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Pepinby SHIN
Shopify2026-04-046分で読めます

他社ECからShopifyへの移行完全ガイド — 手順・注意点・失敗しないコツ

他社ECからShopifyへの移行完全ガイド — 手順・注意点・失敗しないコツ
ECプラットフォーム移行の意思決定イメージ

「今のECプラットフォームに限界を感じているけど、移行って大変そう」

BASE、STORES、カラーミーショップなどの国内ECサービスを使っていて、そんなモヤモヤを抱えている方は少なくないと思います。

売上が伸びてくると、手数料の重さ、デザインの制約、分析機能の物足りなさが気になり始めるものです。とはいえ、ECサイトの引っ越しは商品データや顧客情報、SEO評価など「守るべきもの」が多く、気軽には踏み切れません。

この記事では、他社ECプラットフォームからShopifyへ移行するための 具体的な手順と注意点 をまとめました。データ移行からURLリダイレクト、テスト、公開日の段取りまで、つまずきやすいポイントを網羅しています。

本記事は移行の一般的な手順をまとめたガイドです。ストアの規模や利用中のプラットフォームにより細部は異なります。不安な場合は Shopify Expert への相談も検討してみてください。

なぜ今、Shopifyへの移行が増えているのか

国内EC市場は拡大を続けていますが、事業のフェーズが変わると最適なプラットフォームも変わります。移行を検討する代表的な理由を整理しておきます。

数百万店舗以上
Shopify導入ストア数(全世界)
2024年時点。175か国以上で利用されるグローバルECプラットフォーム。

出典:Shopify 公式ブログ(2025年閲覧)

  1. 01

    手数料の最適化

    売上が月30万円を超えてくると、BASEの決済手数料(3.6%+40円)+サービス利用料(3%)の合計は大きな負担に。Shopify Paymentsなら 3.4% のみで済みます。
  2. 02

    デザイン・ブランディングの自由度

    無料・有料あわせて200種類以上のテーマから選べ、Liquid言語でのカスタマイズも可能。ブランドの世界観を妥協なく表現できます。
  3. 03

    越境ECとマルチチャネル

    英語・多通貨対応が標準装備。Instagram・TikTok・Amazonとの連携もスムーズで、販路を広げやすい構造になっています。
  4. 04

    アプリエコシステムの豊富さ

    Shopify App Storeには13,000以上のアプリが揃い、CRM・マーケティング・物流連携など、事業の成長に合わせて機能を足せます。

移行の全体像:7つのステップ

EC移行は「えいやっ」で進めると事故の元です。まずは全体の流れを把握してから、ひとつずつ進めていきましょう。

  1. 1

    移行計画を立てる

    移行対象のデータ範囲・スケジュール・担当者を決めます。並行運用の期間も含めて2〜4週間が目安です。
  2. 2

    Shopifyストアを開設・基本設定

    無料体験に登録し、ドメイン接続・決済設定・特定商取引法表記などを済ませます。
  3. 3

    商品データを移行する

    旧プラットフォームからCSVエクスポートし、Shopifyのフォーマットに変換してインポートします。
  4. 4

    顧客・注文データを移行する

    顧客情報や注文履歴をCSVで移行。メールアドレスの重複チェックは必須です。
  5. 5

    URLリダイレクトを設定する

    旧サイトの商品URLから新サイトへの301リダイレクトを設定し、SEO評価を引き継ぎます。
  6. 6

    テーマ設定とアプリ導入

    テーマのカスタマイズ、必要なアプリのインストールと設定を行います。
  7. 7

    テスト・公開・旧サイト停止

    テスト注文でフロー確認後、DNSを切り替えて本番公開。旧サイトは並行運用後に停止します。
移行チェックリストのイメージ

ステップ1:移行計画を立てる

移行の成否は 計画の質 で8割決まります。いきなりデータを触り始めるのではなく、まず全体像を整理しましょう。

  • 移行対象データの洗い出し(商品・顧客・注文・ブログ記事)
  • 現在のサイトのURL一覧を取得(リダイレクト用)
  • 移行スケジュールの策定(2〜4週間が目安)
  • 並行運用期間の決定(1〜2週間推奨)
  • 関係者への周知と役割分担

移行スケジュールは、 セール時期やキャンペーン期間を避けて 設定するのがコツです。売上が落ち着く時期を狙うことで、万が一のトラブルの影響を最小限にできます。

ステップ2:Shopifyストアの開設

Shopify公式サイト から無料体験を始められます。管理画面に慣れる時間も含めて、本格的なデータ移行の前にアカウントを作っておくのがおすすめです。

開設時に設定しておきたい項目はこちらです。

  • ストア名・ストアURLの設定
  • 独自ドメインの接続
  • Shopify Payments の有効化
  • 配送料・税率の設定
  • 特定商取引法に基づく表記の入力
  • プライバシーポリシーの設定

ステップ3:商品データの移行

商品データの移行はEC移行のなかでも最も手間がかかるパートです。丁寧に進めましょう。

  1. 移行2週間前

    旧プラットフォームでCSVエクスポート

    BASE・STORES・カラーミーショップそれぞれの管理画面から商品データをCSV形式でダウンロードします。
  2. 移行10日前

    CSVフォーマットの変換

    Shopifyの 商品CSVテンプレート に合わせてカラム名や形式を変換します。バリエーション(サイズ・カラー)の構造が異なるため注意が必要です。
  3. 移行1週間前

    商品画像の整理

    旧プラットフォームから画像を一括ダウンロードし、Shopifyにアップロードするか、画像URLをCSVに含めて自動取得させます。
  4. 移行5日前

    Shopifyにインポート・確認

    管理画面の「商品管理」→「インポート」からCSVをアップロード。価格・在庫数・バリエーションが正しく反映されているか全品チェックします。

商品説明のHTMLタグは、プラットフォームごとに独自タグが混在していることがあります。インポート後に表示崩れがないか、 必ずプレビューで目視確認 してください。

ステップ4:顧客・注文データの移行

顧客データは、リピーター施策やメルマガ配信の土台になる大切な資産です。

Shopifyの 顧客インポート機能 を使ってCSVで取り込めます。メールアドレスをキーにした重複チェックが自動で行われるため、既存顧客との統合もスムーズです。

注文履歴の完全移行は、標準機能だけでは難しい場合があります。過去の注文データを引き継ぎたい場合は、 Shopify TransporterMatrixify などの移行専用アプリの利用を検討してください。

ステップ5:URLリダイレクトでSEOを守る

EC移行で 最も見落とされやすく、ダメージが大きい のがURLの変更です。

旧サイトの商品ページがGoogleにインデックスされている場合、URLが変わるとその評価がリセットされてしまいます。必ず301リダイレクトを設定しましょう。

301リダイレクト

旧URLにアクセスしたユーザーとGoogleのクローラーを、新URLに恒久的に転送する仕組みです。SEO評価の大部分を新URLに引き継ぐことができます。

Shopifyでは管理画面の「オンラインストア」→「メニュー」→ URLリダイレクト から設定できます。商品数が多い場合はCSVで一括登録も可能です。

最大60%減
リダイレクト未設定時のSEO影響
URLリダイレクトなしでサイト移行した場合、オーガニック流入が大幅に減少するケースがある。

出典:Google Search Central - サイト移転(2025年閲覧)

ステップ6:テーマ設定とアプリ導入

Shopifyのテーマは Shopify Theme Store から選べます。無料テーマでも十分な品質がありますが、ブランドの世界観を重視するなら有料テーマも検討の価値ありです。

移行時に入れておきたい定番アプリをピックアップしました。

Klaviyo
メールマーケティング・CRM
Judge.me
レビュー収集・表示
Search & Discovery
サイト内検索の最適化
配送日時指定
日本向け配送で必須
Translate & Adapt
多言語対応
Google & YouTube
広告・アナリティクス連携

アプリは最初から入れすぎず、 必要最小限からスタートする のがおすすめです。アプリが多いとサイト表示速度に影響するため、効果を見ながら追加していく方が健全です。

ステップ7:テストと公開

いよいよ最終段階です。ここで手を抜くと、公開直後にトラブルが発生します。

  • テスト注文で購入フロー全体を確認(カート→決済→確認メール)
  • スマートフォン表示の確認(全ページ)
  • 商品ページの価格・在庫数・バリエーションが正しいか
  • URLリダイレクトが正しく動作するか
  • お問い合わせフォームの送受信テスト
  • Google Analytics・Search Consoleの接続確認
  • SNS・メルマガでの告知準備
チェック完了のイメージ

テストが完了したら、DNS切り替えで本番公開です。旧サイトは1〜2週間の並行運用を経てから停止しましょう。

よくある質問

商品数や移行するデータの範囲によりますが、一般的には 2〜4週間 が目安です。商品数が100点以下で注文履歴の移行が不要な場合は、1〜2週間で完了するケースもあります。余裕をもったスケジュールを組むのがおすすめです。

はい、並行運用が可能です。Shopify側の準備が整うまでは旧サイトで通常どおり運営し、切り替え後も1〜2週間は旧サイトを残しておくと安心です。DNS切り替え後は旧サイトに「新サイトへ移転しました」の案内を表示しておきましょう。

はい、独自ドメインをそのままShopifyに接続できます。DNS設定を変更するだけなので、お客さまから見たURLは変わりません。ドメインのSEO評価もそのまま引き継がれます。

BASEは決済手数料3.6%+40円に加えてサービス利用料3%がかかるため、実質 約6.6%+40円 です。Shopify Paymentsは 3.4%(ベーシックプラン)で、月商50万円の場合、年間で 約19万円の差 になります。

CSVインポート時に画像URLを指定すれば、Shopifyが自動で取得してくれます。ただし、旧プラットフォームを解約すると画像URLが無効になるため、 解約前にインポートを完了させる か、ローカルにダウンロードしておく必要があります。

まとめ

ECプラットフォームの移行は確かに手間がかかりますが、正しい手順で進めれば大きなトラブルなく完了できます。

ポイントは3つです。

  1. 01

    計画が8割

    いきなりデータを触らず、まず移行計画とスケジュールを立てる
  2. 02

    SEOを絶対に守る

    URLリダイレクトの設定は最優先。ここを怠ると集客力が大幅にダウンします
  3. 03

    テストを省略しない

    テスト注文、スマホ表示、リダイレクト確認。公開前のチェックが事故を防ぎます

Shopifyは月額$25から始められ、事業の成長に合わせてプランを上げていける柔軟な設計です。まずは無料体験でストアを作ってみて、移行のイメージをつかむところから始めてみてはいかがでしょうか。

→ Shopifyの無料体験を始める

BASEやSTORESとの比較を詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

→ BASE vs Shopify 徹底比較(2026年版)

→ STORES vs Shopify 徹底比較(2026年版)

この記事はShopify予約アプリ「まるっと予約」の開発元であるPepinが執筆しています。

SHIN

この記事の執筆者

SHIN

Pepin代表、Webエンジニアとして10年以上の経歴を持ち、
Shopifyアプリ・ストア開発 / webサービス開発 / メディア運営などマルチに活動。

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