト / 0件ヒット対策 / レビュー検索連動(Pro)
まずは自分のストアで「ひらがなで検索」「カタカナで検索」「漢字で検索」を試してみてください。同じ商品がすべてヒットしなければ、そこに改善の余地があります。
インストール後は、テーマのアプリ埋め込みを有効にし、代表的な商品名をひらがな・カタカナ・ローマ字で検索してください。検索分析に0件検索が蓄積されたら、Proの同義語・検索リダイレクト・商品ブーストで改善できます。レビューを運用するストアでは、星評価表示と評価フィルターも有効にし、検索から購入判断までを一つの体験として整えましょう。



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