How to Create Landing Pages on Shopify Without Code
「広告を出しているのに、なかなか購入につながらない」
Shopifyストアを運営していて、そんなもどかしさを感じている方は多いのではないでしょうか。広告やSNSから流入したお客さんが、トップページで迷って離脱してしまう。これは珍しいことではありません。
その解決策のひとつが LP(ランディングページ) です。特定の商品やキャンペーンに特化した1枚完結のページを用意することで、訪問者の行動を「購入」に集中させることができます。
この記事では、Shopifyで コードを書かずにLPを作る方法 を3つ紹介します。アプリの選び方から、CVRを高めるページ構成のコツまで、実践的にまとめました。
そもそもLP(ランディングページ)とは?
- LP(ランディングページ)
広告やSNSなどから流入したユーザーが最初に「着地(Landing)」するページのこと。通常のショップページとは異なり、特定の商品・キャンペーン・目的にフォーカスした1ページ完結型の構成が特徴です。ナビゲーションを最小限にし、購入やお問い合わせなどひとつのアクションに誘導します。
通常の商品ページとLPの違いを整理すると、こうなります。
| 項目 | 通常の商品ページ | ランディングページ |
|---|---|---|
| 目的 | 商品情報の網羅的な提供 | 特定のアクション(購入・登録)に集中 |
| ナビゲーション | ヘッダー・フッター・サイドバーあり | 最小限または非表示 |
| 構成 | サイト全体のデザインに準拠 | 独自のストーリー設計 |
| 流入元 | 検索・回遊 | 広告・SNS・メール |
| CVR(コンバージョン率) | 平均 1.4〜2.0% | 平均 4.2〜6.6% |
出典:Shopify - Landing Page Conversion Rate Benchmarks、Shopify - Landing Page Statistics
つまり、同じ広告費をかけても、遷移先がLPかトップページかで成果が数倍変わる可能性があるということです。広告を出すなら、専用のLPを用意するのはもはや必須といえます。
ShopifyでLPを作る3つの方法
ShopifyでLPを作るには、大きく3つのアプローチがあります。
- 1
方法1:LP作成アプリを使う(おすすめ)
PageFlyやGemPagesなど、ドラッグ&ドロップでLPを構築できる専用アプリを使う方法です。コード不要で、テンプレートから高品質なページをすぐに作れます。自由度が高く、A/Bテストにも対応しているアプリが多いのが強みです。
- 2
方法2:Shopifyの標準機能で作る
Shopifyのテーマエディタ(カスタマイズ画面)を使い、固定ページとしてLPを作成する方法です。追加費用はかかりませんが、デザインの自由度はテーマに依存します。シンプルなLPであれば十分対応できます。
- 3
方法3:Liquidコードでカスタム作成
Shopifyのテンプレート言語「Liquid」を使い、完全オリジナルのLPをコーディングする方法です。自由度は最大ですが、HTML/CSS/Liquidの知識が必要です。開発者がいるチーム向けの選択肢です。
この記事では、もっとも現実的で成果が出やすい 方法1(アプリ活用) と 方法2(標準機能) に絞って解説します。
方法1:LP作成アプリで本格ページを作る
LP作成アプリの最大のメリットは、コーディング不要でプロレベルのページが作れることです。テンプレートを選び、要素をドラッグ&ドロップで配置するだけ。広告運用と並行して、スピーディにページを量産できます。
おすすめアプリ3選
Shopifyで利用できる主要なLP作成アプリを比較しました。
| アプリ名 | 月額料金 | 無料プラン | レビュー評価 | 日本語対応 | A/Bテスト |
|---|---|---|---|---|---|
| PageFly | $24〜$99 | あり(1ページ) | 4.9 / 5(11,900件以上) | あり | あり |
| GemPages | $29〜$199 | あり(1ページ) | 4.9 / 5(4,800件以上) | 一部あり | なし |
| らくらく画像LP(リテリア Easy LP) | $9.99 | あり | 4.9 / 5 | 完全日本語 | なし |
出典:Shopify App Store(2026年4月時点)
はじめてLPを作るなら、 PageFly がおすすめです。無料プランでも全機能が使え、テンプレートは70種類以上。A/Bテスト機能も搭載されているので、ページの効果検証まで1つのアプリで完結します。英語が不安な方は、日本語完全対応の リテリア Easy LP も良い選択肢です。
PageFlyでLPを作る手順
もっとも人気の高いPageFlyを例に、LP作成の流れを解説します。
- 01
アプリをインストール
Shopify App Store からPageFlyを検索し、「アプリを追加」をクリック。無料プランで始められます。
- 02
新しいページを作成
PageFlyのダッシュボードから「Create New Page」を選択。ページタイプは「Landing Page」を選びます。
- 03
テンプレートを選ぶ
70種類以上のテンプレートから、目的に合ったものを選択。商品販売用、リード獲得用、キャンペーン用など、カテゴリ別に整理されています。
- 04
コンテンツを編集
ドラッグ&ドロップエディタで、テキスト・画像・ボタン・動画などを配置。ブランドカラーやフォントもワンクリックで変更できます。
- 05
公開して広告と連携
「Publish」ボタンでページを公開。生成されたURLを広告のリンク先に設定すれば完了です。
方法2:Shopify標準機能でシンプルLPを作る
アプリを増やしたくない場合、Shopifyの標準機能だけでもシンプルなLPは作れます。
- 01
固定ページを作成
Shopify管理画面から オンラインストア → ページ → ページを追加 で新しいページを作成します。
- 02
テーマエディタでカスタマイズ
オンラインストア → テーマ → カスタマイズ を開き、上部のプルダウンから作成したページを選択。セクションを追加してレイアウトを組みます。
- 03
不要なナビゲーションを非表示に
LP用のテンプレートを作成し、ヘッダーやフッターのナビゲーションを非表示に設定します。これにより、ユーザーの離脱を防ぎ、アクションに集中させることができます。
標準機能で作るLPは、テーマの制約を受けます。セクションの種類や並び順の自由度はテーマ次第です。Dawn などの無料テーマでも基本的なLPは作れますが、凝ったデザインや動的な要素が必要な場合はアプリの利用を検討してください。
CVRを高めるLPの構成テンプレート
LPの「見た目」よりも大切なのが 構成(ストーリー設計) です。どんなに美しいページでも、情報の順番が間違っていれば成果は出ません。
ここでは、EC向けLPで効果の高い 新PASONAの法則 に沿った構成テンプレートを紹介します。
- 1
Problem(問題提起)
「こんなお悩みありませんか?」でターゲットの課題を言語化。ファーストビューで「これはわたしのことだ」と思わせることが最重要です。
- 2
Affinity(親近感)
「わたしも同じ悩みを抱えていました」と共感を示す。お客様の声や体験談を入れると効果的です。
- 3
Solution(解決策)
商品・サービスがどう問題を解決するかを具体的に提示。画像や動画で「使っているシーン」を見せましょう。
- 4
Offer(提案)
価格、特典、セット内容を明確に。「今だけ送料無料」「初回限定20%OFF」など、行動を後押しするオファーを入れます。
- 5
Narrowing(絞り込み)
「期間限定」「先着100名」など、希少性や緊急性で購入の決断を促します。ただし、嘘の希少性は信頼を損なうので注意してください。
- 6
Action(行動)
購入ボタンを目立つ位置に配置。「カートに入れる」「今すぐ購入」など、次のアクションが一目でわかるCTAを設置します。
LPに入れるべき要素チェックリスト
- ファーストビューに商品画像+キャッチコピー+CTAボタン
- ターゲットの悩みに共感するセクション
- 商品の特徴を「ベネフィット」で伝える(機能説明だけにしない)
- お客様の声・レビュー(社会的証明)
- よくある質問(FAQ)で不安を解消
- 送料・返品ポリシーを明記(購入障壁を下げる)
- CTAボタンをページ内に複数配置(最低3箇所)
- スマホでの表示確認(モバイルファースト)
Shopifyストアのモバイルからの購入CVRは平均1.2%、デスクトップは1.9%と差があります。LPは必ずスマホ表示を優先して確認しましょう。とくにCTAボタンのサイズと位置は、親指で押しやすいかをチェックしてください。
出典:Shopify Conversion Rate Statistics
LP運用で成果を出すための3つのコツ
LPは「作って終わり」ではありません。公開後の運用で差がつきます。
1. A/Bテストを必ず行う
ファーストビューの画像、キャッチコピー、CTAボタンの色など、ひとつずつ要素を変えてテストしましょう。PageFlyにはA/Bテスト機能が内蔵されているので、アプリ内で完結できます。
A/Bテストで最初に試すべきは ファーストビューのキャッチコピー です。訪問者の約50%はファーストビューで離脱するといわれています。ここの訴求を変えるだけで、ページ全体のCVRが大きく動くことがあります。
2. 広告とLPのメッセージを一致させる
広告で「送料無料」と訴求しているのに、LPにその情報がないと離脱率が上がります。広告のクリエイティブとLPのファーストビューは、同じキーワード・同じトーンで統一してください。
3. ページ表示速度を最適化する
画像は必ず圧縮し、WebP形式で配信しましょう。LP作成アプリを使う場合も、テンプレートに含まれる不要なセクションは削除して、ページを軽くすることが大切です。
よくある質問
Shopifyの標準機能だけで作る場合は追加費用はかかりません。LP作成アプリを使う場合、PageFlyは無料プランで1ページまで作成可能です。本格的に複数ページを運用するなら、月額$24〜$99の有料プランが必要になります。
はい。Shopifyの固定ページとして作成する場合、URLは「/pages/○○○」の形式で自由に設定できます。PageFlyなどのアプリでも同様にURLのカスタマイズが可能です。SEOを意識して、キーワードを含むシンプルなURLにしましょう。
はい。LP作成アプリの多くは、Shopifyの商品データと連携しており、LP内に「カートに追加」ボタンを直接配置できます。標準機能で作る場合も、テーマエディタから商品セクションを追加することで対応可能です。
Shopifyの管理画面からCVRを確認できるほか、Google Analytics 4(GA4)を設定しておけば、流入元別の成果を詳しく分析できます。PageFlyを使う場合は、アプリ内のアナリティクス機能でページごとのパフォーマンスを確認できます。
理想的にはそうですが、最初から全商品分を作る必要はありません。まずは売れ筋商品や広告を出す商品から1ページ作り、効果を検証しながら増やしていくのが現実的です。
まとめ:まずは1ページ作ることから始めよう
LPは「あったほうがいい」ではなく、広告を出すなら「ないと損」なページです。
まずはPageFlyの無料プランで1ページ作ってみてください。テンプレートを選んで、商品画像とコピーを入れ替えるだけなら、30分もあれば公開できます。そこからA/Bテストを回しながら改善していけば、同じ広告費でも成果が目に見えて変わっていくはずです。


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